魅惑（読み）ミワク

デジタル大辞泉

み‐わく【魅惑】

［名］(スル)人の心をひきつけ、理性を失わせること。「聞く人を魅惑する甘美な旋律」「魅惑的な笑顔」
[類語]誘惑・誘い・勧め・勧誘・慫慂しょうよう・魅了・魅する・蠱惑こわく・吸い寄せる・引き付ける・心を捉える・魅力的・蠱惑こわく的・素敵・印象的・印象深い・感慨深い・チャーミング・興味津津・興味深い・面白い・エキサイティング・心に染みる・心に残る・心を打つ・心を動かす・胸を打つ・胸に迫る・味わい深い

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

み‐わく【魅惑】

1. 〘 名詞 〙 魅力で人の心をひきつけまどわすこと。また、まどわせるもの。
   1. [初出の実例]「汝前生の作業奸詐を事とし、もっぱら良家の子弟をして魅惑(ミワク)（〈注〉タブラカス）せしめ」(出典：読本・忠臣水滸伝（1799‐1801）前)

魅惑の語誌

→「みりょく（魅力）」の語誌

出典　精選版 日本国語大辞典

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

魅惑
みわく
Charmes

フランスの詩人，批評家ポール・バレリーの詩集。 1922年刊。「海辺の墓地」 Le Cimetière marin以下，調和ある美，哲学的瞑想を歌った 21の詩篇を収める。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

普及版 字通

【魅惑】みわく

惑わす。

字通「魅」の項目を見る。

出典　平凡社「普及版 字通」