黄色(読み)キイロ

デジタル大辞泉 「黄色」の意味・読み・例文・類語

き‐いろ【黄色】

[名・形動]
1 三原色の一つで、黄の色。また、そのさま。「黄色な帽子」
2 大判・小判などの色。山吹色。
[類語]イエロー・クリーム色・山吹色・黄土色・黄色い・浅黄・黄み・飴あめ色・卵色・黄金こがね色・金色・黄色おうしょく

おう‐しょく〔ワウ‐〕【黄色】

きいろ。こうしょく。

こう‐しょく〔クワウ‐〕【黄色】

きいろ。おうしょく。

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精選版 日本国語大辞典 「黄色」の意味・読み・例文・類語

き‐いろ【黄色】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. ① 黄の色。また、そのさま。黄。
    1. [初出の実例]「けふのかづけ物は、きいろのこうちぎかさねたる女のよそひとて」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上上)
  3. ② 特に黄金や大判、小判などの色。また、そのさま。山吹色。
    1. [初出の実例]「其中には黄色にして飯櫃(いひひつ)なりなる物したたか入て置れしを」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)六)

おう‐しょくワウ‥【黄色】

  1. 〘 名詞 〙 きいろ。黄の色。こうしょく。おうしき。「黄色人種」
    1. [初出の実例]「例ば曹達塩類は黄色(ワウショク)(〈注〉キイロ)」(出典:造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉一〇)
    2. [その他の文献]〔管子‐幼官〕

こう‐しょくクヮウ‥【黄色】

  1. 〘 名詞 〙 きいろ。おうしょく。
    1. [初出の実例]「一叢百朶秋に入て発く 黄色は花の中に比方無し〈橘在列〉」(出典:新撰朗詠集(12C前)上)

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色名がわかる辞典 「黄色」の解説

きいろ【黄色】

色名の一つ。JISの色彩規格では「あざやかな黄」としている。一般に、現代ではレモンの皮、ヒマワリの花、卵の黄身のような色をさす。また黄系統の色の総称でもある。人類最古の黄色い顔料は黄土とされ、日本ではイネ科カリヤスなどが黄色の染料として古くから用いられた。黒、白、赤に次ぐ古い色名の概念の一つだが「き」の語源ははっきりしていない。日本の伝統色名では刈安かりやす色、黄檗きはだ色などが代表的。中国から伝えられた五行説では「木火土金水」の「土」に相当し、中央の最も重要な位置にある。相撲でいうと、東の青房、南の赤房、西の白房、北の黒房の中央にある土俵のこと。中国では皇帝の色で最高の権威を象徴する。日本では国が表彰する黄綬褒章おうじゅほうしょうの綬(リボン)は黄色。また、印刷で用いる色の三原色はマゼンタ、イエロー、シアンだが、イエローは「黄」と訳される。

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世界大百科事典(旧版)内の黄色の言及

【黄】より

…しかし肌色の象徴性はとくに宗教像において顕著であり,それがエジプト,インドで非常に発達した。とくにインドではヒンドゥー教と仏教とにおいて尊像の身色が複雑をきわめ,黄色と決められているものだけでも枚挙にいとまがない。身色がどのようにして決定されるかは必ずしも明瞭でないが,太陽との関係がとくに重要な意味をもっている。…

【黄】より

…しかし肌色の象徴性はとくに宗教像において顕著であり,それがエジプト,インドで非常に発達した。とくにインドではヒンドゥー教と仏教とにおいて尊像の身色が複雑をきわめ,黄色と決められているものだけでも枚挙にいとまがない。身色がどのようにして決定されるかは必ずしも明瞭でないが,太陽との関係がとくに重要な意味をもっている。…

【黄】より

…しかし肌色の象徴性はとくに宗教像において顕著であり,それがエジプト,インドで非常に発達した。とくにインドではヒンドゥー教と仏教とにおいて尊像の身色が複雑をきわめ,黄色と決められているものだけでも枚挙にいとまがない。身色がどのようにして決定されるかは必ずしも明瞭でないが,太陽との関係がとくに重要な意味をもっている。…

※「黄色」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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