(読み)コケ

デジタル大辞泉 「苔」の意味・読み・例文・類語

こ‐け【×苔/×蘚/×蘿】

《「」の意という》せんたいなどのコケ植物や、地衣類シダ類種子植物のごく小形のものなどの総称湿地岩石樹木などに生え、葉状または丈の低い草状をしている。
[類語]水蘚杉苔光蘚銭苔

たい【苔】[漢字項目]

人名用漢字] [音]タイ(漢) [訓]こけ
下等植物の名。コケ。「青苔蘚苔せんたい
コケ状のもの。「舌苔
難読海苔のり

たい【苔】

綱淵謙錠つなぶちけんじょう時代小説同作を表題作とする小説集は昭和48年(1973)刊行作品は、明治維新の頃に起きた士族反乱未遂事件、「思案橋事件」を主題とする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「苔」の意味・読み・例文・類語

たい【苔】

〘名〙
① こけ。
正字通「苔、水土潤気所生」
② 胃、腸が悪いときや熱が高いときなどに舌にはえるこけのようなもの。舌苔(ぜったい)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「苔」の解説

苔 (コケ)

植物。松茸椎茸・湿地など大型菌類の総称。キノコ別称

苔 (コケ)

植物。サルオガセ科の植物の総称。サルオガセの別称

苔 (コケ)

植物。蘇苔類,地依類などの総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android