軽井沢[町](読み)かるいざわ

百科事典マイペディア 「軽井沢[町]」の意味・わかりやすい解説

軽井沢[町]【かるいざわ】

長野県東部,北佐久郡の町。近世中山道追分沓掛(くつかけ),軽井沢の3宿が発達した。1997年長野新幹線が通じた後,信越本線軽井沢〜横川間は廃止,軽井沢〜篠ノ井間は第三セクターのしなの鉄道が通じる。浅間山南麓の標高1000mの高原で,1886年英国宣教師が避暑地として着目,以後旧軽井沢を中心に避暑・別荘地として発展。夏の人口は常住人口の数倍に及ぶ。ホテル,ゴルフ場,スケート場などの設備も整い,小瀬(こせ),星野塩壺など温泉も点在。浅間山麓は上信越高原国立公園に属する。156.03km2。1万9018人(2010)。

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