面妖(読み)メンヨ

デジタル大辞泉の解説

めん‐よ【面妖】

[名・形動]《近世語》「めんよう(面妖)」の音変化。
「当代女郎のこころ、男の色にもまよはず―な事の」〈浮・御前義経記・一〉

めん‐よう〔‐エウ〕【面妖】

《「めいよ(名誉)」の変化した「めいよう」がさらに変化したもの。「面妖」は当て字
[名・形動]不思議なこと。あやしいこと。また、そのさま。「面妖なこともあるものだ」
[副]どういうわけか。
「―義太夫を好む者は、気が理屈臭くなりて」〈地獄楽日記・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

めんよう【面妖】

〔「めいよう(名誉)」の転。「面妖」は当て字〕
( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
不思議なこと。奇妙なこと。また、そのさま。めんよ。 「はて-な/高野聖 鏡花
( 副 )
不思議に。奇妙に。 「琵琶といふ物は-女の好くものだ/洒落本・甲駅新話」
[派生] -さ ( 名 )

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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