支離滅裂(読み)シリメツレツ

デジタル大辞泉 「支離滅裂」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「支離滅裂」の意味・読み・例文・類語

しり‐めつれつ【支離滅裂】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「支」は分かれるの意 ) ばらばらになってまとまりがつかないこと。筋道が立たないで、めちゃくちゃなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「支離滅裂(シリメツレツ)と嘲りたまはず」(出典当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉八)
    2. 「双方に気合がないから、もう画としては、支離滅裂である」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉一二)

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四字熟語を知る辞典 「支離滅裂」の解説

支離滅裂

ばらばらになってまとまりがつかないこと。話や文章の筋、または色・形・音などにまとまりがなく、わけがわからない様子

[活用] ―な。

[使用例] 煩悩の為めに支離滅裂になった亡者の顔[有島武郎*或る女|1919]

[使用例] 三崎の支離滅裂な態度が一番いけなかった[高橋和巳*白く塗りたる墓|1970]

[解説] 「支離」は離ればなれになること、「滅裂」は破れ裂けて形を失うこと。

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