コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

硫酸マグネシウム りゅうさんマグネシウム magnesium sulfate

7件 の用語解説(硫酸マグネシウムの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

硫酸マグネシウム
りゅうさんマグネシウム
magnesium sulfate

化学式 MgSO4 。無水塩のほかに,1,2,3,4,5,6,7および 12水和物がある。普通は7水和物で存在する。シャリ塩,エプソム塩ともいう。天然にはドイツのシュタスフルトの岩塩層中に1水和物が硫酸苦土石 (キーゼル石) として発見され,また KCl ・ MgSO4 ・ 3H2O (カイナイト) ,K2SO4 ・ 2MgSO4 (ラングバイン石) ,Na2SO4 ・ MgSO4 ・ 4H2O (ブレード石) などとして産する。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

りゅうさん‐マグネシウム〔リウサン‐〕【硫酸マグネシウム】

マグネシウム硫酸塩。無水和物は白色の粉末。ふつう七水和物をさし、白色結晶で、瀉利塩(しゃりえん)ともいい、古くから下剤として利用。水によく溶ける。海水中に含まれ、苦汁(にがり)の主成分媒染剤などに利用。化学式MgSO4 硫酸苦土(くど)。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

硫酸マグネシウム【りゅうさんマグネシウム】

化学式はMgSO4。比重2.66,融点1185℃。無色の結晶。水に溶け,水溶液からは1,6,7,12水和物などが得られる。7水和物が普通で,これは瀉利(しゃり)塩またはエプソム塩ともいい,比重1.68の無色の結晶。
→関連項目瀉利塩マグネシウム肥料

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

栄養・生化学辞典の解説

硫酸マグネシウム

 MgSO4・7H2O (mw246.48).

 微生物培養に栄養成分として利用するほか,苦り(にがり)として豆腐の製造に用いる.また,下剤にもなる.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

りゅうさんマグネシウム【硫酸マグネシウム magnesium sulfate】

化学式MgSO4。天然には,1水和物(キーゼル石)と7水和物(エプソマイト)が知られ,そのほか岩塩(とくにカリ塩鉱)中に種々の組成の複塩をつくって含まれる。また海水中に0.18%ほど含まれる。工業的には,海水からとれる〈にがり〉から,またカリ工業の副産物として製造されるが,純粋なものは酸化マグネシウムを硫酸に溶かした溶液を濃縮して得られる。結晶が析出する温度が1.8℃以下だと12分子,1.8~48.3℃だと7分子,48.3~68℃だと6分子,68℃以上では1分子の結晶水をもつ水和物が得られ,そのほか条件によっては2,4,5分子の結晶水をもつ不安定な結晶が生ずることもある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

りゅうさんマグネシウム【硫酸マグネシウム】

酸化マグネシウムを硫酸に溶かした溶液を濃縮して得られる白色結晶。化学式 MgSO4 海水から得るにがりの成分の一。水に溶けやすく、苦みがある。その七水和物は古くから瀉利しやり塩といわれ、下剤に用いられた。媒染剤、紙の充塡じゆうてん剤、耐火綿布製造などに用いる。硫苦。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

硫酸マグネシウム
りゅうさんまぐねしうむ
magnesium sulfate

マグネシウムの硫酸塩。無水和物のほか、一、二、四、五、六、七および12水和物がある。通常は七水和物をさし、シャリ塩、エプソム塩などの名がある。天然にはキーゼライトとして一水和物の形で産出する。工業的にはキーゼライトの熱水による再結晶、苦汁(にがり)、天然鹹水(かんすい)、カリ工業廃液などからの分別結晶で得られる。飽和水溶液からの晶出温度によって水和状態が異なってくる。1.8℃から48.1℃の間で七水和物が得られる。無色の四角柱状結晶。風解性。エタノール(エチルアルコール)に可溶。水和物を赤熱脱水すると無水和物(白色結晶状粉末)が得られる。紙の充填(じゅうてん)剤、媒染剤のほか医薬品としても用いられる。[鳥居泰男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

硫酸マグネシウムの関連キーワード塩化カルシウム酢酸鉛水和物炭酸ナトリウム硫酸ナトリウム硫酸ニッケル硫酸マンガン塩化コバルト硫酸亜鉛リン酸ナトリウム(燐酸ナトリウム)

今日のキーワード

災害派遣

天災地変その他の災害に際して,人命または財産の保護のために行なわれる自衛隊の派遣。災害出動ともいう。都道府県知事などの要請に基づいて,防衛大臣が派遣することを原則とするが,特に緊急を要する場合,要請を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

硫酸マグネシウムの関連情報