虚説(読み)キョセツ

デジタル大辞泉 「虚説」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「虚説」の意味・読み・例文・類語

きょ‐せつ【虚説】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「きょぜつ」とも ) ありもしないことを、さも事実のように言いふらすこと。また、そのさま。事実無根のうわさ。そらごと。浮説。また、つくりごと。
    1. [初出の実例]「昨日為義を舟にて東近江へ付けたりとて、してけれ共、跡かたなき虚説也けり」(出典:保元物語(1220頃か)中)
    2. [その他の文献]〔漢書‐韋玄成伝〕

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