デジタル大辞泉
「解す」の意味・読み・例文・類語
ほぐ・す【▽解す】
[動サ五(四)]
1 結んだり縫ったりしてあるもの、また、もつれたものを、といて別々にする。ほどく。「古いセーターを―・す」「糸のもつれを―・す」
2 こりかたまっているものをやわらかくする。「肩のこりを―・す」「緊張を―・す」
3 食べ物のかたまっているものを細かに分けたり、かきまぜたりする。「魚の身を―・す」
[可能]ほぐせる
[類語]解く・ほどく・解ける・ほどける・ほぐれる・ときほぐす・ふりほどく
ほつ・す【▽解す】
[動サ五(四)]《「ほづす」とも》とく。ほどく。ほぐす。
「磯風鬢を―・し吹く」〈露伴・日ぐらし物語〉
ほご・す【▽解す】
[動サ五(四)]「ほぐす」に同じ。「もつれた糸を―・す」
[可能]ほごせる
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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げ‐・す【解】
- ( 「げ」は「解」の呉音 )
- [ 1 ] 〘 自動詞 サ行変 〙 解脱(げだつ)する。さとる。〔日葡辞書(1603‐04)〕
- [ 2 ] 〘 他動詞 サ行変 〙
- ① 解状(げじょう)を上級機関や貴人に奉る。上申する。
- [初出の実例]「解式 式部省解申其事。其事云云。謹解」(出典:令義解(718)公式)
- ② 結ばれていたり固まっていたりするものを解く。
- (イ) 結ばれているものをほどく。
- [初出の実例]「足に刀山踏む時は、剣樹ともに解すとかや」(出典:謡曲・歌占(1432頃))
- (ロ) 固体をばらばらにする。解体する。
- (ハ) 約束、協定などをやめにする。解く。〔文明本節用集(室町中)〕
- (ニ) 束縛や毒などをとり除く。〔文明本節用集(室町中)〕
- ③ 職をやめさせる。解任する。
- [初出の実例]「勅勘を蒙り、神職を解(ゲセ)られて、貞久に補せらる」(出典:太平記(14C後)一五)
- ④ わからなかったことを明らかにする。特に、心、気持や物事のすじみちなどを理解する。解(かい)する。
- [初出の実例]「Dissoluo〈略〉フシンヲ guesuru(ゲスル)、トク」(出典:羅葡日辞書(1595))
- [ 3 ] 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 [ 二 ]に同じ。
- [初出の実例]「もとのたまごのくさらざるしろみをもってこれをげすに」(出典:浄瑠璃・根元曾我(1698頃)二)
ほぐ・す【解】
- 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
- ① 結んであるもの、縫ってあるもの、織ってあるもの、からまっているもの、難解であることなどをとき分ける。また、建物を解体する。ほどく。ほごす。
- [初出の実例]「さばかりのはかなき事をほぐすべきにもあらず」(出典:類従本清少納言集(1028頃か))
- ② かたまっているもの、こりかたまっている気持などをやわらげる。
- [初出の実例]「いやな気分も直ぐほぐされて了ふのだ」(出典:クローディアスの日記(1912)〈志賀直哉〉)
- ③ 食物を、食べやすいように分けたり、かきまぜたりする。
- [初出の実例]「おすずさんは、魚の身をほぐしてやったりした」(出典:手鎖心中(1972)〈井上ひさし〉鳥越)
かい‐・す【解】
- [ 1 ] 〘 他動詞 サ行変 〙 ⇒かいする(解)
- [ 2 ] 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 ( サ変から転じた語 ) =かいする(解)
- [初出の実例]「支那風でいふから解さねへのもむべなりむべなり」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三)
ほご・す【解】
- 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 =ほぐす(解)
- [初出の実例]「七つの家ほこし候へと申付候時」(出典:梅津政景日記‐慶長一七年(1612)一一月二二日)
- 「思ひ詰めた心を解(ホゴ)して」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉三)
ほつ・す【解】
- 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ほぐす。ほどく。とく。
- [初出の実例]「裙をほつせし柿帷子を」(出典:浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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