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4件 の用語解説(駄の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

だ【駄】

[名]荷役に使う馬。駄馬。
「―一疋を給はせよ」〈大鏡・道長下〉
[接頭]名詞に付いて、値うちのないもの、つまらないもの、粗悪なものなどの意を表す。「菓子」「じゃれ」
[接尾]助数詞。馬1頭に負わせる荷物の量を1駄として、その数量を数えるのに用いる。江戸時代には36貫(約135キロ)を定量とした。
「旦那はお駕(かご)かおむまか。お荷物はいく―ほどござります」〈滑・膝栗毛・三〉

だ【駄】[漢字項目]

常用漢字] [音](呉) タ(漢) [訓]においうま
〈ダ〉
馬に荷を積む。また、その積み荷。「駄賃荷駄
荷負い馬。「駄馬
価値の低いもの。「駄犬駄作駄文駄弁駄本無駄
〈タ〉はきもの。「下駄雪駄(せった)

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

だ【駄】

( 名 )
荷物を運ぶ馬。 「 -一疋を賜はせよ。はひ乗りて参り侍らむ/大鏡 昔物語
馬または牛一頭に背負わせるだけの分量。助数詞的に用いる。 「此の菓子を一-奉らん/今昔 5
( 接頭 )
名詞に付いて、つまらない・粗末な・でたらめの、などの意を表す。 「 -菓子」 「 -じゃれ」 「 -ぼら」

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


馬に荷を背負わせて運ぶこと、また荷を背負った馬や、その荷をいう。転じて運送用の荷馬をいい、ときに牝馬(ひんば)をさすが、これは牝馬が荷を運ぶ用にあてられることが多かったことによるものと考えられる。馬一頭に背負わせられる荷物の重量をいう場合、江戸時代の定めでは、荷物運び専門の本馬が一駄36貫(約135キログラム)、人1人を乗せる軽尻(からじり)が一駄16貫(約60キログラム)であるが、この軽尻の重量に換算して、酒3斗5升(約63リットル)入りの樽(たる)二つを一駄といい、一つを片馬(かたうま)といった。
 荷馬(駄馬)は乗馬に適さない下等な馬とされたため、駄菓子、駄物、駄洒落(だじゃれ)などとこの駄の字を名詞に冠して、値うちのないもの、つまらないものの意を表す。[宇田敏彦]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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