蒲刈[町](読み)かまがり

百科事典マイペディアの解説

蒲刈[町]【かまがり】

広島県南部,安芸(あき)の旧町。芸予諸島中の上蒲刈島全島に当たり,海岸以外は丘陵地で階段状耕地が発達。中心集落は北岸の宮盛(みやざかり)。柑橘(かんきつ)類の栽培が盛ん。大規模な砂利砕石場がある。市の仁方(にがた),愛媛県の今治(いまばり)から定期船が寄港。2005年3月安芸郡音戸町,倉橋町,豊田郡安浦町,豊浜町,町と市へ編入。18.87km2。2697人(2003)。

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世界大百科事典 第2版の解説

かまがり【蒲刈[町]】

広島県中南部,安芸郡東端の町。人口3032(1995)。芸予諸島の上蒲刈島(19.08km2)全域を占め,西は三之瀬瀬戸を隔てて,下蒲刈島に臨む。中心集落は北岸の宮盛(みやざかり)で,呉市仁方,豊田郡川尻町,豊浜町に航路が通じ,呉への通勤者が多い。七国見山などの山地が海に迫り,平地が少なく,山の斜面を利用したミカン栽培が産業の中心である。イワシ,エビ,タイなどの沿岸漁業が盛んで,養殖も行われる。明治初期から島の特産として生石灰を産出していた。

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