( 1 )「まと」は「またし(全)」と同根で、円環が完成した状態を意味する。類義の語根に「まろ」があって、「まろに」「まろかす」「まろかる」などの語類を形づくっている。
( 2 )「まと」が円状をいうのに対して「まろ」は球状を意味したが、語形と意味の類似から、やがて両者は通じて用いられるようになる。
( 3 )室町期のキリシタン資料で普通に見られるのは、清音「まとか」で、この頃までは清音と濁音が共におこなわれていたことがうかがわれる。江戸時代以後濁音が一般化した。
1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...