日本歴史地名大系 「雲雀ヶ原」の解説
雲雀ヶ原
ひばりがはら
- 福島県:原町市
- 雲雀ヶ原
原町市街の南西に広がる平地。藩政期の五月の中の申の日には相馬藩の野馬追の神事が行われたことから
原には南北に縦断する浜街道のほか小道が無数に通っているため、この通路に木戸を設け、冬季には木戸口で野馬に藁やその他の飼料を与え、野馬の保護を行った。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
原町市街の南西に広がる平地。藩政期の五月の中の申の日には相馬藩の野馬追の神事が行われたことから
原には南北に縦断する浜街道のほか小道が無数に通っているため、この通路に木戸を設け、冬季には木戸口で野馬に藁やその他の飼料を与え、野馬の保護を行った。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
福島県浜通り北部の南相馬市(みなみそうまし)原町区(はらまちく)にある平原。太田(おおた)川北岸の扇状地で、古来野馬追(のまお)いが行われたことから野馬追原ともよばれる。江戸時代、雲雀ヶ原から西の阿武隈(あぶくま)高地の国見山などにかけては妙見社(みょうけんしゃ)の神馬の牧があった。相馬藩では5月中(なか)の申(さる)の日に野馬追いを行って練武の役にもたてた。原の東の本陣山(ほんじんやま)は藩主の観戦の場所であった。また、本陣山近くには南相馬市立博物館がある。毎年7月末の土曜・日曜に「相馬野馬追」(国指定重要無形民俗文化財)の甲冑(かっちゅう)競馬、神旗争奪が行われる。
[安田初雄]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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