
(たく)。〔説文〕三上に「寄するなり」と寄託の意とする。
・宅は
中で神託を受ける意であるらしく、それで託は寄託・付託・仮託の意となる。のち託興のように用いるが、もとは神意を伺って神託を受ける意であろう。
立〕託 ハカリゴト・ワザウラ・ホコル・ツク・クルフ
・
thakは同声。宅deakは声義近く、卜辞に「
中に宅(を)る」ことを卜する例があり、それによって神託をえたものと思われる。
は「寄するなり」、託・
は「依るなり」と訓する字。いずれも神霊が依附して、お筆先のように託言することを示す字と考えられる。
▶・託援▶・託寄▶・託咎▶・託興▶・託寓▶・託孤▶・託故▶・託交▶・託子▶・託事▶・託疾▶・託宿▶・託処▶・託承▶・託心▶・託身▶・託生▶・託足▶・託大▶・託付▶・託諷▶・託病▶・託夢▶・託名▶・託喩▶・託頼▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...