アクリロニトリル・ブタジエンゴム
- 百科事典マイペディア
- NBR(acrylonitrile-butadiene rubberの略),またはニトリルゴムとも。アクリロニトリルとブタジエンの共重合によって得られる合成ゴム。耐油性,耐…
広栄化学工業
- 日本の企業がわかる事典2014-2015
- 正式社名「広栄化学工業株式会社」。英文社名「KOEI CHEMICAL COMPANY, LIMITED」。化学工業。大正6年(1917)「広栄製薬株式会社」設立。同15年(1926)…
BTX ビーティーエックス
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 芳香族炭化水素のベンゼン,トルエン,キシレンの総称。頭文字をとって略称としたもの。または,これらの物質から成る沸点 80~150℃の混合油分。 BTX…
オクタン酸 オクタンサン octanoic acid
- 化学辞典 第2版
- C8H16O2(144.21).CH3(CH2)6COOH.カプリル酸ともいう.グリセリドとしてバター脂ややし油などの油脂類のなかに含まれている.1-オクタノールを酸化…
ヘキサン酸 ヘキサンサン hexanoic acid
- 化学辞典 第2版
- C6H12O2(116.16).CH3(CH2)4COOH.カプロン酸ともいう.グリセリドとしてバター脂,やし油などに存在する.シアン化ペンチルを加水分解するか,ブチ…
クロロヒドリン クロロヒドリン chlorohydrin
- 化学辞典 第2版
- 原子団をもつ有機化合物の慣用総称名.アルケンに次亜塩素酸を付加させるか,エポキシドを塩化水素で開環させることにより生成する.炭酸ナトリウム…
超音波溶接 ちょうおんぱようせつ supersonic(ultrasonic) welding
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 金属の接合部位に 20~60kHzの超音波振動を与え,振動エネルギーを熱エネルギーに変えてそれにより接着する方法。アーク溶接のような溶剤被覆やガス…
エナメル革 えなめるがわ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- クロムなめしをした革の表面(銀面)に、エナメル塗料を塗って仕上げたもの。強い光沢と、ある程度の耐水性があり、礼装用、婦人用などの靴の甲革、…
ペトロラタム petrolatum
- 改訂新版 世界大百科事典
- 石油の潤滑油留分を溶剤脱蠟して得られる軟質の非結晶性または微結晶性のワックスに,潤滑油の重質留分を練り合わせた半固体状混合物。用途は,軟膏…
多硫化ゴム【たりゅうかゴム】
- 百科事典マイペディア
- 有機2塩化物と多硫化アルカリとの縮合反応で得られる合成ゴム。有機2塩化物としてはジクロロエタン,ジクロロプロパンなどが,多硫化アルカリとし…
エナメルペイント えなめるぺいんと enamel paint
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 油性ワニスやスタンド油に、展色剤として顔料を加えて練ったもの。使用時には溶剤で希釈して適当な粘りぐあいに調製する。その塗膜は滑らかでガラス…
メチルアルコール
- 百科事典マイペディア
- 化学式はCH3OH。メタノール,木精とも。特有臭のある無色可燃性液体。融点−97.78℃,沸点64.65℃。水,エチルアルコール(エタノール)と自由に混ざる…
さんか‐プロピレン〔サンクワ‐〕【酸化プロピレン】
- デジタル大辞泉
- プロピレンから得られる、無色でエーテルに似たにおいのある液体。沸点はセ氏34度。揮発性が高く、引火しやすい。水や有機溶剤によく溶ける。有毒。…
液体燃料 えきたいねんりょう liquid fuel
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 燃料に使われる液体。石油系のガソリン,灯油,軽油,重油が特に重要。燃料として内燃機関,ボイラ加熱,暖房に用いるほか,溶剤,洗浄剤,農業用殺…
トリクロルエチレン中毒(有機物質中毒)
- 内科学 第10版
- (4)トリクロルエチレン中毒(trichloroethylene poisoning) 定義・概念 トリクロルエチレンは塗料の溶剤,レンズ磨き,ドライクリーニングでよ…
メシチルオキシド メシチルオキシド mesityl oxide
- 化学辞典 第2版
- 4-methyl-3-penten-2-one.C6H10O(98.15).(CH3)2CCHCOCH3.イソプロピリデンアセトンともいう.アセトンに硫酸を作用させるか,イソブチレンに臭化…
エマルション紡糸 エマルションボウシ emulsion spinning
- 化学辞典 第2版
- 適当な溶剤がないとか,融解すると熱分解しやすい材料を紡糸する一方法.紡糸しにくい材料を紡糸しやすい材料(マトリックス物質)の溶液中にエマルシ…
ブチルアルコール ブチルアルコール butyl alcohol
