デジタル大辞泉
「総合」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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そう‐ごう‥ガフ【総合・綜合・湊合・惣合】
- 〘 名詞 〙
- ① 個々別々のものを一つに合わせまとめること。総括。
- [初出の実例]「景象湊合、気骨兼完」(出典:日本詩史(1771)一)
- 「自己の趣興ありて其趣興を湊合(ソウガウ)し結搆して一首一篇となす」(出典:授業編(1783)七)
- 「邦国の昌盛は、人民各自勉強の力と正直の行との総合(〈注〉マトマル)せるものなり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一)
- 「周密なる観察から得た材料を綜合して見ると」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉五)
- [その他の文献]〔詩経大序疏〕
- ② ( [ドイツ語] Synthese の訳語 ) 認識論で、直観に与えられた多様な内容や、分析的思考によってとらえられた個々の諸性質を、統一的にまとめること。弁証法で、相反する規定あるいは概念、すなわち定立と反定立とを、より高い概念に止揚すること。合(ごう)。〔哲学字彙(1881)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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総合
そうごう
synthesis
哲学用語としては,人間の意識の最も重要な働きの一つであり,多くの認識内容を一つの全体的な認識へ統合することをいう。「分析」の対語であるが,しかし両者は相互補完の関係にある。プラトンの『ファイドロス』では,分割と総合という二つの言論の方法が語られ,それらを用いながら事象の本質としてのイデアに到達する言論の技術がディアレクティケー (問答の方法) といわれた。近世哲学史上,この言葉が哲学的に重要な概念として意味をもったのはカントが最初で,次にヘーゲルにおいてである。カントでは,判断の観点から,「先天的総合判断はいかにして可能であるか」が問われた。ヘーゲルでは,弁証法の観点から,相互に矛盾する定立と反定立とを止揚することが総合であるとされた。 (→総合判断 )
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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普及版 字通
「総合」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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