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識名園 シキナエン

デジタル大辞泉の解説

しきな‐えん〔‐ヱン〕【識名園】

沖縄県那覇市にある、中国皇帝からの使節接遇のために造られた琉球王家の別邸跡。沖縄独自の様式の中に中国風の六角堂などを取り入れた回遊式庭園で、完成は尚温(しょうおん)王時代の1800年ごろといわれる。首里城の南にあることから南苑とも呼ばれた。平成12年(2000)国の特別名勝に指定され、同年「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして世界遺産(文化遺産)に登録された。→琉球

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百科事典マイペディアの解説

識名園【しきなえん】

沖縄県那覇市にある国の特別名勝の庭園。2000年世界遺産に登録。首里城の南に位置していたので,南苑ともいわれた。造園は琉球王尚穆(しょうぼく)時代の1783年に着手したと伝えられているが,定かではない。
→関連項目沖縄[県]

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

識名園
しきなえん

沖縄県那覇市にある琉球(りゅうきゅう)王尚(しょう)家の別邸跡。国指定特別名勝。造園は琉球王尚穆(しょうぼく)時代の1783年に着手したと伝えられる。完成は尚温(しょうおん)王時代の1799年。国指定天然記念物シマチスジノリの発生地の育徳泉がある。育徳泉に隣接して、心字形の池がつくられ、中国風の石橋が架けられていたが、第二次世界大戦の戦禍を受けた。その後1975年(昭和50)から1996年(平成8)にかけて復原整備を行った。2000年(平成12)琉球地方の独特な文化遺産を対象に「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」が世界遺産の文化遺産に登録されており、登録遺産群9か所のうちの一つに含まれている。近くに識名霊園があり、周辺一帯は墓地になっている。[堂前亮平]

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