交通事故の外傷や脳卒中などで脳が損傷し、記憶力や注意力に障害が出る状態。感情のコントロールも難しくなる。会話や読み書きの言語機能が低下して周囲とのコミュニケーションに支障が出る「失語症」もその一種。認知症は含まれない。さまざまな症状があり、適切なリハビリで改善が見込める。
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
脳血管障害や頭部外傷などによる脳損傷に起因する神経・知的機能障害。特徴的なものに、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などがあり、自分自身の障害自体を認識できないことも多い。そのほか失語、失行、失認なども含まれる。記憶障害は、体験したことが思い出せない、あるいはいま体験していることが記憶に残らない状態をさす。注意障害は、周囲に対して注意が散漫で集中できない、あるいは注意の持続・維持が困難な状態である。遂行機能障害は、論理的思考に基づいて計画し優先順位を決め意思決定し効率よく行動する、あるいは抽象的に思考することができなくなる状態をさす。社会的行動障害は、感情や欲求をコントロールできなくなり、わがままあるいは依存的な態度を示すようになる状態である。
高次脳機能障害の患者は日常生活や社会生活への適応が困難になっているにもかかわらず、外見からは異常がわかりにくいため、周囲や家族が誤った対応をしてしまいがちで、患者自身も周囲もストレスを募らせることが多い。加えて高次脳機能障害に対応できる施設は数少ないため、受け入れ先を探すことが困難なケースもある。
[編集部]
出典 自動車保険・医療保険のソニー損保損害保険用語集について 情報
《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...