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那智滝 なちのたき

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

那智滝
なちのたき

和歌山県南東部,那智勝浦町にある滝。大雲取越の舟見峠 (884m) に源を発する那智川にかかる那智十二滝のなかの一の滝で,高さ 133m,幅 12m。 1972年名勝指定。修験道の滝修行場で,那智権現の神滝とされ,飛瀧 (ひろう) 神社の神体となっている。

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百科事典マイペディアの解説

那智滝【なちのたき】

和歌山県那智勝浦町,那智山中にある滝。那智四十八滝の一ノ滝(大滝)で,スギ,ヒノキの原始林におおわれた石英粗面岩の断崖にかかる。高さ133m,幅は落口で12〜13m。
→関連項目那智山

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世界大百科事典 第2版の解説

なちのたき【那智滝】

和歌山県南東部,東牟婁(ひがしむろ)郡那智勝浦町の那智山中にある滝。原生林が繁茂する山中には四つの渓流と多くの支流が流入して各所に滝があり,総称して〈那智四十八滝〉という。一般に那智滝といえばこのうち一ノ滝のことで,〈那智大滝〉〈お滝〉と呼ばれ,熊野那智大社の別宮飛滝(ひろう)神社の神体とされる。石英粗面岩の断崖を落下する落差は133m,幅は13m,滝壺の深さは10mで国指定名勝。3本になって落下することから〈三筋の滝〉とも呼ばれ,滝のしぶきにふれると延命長寿の効験があると信じられてきた。

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大辞林 第三版の解説

なちのたき【那智滝】

和歌山県那智勝浦町、那智川上流にある滝。四十八滝と称される多くの滝があり、そのうちの一滝は、落差約133メートルで、飛滝神社の神体。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔和歌山県〕那智滝(なちのたき)


和歌山県南東部、那智山原生林の中にかかる滝。四十八滝といわれる滝群のうち、落差133mの一ノ滝(大(おお)滝)をさす。華厳(けごんの)滝・袋田(ふくろだ)の滝とともに日本三名瀑(めいばく)の一つ。国の名勝。「日本の滝百選」に選定。滝自体が熊野(くまの)那智大社の別宮・飛瀧(ひろう)神社の神体で、信仰の対象。落ち口の上に注連縄(しめなわ)が張られ、滝前に拝殿がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

那智滝
なちのたき

和歌山県南東部、東牟婁(ひがしむろ)郡那智勝浦(かつうら)町の那智山にある滝。国指定名勝。那智山を流下する那智川が熊野(くまの)酸性岩の黒雲母花崗(うんもかこう)岩と第三紀中新統の宮井層との接合点につくる滝で、高さ133メートル、幅13メートル。那智山中の「四十八滝」の一の滝とされる日本有数の名瀑(めいばく)。那智権現(ごんげん)の神滝とされ、滝下に飛滝(ひろう)神社がある。また古くから滝修行が行われる。[小池洋一]

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世界大百科事典内の那智滝の言及

【熊野大社】より

…和歌山県熊野地方にある本宮,新宮,那智の3ヵ所の神社の総称。本宮(熊野坐(くまのにます)神社)は現在熊野本宮大社と称し,東牟婁(ひがしむろ)郡本宮町に,新宮(熊野早玉神社)は現在熊野速玉大社と称し,新宮市に,那智は現在熊野那智大社と称し,東牟婁郡那智勝浦町に鎮座する。 熊野は古くから霊魂観と縁の深い土地で,早くから山岳修行者の活躍が見られた。天平時代の永興禅師(《日本霊異記》)と平安中期の応照律師(《法華験記》)とがとくに有名で,山間の修行場が随所に形成された。…

【那智山】より

…大雲取山(966m)を最高に,光ヶ峰(686m),妙法山(750m),烏帽子(えぼし)山(909m)などを含む那智川上流一帯の山塊で,表面はかなり浸食が進んで壮年期的な山地となり,年間降水量は3500mmを超える多雨地帯である。これが那智滝の豊富な水源をなし,樹種300余種におよぶという,暖地性広葉樹を主とするうっそうたる原始林に覆われる。またこの那智原始林(天)はシダ植物の多いことでも知られる。…

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