為さる(読み)ナサル

デジタル大辞泉 「為さる」の意味・読み・例文・類語

なさ・る【為さる】

[動ラ五(四)]
する」「なす」の尊敬語。あそばす。「研究を―・る」
補助動詞)他の動詞の連用形や動作性の漢語名詞に付いて敬意を添える。「お…なさる」「…なさる」の形でも用いる。…あそばす。「連絡―・ったほうが、いいでしょう」「お見舞い―・る」「御旅行―・る」
[補説]丁寧の助動詞「ます」が付くときは、「なさります」よりも「なさいます」の形をとるのが普通。また、命令形には二つの形があるが、「なさい」が普通で、「なされ」は古風な言い方。
[動ラ下二]なされる」の文語形
[類語]行う為る遣る営む(尊敬)される遊ばす謙譲致すつかまつ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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