手を尽くす(読み)テヲツクス

デジタル大辞泉 「手を尽くす」の意味・読み・例文・類語

く・す

物事実現解決のために、あらゆる手段を試みる。「資金繰り八方―・す」
[類語]専心打ち込む専念没頭没入傾注没我熱中夢中熱心鋭意無我夢中背水の陣緊褌きんこん一番凝る耽る浸る骨折る骨を折る根を詰める目の色を変える心血を注ぐ身を投ずる身を挺する体を張る明け暮れる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手を尽くす」の意味・読み・例文・類語

て【手】 を 尽(つ)くす

あらゆる手段・方法をしつくす。できるかぎりのわざをつくす。大いに苦心をする。
※宇津保(970‐999頃)蔵開上「所々より、ひわりごてをつくして奉り給ふ」
人情本春色梅児誉美(1832‐33)四「其義もいろいろ手(テ)を尽(ツク)し品を代て、詮穿いたしためしましたが」

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