デジタル大辞泉
「貪」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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とん【貪】
- 〘 名詞 〙 ( 「どん」とも。「とん」は呉音、「どん」は慣用音 )
- ① 仏語。六根本煩悩の一つ。また三毒、十悪などの一つ。貪愛、貪欲ともいい、五欲の対象に執着する迷い。
- [初出の実例]「第五〈略〉見為レ因貪為レ縁」(出典:秘蔵宝鑰(830頃)中)
- ② ( 形動 ) むさぼること。物をほしがること。また、そのさま。
- [初出の実例]「一たむのとむにふけってせっしゃうをするぞはかなき」(出典:幸若・しつか(室町末‐近世初))
むさぼり【貪】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「むさぼる(貪)」の連用形の名詞化 ) 欲深く物をほしがること。欲ばること。
- [初出の実例]「鄰の財を数へむ従(より)は、曾(むかし)の貪(ムサボリ)に替へてむに如かじ」(出典:東大寺諷誦文平安初期点(830頃))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「貪」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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