霊異(読み)レイイ

デジタル大辞泉 「霊異」の意味・読み・例文・類語

れい‐い【霊異】

[名・形動]人知でははかりしれない不思議なこと。また、そのさま。霊妙。りょうい。「霊異出来事
[類語]不思議不可思議不可解不審奇妙面妖めんようみょうへんなぞかい奇異奇怪幻怪怪奇怪異神秘霊妙玄妙あやかしミステリーミステリアス奇天烈摩訶不思議けったいおかしい

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精選版 日本国語大辞典 「霊異」の意味・読み・例文・類語

れい‐い【霊異】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 人知ではかり知ることのできないほど不思議なこと。すぐれて不思議なこと。また、そのさま。霊妙。
    1. [初出の実例]「若自述烋徴。仮託霊異、妄称兵馬」(出典:律(718)賊盗)
    2. 「此霊異な音を三度ききました」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一一)
    3. [その他の文献]〔晉書‐干宝伝〕

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普及版 字通 「霊異」の読み・字形・画数・意味

【霊異】れいい

霊妙怪異。〔晋書、干宝伝〕寶の兄、嘗(かつ)てみて氣し、積日冷えず、後に悟(さ)む。云ふ、天地、鬼の事を見たり。の覺むるが如く、自ら死せるを知らずと。寶、此れを以て古今靈異、人物變集し、名づけて記と爲す。

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