馘首(読み)カクシュ

デジタル大辞泉 「馘首」の意味・読み・例文・類語

かく‐しゅ〔クワク‐〕【×馘首】

[名](スル)《首を切る意から》雇い主使用人を辞めさせること。解雇免職
「会社では、その男を―しようとして」〈葉山海に生くる人々
[類語]免職解任解職罷免解雇首切りくびお払い箱失業失職無職無業離職食い上げ食いはぐれるあぶれる破門お役御免リストラ免ずる解く暇を出す暇を遣る首になる首を切る首が飛ぶ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「馘首」の意味・読み・例文・類語

かく‐しゅクヮク‥【馘首】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 首を切ること。〔陳琳‐神武賦〕
  3. 役職や勤めをやめさせること。免職または解雇すること。くびにすること。くびきり。〔現代用語辞典(1925)〕
    1. [初出の実例]「トーキーになったため、説明者、伴奏音楽師なぞの馘首(クヮクシュ)問題」(出典日本三文オペラ(1932)〈武田麟太郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「馘首」の読み・字形・画数・意味

【馘首】かくしゆ

首きる。

字通「馘」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む