デジタル大辞泉 「自在」の意味・読み・例文・類語 じ‐ざい【自在】 [名・形動]1 意のままであること。自分の思うとおりにできること。また、そのさま。「道具を操る自在な手つき」「変幻自在」2 「自在鉤かぎ」の略。3 「自在天」の略。[派生]じざいさ[名][類語]自由・随意・任意・ランダム・無作為・恣意・存分ぞんぶん・不羈ふき・勝手・気まま・心任せ・わがまま・好き・自分勝手・手前勝手・身勝手・得手勝手・好き勝手・気随・気任せ・ほしいまま・奔放・自由自在・縦横・縦横無尽・意のまま・思いのまま・思い通り・フリー・フリーダム・リバティー 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「自在」の意味・読み・例文・類語 じ‐ざい【自在】 [ 1 ] 〘 名詞 〙① ( 形動 ) 思いのままであること。束縛や障害のないこと。また、そのさま。心のまま。仏菩薩にそなわる功徳であるところから、仏を自在人(じざいにん)という。[初出の実例]「諸(もろもろ)のともがらしたがひ敬(うやまひ)て心に自在をえたり」(出典:観智院本三宝絵(984)下)「兵(つはもの)手凍(こご)って弓を控(ひ)くに叶はず、馬は雪に泥(なづ)んで懸引も自在ならず」(出典:太平記(14C後)四)[その他の文献]〔列子‐周礼王〕② 「じざいかぎ(自在鉤)①」の略。[初出の実例]「自在といふかぎのなはに頭を入て」(出典:宗長手記(1522‐27)上)「きりぎりす自在をのぼる夜寒哉〈蕪村〉」(出典:俳諧・古今発句手鑑(江戸後))[ 2 ] 「じざいてん(自在天)」の略。〔法華経‐法師功徳品〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「自在」の読み・字形・画数・意味 【自在】じざい 思うままにする。〔列子、周穆王〕老子歸りて、尹先生の言を用ひ、深思すること三、に能く存自在にして、四時を(はんかう)し、~、雷をし、夏、冰をる。~身其のをはさず。字通「自」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自在」の意味・わかりやすい解説 自在じざい 仏教用語。心が煩悩の束縛から解放されて自由となり,何事でも思うがままになしうる能力をいう。仏,菩薩にはこの力がそなわっているとされる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by