だい‐ほうてい〔‐ハフテイ〕【大法廷】
- デジタル大辞泉
- 最高裁判所で裁判官全員による審判機関としての合議体。事件が憲法問題・判例変更などの重要問題にかかわる場合に構成される。→小法廷
だい‐ぼんげ【大凡下】
- デジタル大辞泉
- 身分の低い者。「みずから―の一人として」〈芥川・或旧友へ送る手記〉
たい‐りん【大倫】
- デジタル大辞泉
- 人として踏むべき人倫の大道。
大坂城【おおさかじょう】
- 百科事典マイペディア
- 豊臣秀吉が築いた城。大阪市中央区にあった。金(錦)城(きんじょう)とも。1583年秀吉は石山本願寺(大坂御坊)跡に諸大名に命じ数万の人夫を徴発,…
大袖【おおそで】
- 百科事典マイペディア
- 奈良時代の礼服(らいふく)の衣。衿(えり)は垂領(たりくび)で,袖は袖付より袖口のほうが広く,袖口は縫い合わせない。この袖の形は平安時代の袿(うち…
大道具【おおどうぐ】
- 百科事典マイペディア
- 舞台装置のうち場面の情景を表したり,演技を助けるための,俳優が動かすことのできない大きな飾物をいう。建物や樹木,岩石,背景など。なお回り舞…
だい‐きぎょう〔‐キゲフ〕【大企業】
- デジタル大辞泉
- 多額の資本金を有し、多数の従業員を雇用する大規模な企業。[補説]明確な基準はなく、例えば、日銀短観では資本金10億円以上、厚生労働省の賃金構造…
だいもくろく【大目録】
- デジタル大辞泉
- 《原題、〈ギリシャ〉Pinakes》紀元前4世紀ごろのギリシャの詩人・学者、カリマコスが編纂したアレクサンドリア文庫のギリシャ語文献の目録。全120巻…
しず‐だい〔しづ‐〕【静大】
- デジタル大辞泉
- 「静岡大学」の略称。
しゅう‐だい〔シウ‐〕【秋大】
- デジタル大辞泉
- 秋田大学の俗称。
だいこう‐だい【大工大】
- デジタル大辞泉
- 大阪工業大学の俗称。
りゅう‐だい【竜大】
- デジタル大辞泉
- 「竜谷大学」の略称。
だい‐かさい〔‐クワサイ〕【大火災】
- デジタル大辞泉
- 大きな火災。広範囲にわたる火事。大火たいか。大火事。[類語]火事・火災・火難・出火・失火・炎上・小火ぼや・自火・近火・急火・怪火・不審火び・…
しゅ‐だい【腫大】
- デジタル大辞泉
- ⇒腫脹
おお‐そうどう〔おほサウドウ〕【大騒動】
- デジタル大辞泉
- 多くの人がひどく騒ぎたてること。また、たいへんな事件やもめごと。
かく‐だい【角大】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 熊野炭の一つ。最も堅い炭という。転じて、俵入りの炭。[初出の実例]「角大をのけのけけんしはいる也」(出典:雑俳・柳多留‐一四(1779))
しち‐だい【七大】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。一切に遍満する七種の要素、すなわち、地大・水大・火大・風大・空大・見大・識大の総称で「首楞厳経(しゅりょうごんぎょう)」に説…
そ‐だい【措大】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( よく大事を措置するに足るの意 ) 才学にすぐれた書生。秀才。[初出の実例]「広学措大は要にあらず」(出典:正法眼蔵(1231‐53)仏経)[…
たい‐い【大医】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ひじょうにすぐれた医師。名医。[初出の実例]「末代の一切衆生はいかなる大医、いかなる良薬を以てか可レ治」(出典:日蓮遺文‐妙法曼陀…
たい‐いん【大隠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 悟りきって、俗世間を超脱した世捨人。大悟した隠者。⇔小隠。[初出の実例]「遨遊已得攀龍鳳、大隠何用覓仙場」(出典:懐風藻(751)秋日…
だい‐が【大牙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天子または将軍の居所に立てる旗。牙旗。[初出の実例]「鞭声粛粛夜過レ河、暁見千兵擁二大牙一」(出典:山陽詩鈔(1833)一・題不識菴撃…
たい‐がい【大害】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「だいがい」とも ) 大きなわざわい。また、大きなさまたげ。[初出の実例]「少過を糺さずして大害に及ばむとは、私に勢ひを施して将に…
だい‐がいねん【大概念】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三段論法で、媒概念と結合して大前提を作るとともに結論の賓辞ともなる概念。大名辞。〔哲学階梯(1887)〕
だい‐かさい(‥クヮサイ)【大火災】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 広い範囲にわたる火事。大きな火災。大火事。[初出の実例]「五月廿二日松前城下大火災、凡三千軒許延焼」(出典:小津桂窓宛馬琴書簡‐天…
だい‐かぞく【大家族】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 人数の多い家族。成員の多い家族。[初出の実例]「吾家は母なる寡婦より当歳の孫女まで、凡て十三人の大家族にして」(出典:帰省(1890)…
だい‐がっく(‥ガクク)【大学区】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 明治五年(一八七二)の学制による教育行政上の学区のうち、その各区に大学が一校ずつ置かれるように定められて全国を八つに分けた区域…
たい‐かん【大汗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「汗」は君主の意 ) 五世紀以来、遊牧民族の皇帝に対する称号。各種の汗を統轄し君臨する大王の意。一二〇六年、ジンギスカンがこの位…
たい‐きゃく【大客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 高貴な身分の客。また、大切な客。[初出の実例]「ひまのない旅籠屋奉公、ことにけふは清原様とやら麦藁様とやら、お公家様の大客」(出典…
だい‐きょう(‥キャウ)【大経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。その宗派で依用する大部の経典をいう。天台宗では大般涅槃経、浄土教の諸宗では無量寿経をいう。[初出の実例]「『大経』偈云、一切…