- 化学辞典 第2版
- C4H10O(74.12).ブタノールともいう.脂肪族飽和アルコール類の一つ.炭素数4の脂肪族飽和アルコールには4種類の異性体が存在し,これらの総称として…
水性塗料 すいせいとりょう water paint
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 水を溶剤とした塗料の総称。エマルジョン系、骨材入りエマルジョン系、水溶性プラスチック系に分けられ、通常はエマルジョン塗料とよばれている。水…
水彩画 すいさいが watercolour painting
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 顔料を水で溶かして描く絵のこと。一般には透明性顔料を用いて画紙の上に描く絵を水彩画という。水を溶剤としても不透明性顔料を用いたり,壁に描い…
キシレン キシレン xylene
- 化学辞典 第2版
- dimethylbenzene.C8H10(106.17).C6H4(CH3)2.石油改質油中に大量に含まれる.また,石炭タール中にも存在する.o-,m-,およびp-キシレンの3種類の…
DN ディーエヌ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2,4ジニトロ-6-シクロヘキシルフェノールの略称。葉だにの成虫,幼虫,卵やあぶら虫,介殻虫などの殺虫剤として使われる。製剤には乳剤 (15%,12.5%…
すいせい‐ペイント【水性ペイント】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ペイントは[英語] paint )① 水を溶剤として用いる塗料の総称。水性塗料。② 顔料を水溶性あるいは水分散性の結合剤と混ぜた塗料。水で薄…
アニソール anisole
- 改訂新版 世界大百科事典
- フェノールのメチルエーテル。快い芳香をもつ無色の液体で,融点-37.5℃,沸点153.85℃。水には溶けないが,アルコール,エーテルなどほとんどの有機…
竜涎香 りゅうぜんこう ambergris
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- マッコウクジラの腸内に生成されるろう状物質で動物性香料の1つ。餌であるイカの嘴 (くちばし) からつくられた病的生産物ではないかとされている。重…
メチル‐アルコール
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Methylalkohol )[ 異表記 ] メチールアルコール・メチュールアルコール 一酸化炭素と水素から合成されるアルコール。化学式…
イソブチルアルコール イソブチルアルコール isobutyl alcohol
- 化学辞典 第2版
- C4H10O(74.12).2-メチル-1-プロパノール(2-methyl-1-propanol)ともいう.脂肪族飽和アルコール類の一つ.フーゼル油中に含まれる.工業的製法には,…
蛍石 ほたるいし fluorite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 岩塩とともにもっとも普通のハロゲン化鉱物の一つ。各種熱水鉱脈鉱床、接触交代鉱床(スカルン型鉱床)、気成鉱床、花崗(かこう)岩質ペグマタイト、…
フーゼル油 ふーぜるゆ fusel oil
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- デンプンや糖類の発酵でエタノール(エチルアルコール)をつくる際、精製時の副産物として分離される黄色ないし褐色の液体(比重0.81~0.83)。用い…
アクリロニトリル樹脂 アクリロニトリルジュシ acrylonitrile resin
- 化学辞典 第2版
- アクリロニトリルを重合させて得られる樹脂.白色または浅黄色で,80~104 ℃ のガラス転移温度をもち,極性の高い-CN基をもつため,一般の有機溶剤に…
мори́ть
- プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
- -рю́, -ри́шь 受過-рённый (-рён, -рена́)[不完]〈[対]〉①〔完по//мори́ть, вы́//морить〕〈虫などを〉(薬剤で)駆除する//мори́ть тарака́н…
ピコリン picoline
- 改訂新版 世界大百科事典
- メチルピリジンの別名。メチル基の位置によって3種の異性体がある。いずれもコールタール中に含まれる塩基性油状物質。還元すれば対応するピペコリン…
ホウ酸エステル ホウサンエステル boric acid ester
- 化学辞典 第2版
- 一般式B(OR)3(Rはアルキル,アリル).ボランBH3の水素置換体としてトリアルコキシボランのようによぶこともある.硫酸共存下でホウ酸とアルコールを…
有機塩素系化合物 ユウキエンソケイカゴウブツ organic chlorine compound
