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雄冬岬 おふゆみさき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

雄冬岬
おふゆみさき

北海道西部,増毛山地西端にある岬。石狩市に属する。 100~200mの海食崖が形成されて,その上に灯台がある。沿海神威岬茂津多岬とともに日本海岸を結ぶ交通の難所といわれてきたが,1981年札幌と留萌を結ぶ国道 231号線の開削工事が着工以来約 20年を経て完成した。暑寒別天売焼尻国定公園に属する景勝地。

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デジタル大辞泉の解説

おふゆ‐みさき〔をふゆ‐〕【雄冬岬】

北海道石狩市にある岬。日本海に突き出した断崖の中にあり、展望台や公園も整備されている。

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世界大百科事典 第2版の解説

おふゆみさき【雄冬岬】

北海道西岸にあり,石狩湾の北縁をつくる岬。増毛山地の最高峰暑寒別岳(1491m)の西方に位置し,高さ90m前後の海食崖が続き,付近の標高235mの丘上に雄冬灯台がある。北約2kmに雄冬漁港があり,この漁業集落は留萌支庁管内増毛町と石狩支庁管内浜益村にまたがる。国道231号線が1981年に開通するまで陸路は海岸部を通じていなかったため,付近は神威(かむい)岬,茂津多岬とともに西蝦夷三険岬の一つに数えられていた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

雄冬岬
おふゆみさき

北海道中西部、日本海に臨む岬。石狩(いしかり)、留萌(るもい)両振興局管内の境界に近く、増毛(ましけ)火山群の雄冬山が海に迫る断崖(だんがい)の岬で、岬上に灯台がある。付近は100~200メートルの海食崖が続き、江戸時代から西蝦夷(えぞ)三難所(三険岬)の一つとされていた。1855年(安政2)山肌を縫って開かれた雄冬山道が、最近までこの地方唯一の連絡路であったが、冬は陸の孤島となった。国道231号は難工事のすえ、1981年(昭和56)11月に全通し、札幌―留萌間の近道が開かれたが、集中豪雨による崖崩れで同年12月に途絶。1983年12月、復旧した。[奈良部理]

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