たい‐きん【大&JISEB4D;】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「大」は初、「昕」は明の意 ) 夜明け。[初出の実例]「仲春之月、初丁大昕、有レ事二于孔廟一、蓋釈奠也」(出典:菅家文草(900頃)一…
だい‐ぐれん【大紅蓮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大きな赤色の蓮華。② 盛んな炎(ほのお)。大きな火の手。猛火。③ 「だいぐれんじごく(大紅蓮地獄)」の略。[初出の実例]「紅蓮大紅蓮の…
たい‐くん【大勲】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大きなてがら。抜群の勲功。偉勲。大功。[初出の実例]「鎌足にいたりて大勲をたて、世に寵せられしによりて」(出典:神皇正統記(1339‐43…
たい‐けい【大経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大きなすじみち。大きな法則。不変の条理。[初出の実例]「此天道之大経也。ちゃうど定たことぞ」(出典:史記抄(1477)二〇)「夫君臣の…
たい‐ご【大語】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① すぐれたことば。立派な文辞。大言。〔揚雄‐解嘲〕② 大きなことを言うこと。いばって大げさに言うこと。また、そのことば。大言。〔中論…
だい‐こうり(‥カウリ)【大行李】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大型の行李。② 旧陸軍で、第一線の部隊に緊急には必要としない糧食、衣服などを補給するために、師団の後方で行動する部隊をいう。緊急…
たい‐さい【大災】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大きなわざわい。はなはだしい災害。[初出の実例]「児聞。古之聖人勝二於大災一故。有二唐旱殷水之事一」(出典:聖徳太子伝暦(917頃か)…
たいさい‐び【大祭日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「だいさいび」とも ) =たいさいじつ(大祭日)[初出の実例]「実は昨日も一昨日も休んだものだから、今日が大祭日(ダイサイビ)といふ…
だい‐さんげ【大懺悔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天台宗で行なう例時作法における懺悔。このとき、罪過を仏前に悔い告白する。[初出の実例]「けう花おこなふ所、山寺のさほううつして、大…
だい‐じけん【大事件】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 重大な事件。大きなできごと。大事。[初出の実例]「コレ見な。ここにソレてめへの一条大事件(ダイジケン)がいちいちかいてある」(出典:…
だい‐じしん(‥ヂシン)【大地震】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大きな地震。おおじしん。[初出の実例]「ブツゼンニテ Deus エ Oratio シタマエバ、タチマチ daigixin(ダイヂシン) ヲコッテ メイドウス…
だい‐じひ【大慈悲】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏の広大無辺な慈悲。大慈大悲。[初出の実例]「当に凡夫所愛の身を捨て智者の所楽の大慈悲を可受」(出典:観智院本三宝絵(984)上)[その…
たいしゅ‐か【大酒家】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多量の酒を飲む人。おおざけのみ。[初出の実例]「前から大酒家で〈略〉大酔をしては乱暴を働く」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉下)
だい‐じゅ【大呪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。陀羅尼(だらに)を尊んでいう語。また、長い真言の呪文(じゅもん)。だいず。[初出の実例]「弟子の僧共に阿彌陀の大呪(ダヒシュ)、地…
だい‐じゅ【大綬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「たいじゅ」とも ) 勲章などを身につけるのに用いる綬の一つ。肩にかけ脇へ垂らす。中綬・小綬に対して、最も大きいもの。大勲位菊花…
だいしょう‐みょう(ダイセウミャウ)【大小名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 中世、地方豪族、在地領主で勢威の比較的大きい者と小さい者。また、大小の名田(みょうでん)の所有者。→大名(だいみょう)。[初出の実例]…
たい‐しょく【大職】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 責任の重い大切な職業。要職。[初出の実例]「得二其人一則百姓欣喜。百僚説服。不レ得二其人一則大職(タイショク)堕〔漢書〕」(出典:文…
たい‐せい【大姓】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 何代も続いた勢いの強い家柄。その土地の豪族。大家。[初出の実例]「吾邦武家にて苗字と称する者も畢境は源平藤橘などの大姓の派別支分せ…
だいせいし‐ぼさつ【大勢至菩薩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 阿彌陀三尊の一つ。阿彌陀如来の右の脇士で、阿彌陀の智慧を表わす菩薩。勢至菩薩。大勢至。〔三帖和讚(1248‐60頃)浄土〕
たい‐せつ【大刹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「せつ」は「刹」の慣用音 ) 大きな寺院。大規模な寺。大伽藍。巨刹(きょさつ)。たいさつ。[初出の実例]「みだりに大刹の主として、雲…
だい‐そうか【大宗家】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 おおもとの家。本家。