極悪(読み)ゴクアク

デジタル大辞泉 「極悪」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「極悪」の意味・読み・例文・類語

ごく‐あく【極悪】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) この上なく悪いこと。悪逆極まること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「下はごくあくのすざうも、みなてらさるらんとぞ、たふとくみゆる」(出典:富岡本栄花(1028‐92頃)御裳着)
    2. 「彼の極悪をつくるは即心のたけきより起る事なれば」(出典:発心集(1216頃か)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「極悪」の読み・字形・画数・意味

【極悪】きよくあく・ごくあく

この上ない悪。最悪。〔論衡本性〕夫(そ)れ中人の性はに在り。善にへば善を爲し、惡にへば惡を爲す。極善極惡に至りては、復(ま)たひに在るに非ず。

字通「極」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android