自由自在(読み)ジユウジザイ

デジタル大辞泉 「自由自在」の意味・読み・例文・類語

じゆう‐じざい〔ジイウ‐〕【自由自在】

[形動][文][ナリ]思いのままにするさま。思いのままにできるさま。「自由自在スキーを操る」
[類語]自由存分ぞんぶん不羈ふき勝手気まま心任せわがまま好き自分勝手手前勝手身勝手得手勝手好き勝手気随気任せほしいまま奔放縦横縦横無尽意のまま思いのまま思い通り自在随意任意ランダム無作為恣意フリーフリーダムリバティー

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精選版 日本国語大辞典 「自由自在」の意味・読み・例文・類語

じゆう‐じざいジイウ‥【自由自在】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 心のままに万事を動かしうること。思いのままにすること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「安穏快楽を得るが如し自由自在の分あるべし」(出典:塩山仮名法語(1387頃)五)
    2. 「Iiyǔ(ジユウ) jizaini(ジザイニ) フルマウ」(出典日葡辞書(1603‐04))
    3. [その他の文献]〔通俗編‐性情・自由〕

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四字熟語を知る辞典 「自由自在」の解説

自由自在

何事にもとらわれることなく、思いのままにすること。

[活用] ―な・―に。

[使用例] 家庭のことも暮らし向きの事も一切心得ていて、僕は僕で自由自在に自分仕事に打ち込んでいきたいんだ[石川達三*幸福の限界|1948]

[使用例] 彼の耳には随意筋が発達していて、自由自在にそれを動かすこともできた[北杜夫幽霊|1960]

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