- 化学辞典 第2版
- 分子内に炭素と塩素の共有結合をもつ物質をいう.ほとんどの化合物は産業活動に伴い,化学原料,冷媒,溶剤,麻酔剤,消化剤,熱媒体,殺虫剤,農薬…
しみ抜き しみぬき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 衣料などに部分的に付着した汚れ(しみ)を取り去る操作。洗濯できない衣料や、全体を洗濯する必要のないとき、また洗濯では落ちなかった汚れを取り…
ワイアラ Whyalla
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- オーストラリア,サウスオーストラリア州南東部,ポートオーガスタ南西 74kmのスペンサー湾西岸にある工業都市。 1902年にポートピリーでの鉛精錬の…
ベンゾニトリル べんぞにとりる benzonitrile
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芳香族シアン化物の一つ。ベンゼンの水素原子1個をシアノ基に置換したもの。シアノベンゼン、シアン化フェニルともいう。甘い香りの無色の液体。水に…
貼付剤(ちょうふざい) ちょうふざい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 慣用的に「てんぷざい」とも読む。医薬品を適当な基剤に均等に混和して板状などの一定の形状に製したもの、または医薬品を溶剤に溶かし、もしくは適…
リポイド りぽいど lipoid
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 脂質(リピドlipid)に似ているという意味で、類脂質ともいい、脂肪溶剤に溶ける天然物で中性脂肪(いわゆる脂肪)以外の物質の総称として用いられ、…
塊状重合 カイジョウジュウゴウ bulk polymerization
- 化学辞典 第2版
- バルク重合ともいう.溶媒を用いずに,単量体だけを少量の開始剤などを加えて重合させる方法.工業的には溶剤を使用しないこと,直接成形品が得られ…
脱ろう ダツロウ dewaxing
- 化学辞典 第2版
- ディーゼル燃料(軽油)や潤滑油原料中に含まれているろう分を除去することをいう.ディーゼル燃料や潤滑油中にろう分が含まれていると,流動点が高く…
活性炭【かっせいたん】
- 百科事典マイペディア
- 吸着力の強い炭素物質の総称。おがくず,木材,ヤシ殻,石炭(歴青炭,褐炭,亜炭),石油ピッチなどを塩化亜鉛やリン酸などの活性化剤で処理して炭…
フレキソ印刷 ふれきそいんさつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ゴム版を用い、簡単な装置で印刷する方法。ゴム版がフレキシブルflexible(柔軟性)であるのでフレキソグラフflexographといわれ、日本では略してフ…
トルエン
- 百科事典マイペディア
- 化学式はC6H5CH3。芳香族炭化水素の一つ。メチルベンゼンとも。無色可燃性の液体。融点−94.99℃,沸点110.6℃,水に不溶,有機溶媒に可溶。爆薬,染料…
蒸留【じょうりゅう】
- 百科事典マイペディア
- 液体の各成分の揮発性や沸点の差を利用して分離を行う操作。いったん蒸気とし,これを再び液化することによって精製分離する。低沸点・高揮発性のも…
エピクロロヒドリンゴム エピクロロヒドリンゴム epichlorohydrin rubber
- 化学辞典 第2版
- ポリエーテル系の合成ゴムの一種で,現在,エピクロロヒドリン単独重合体(a)およびエピクロロヒドリン-エチレンオキシドの共重合体(1:1)(b)の2種類…
段発 だんぱつ delay blasting
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 複数の爆薬を適当な時間間隔をとって順次起爆すること。斉発の対語。普通,段発電気雷管を用いて行う。段発電気雷管は,電気点火装置と装薬との間に…
クメン くめん cumene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芳香族炭化水素の一つ。イソプロピルベンゼン、クモールともいう。ヒメウイキョウCuminum cyminumから得られる精油であるクミン油から得られるのでこ…
鏡検分析 (きょうけんぶんせき) microscopic analysis microchemistry
- 改訂新版 世界大百科事典
- 検鏡分析ともいう。湿式の微量定性分析法の一種。無機質陽イオンと一部の無機質陰イオンの検出を行う方法であり,その操作を顕微鏡用のスライドガラ…
リノレン酸 (リノレンさん) linolenic acid
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学式CH3CH2CH=CHCH2CH=CHCH2CH=CH(CH2)7COOH。シス-9,シス-12,シス-15-オクタデカトリエン酸で,二重結合が三つある不飽和脂肪酸。ほとんど…