金剛右京(2)(読み)こんごう うきょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金剛右京(2)」の解説

金剛右京(2) こんごう-うきょう

1872-1936 明治-昭和時代前期の能楽師シテ方。
明治5年10月21日生まれ。金剛流宗家22代金剛泰一郎の長男。父の死により16歳で23代をつぐ。金剛謹之輔らにまなび,流儀特色である奇抜な型や早業にすぐれた。昭和11年3月27日死去。65歳。遺言で金剛家は一時絶家となったが,昭和12年謹之輔の子巌(いわお)が新宗家を創始した。東京出身。幼名は鈴之助。本名は氏慧(うじやす)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android