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高等学校[旧制] こうとうがっこう[きゅうせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

高等学校[旧制]
こうとうがっこう[きゅうせい]

旧学制の高等学校。帝国大学および官立大学にほとんど独占的に進学できる学校で,選ばれた少数者の特権的な学校,すなわちエリートの学校であった。ドイツのギムナジウム,フランスのリセなどヨーロッパの伝統的な中等学校に類似している。 1894年の高等学校令によって成立。その前身は高等中学校で,当時全国に第一 (東京) ,第二 (仙台) ,第三 (京都) ,第四 (金沢) ,第五 (熊本) の5校であった。その後,第六 (岡山) ,第七 (鹿児島) ,第八 (名古屋) 高等学校が設置された。 1918年の学制改革により,公立私立の七年制高等学校 (尋常科4年,高等科3年) が設けられ,国立も増設された。以後の増設校は新潟高等学校,松本高等学校などと所在地の地名を冠して名称とした。 40年に 32校 (国立 25,公立3,私立4) で,その後もあまり変化していない。第2次世界大戦後は学制改革により多くは新制大学の一部となった。単独で新制大学となったものもある。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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