蕪雑(読み)ブザツ

デジタル大辞泉 「蕪雑」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐ざつ【×蕪雑】

[名・形動]雑然としていること。また、そのさま。「蕪雑言辞を弄する」
[類語]しっちゃかめっちゃかはちゃめちゃ乱雑雑然乱脈紛然紛紛繚乱狼藉卍巴まんじともえ不統一ごっちゃごちゃまぜごちゃごちゃごしゃごしゃごじゃごじゃごたごためちゃくちゃまぜこぜ支離滅裂かなえの沸くが如し上を下へ蜂の巣をつついたよう押すな押すな押し合いへし合い混乱錯綜錯乱混沌錯雑交錯混線混同混交混迷ごた混ぜどさくさこんがらかる紛れる

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精選版 日本国語大辞典 「蕪雑」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐ざつ【蕪雑】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 物事が雑然としていて整っていないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「曾て、小生の詩に〈略〉『生硬蕪雑』との評を賜ひしは」(出典:東西南北(1896)〈与謝野鉄幹〉自序)
    2. 「余の蕪雑(ブザツ)なる文章も」(出典空知川岸辺(1902)〈国木田独歩〉三)
    3. [その他の文献]〔盧蔵用‐陳子昂別伝〕

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