「アッバース朝の滅亡」の検索結果

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ミルク milk [アラビア]

改訂新版 世界大百科事典
イスラム法で,奴隷や土地に対する所有権を意味する語。その所有者をマーリクmālikという。歴史的には個人の私有地を指す用語として用いられることが…

フォンテンブロー‐は【フォンテンブロー派】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 一五三〇~六〇年頃、フランスのフランソワ一世の宮廷で、マニエリスム風絵画を創始したロッソ=フィオレンティーノ、プリマティッチョ、…

臨時約法 りんじやくほう

旺文社世界史事典 三訂版
1912年3月に発布された,中華民国創立時の憲法制定までの暫定基本法立法機関として参議院を置き,大総統の専横を防ごうとした点に特色がある。辛亥…

メジナ Medina

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アラビア語ではマディーナ Al-Madīnahで,さらに前には最も輝かしい都市を意味するムダッワラ Al-Mudawwarah,神の使徒ムハンマドの都市を意味するマ…

シャーセバーン族 (シャーセバーンぞく) Shāhsevān

改訂新版 世界大百科事典
イラン北西部アゼルバイジャン地方に遊牧するトルコ系部族。人口約9万人。サファビー朝のシャー・アッバース1世(在位1588-1629)の創設した親衛軍の…

シャイバーニー朝 シャイバーニーちょう Shaibānī

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
16世紀にウズベク族が中央アジアに樹立した王朝。 15世紀,キプチャク・ハン国の崩壊後シャイバーン家のアブル・ハイル・ハン (1429~68) がウズベク…

マワーリー mawālī

改訂新版 世界大百科事典
アラビア語マウラーmawlāの複数形。マウラーはコーランで,信者の保護者としての神を意味し,イスラム研究者ゴルトツィーハーはその本来の意味は親族…

アッバース・ミールザー `Abbās Mīrzā, Nā'ib al-Salṭanah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1789[没]1833. マシュハドイラン,カージャール朝の皇太子。近代ヨーロッパ軍事技術をイランに導入した。アゼルバイジャン州知事 (在任 1798~99…

マカーマート maqāmāt

改訂新版 世界大百科事典
説話形式のアラブの散文文学の一ジャンル。単数形はマカーマmaqāma。10世紀ハマザーニーによって創作され,11世紀ハリーリーによって大成された。主…

アッバ Abba, Giuseppe Cesare

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1838.10.6. サボナ[没]1910.11.6. ブレッシャイタリアの詩人,小説家。リソルジメント (国家統一運動) に参加し,その経験を書いた愛国主義的作…

マムルーク mamlūk

山川 世界史小辞典 改訂新版
イスラーム世界で「奴隷軍人」をさす。原義は奴隷一般を意味するが,シリア,エジプトでは13世紀頃から奴隷軍人に特定して用いられる。マムルーク朝…

フェス

百科事典マイペディア
モロッコ北部の都市。フェズとも。アラビア語ではファース。カサブランカの東北東約250km,アトラス山脈の北東山麓,標高約350mにある。交通の要地で…

イスファハンのイマームひろば【イスファハンのイマーム広場】

世界遺産詳解
1979年に登録されたイランの世界遺産(文化遺産)。テヘランの南400kmに位置する。16~18世紀前半にかけて現在のイランを中心にこの地を支配したイス…

イル・ハーン国 (イルハーンこく) Īl Khān

改訂新版 世界大百科事典
チンギス・ハーンの孫フレグ・ハーンが,イランの暗殺者教団イスマーイール派やバグダードのアッバース朝を倒して建国したモンゴル王朝。1260-1353年…

オアシス都市国家 おあしすとしこっか

日本大百科全書(ニッポニカ)
オアシスに発達した都市を中心に営まれた国家を意味するが、具体的には今日の中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区のタリム盆地、旧ソ連領の中央ア…

アブド・アッラティーフ・アルバグダーディー `Abd al-Laṭīf al-Baghdādī 生没年:1162-1231

改訂新版 世界大百科事典
多才な教養人で,神学,哲学,医学などの諸学に通じた。バグダードに生まれ,イラク,シリア,エジプトの各地で活躍した。イブン・アッラッバードIbn…

アッバス あっばす Mahmoud Abbas (1935― )

日本大百科全書(ニッポニカ)
パレスチナの政治家。現イスラエル北部のサフェド生まれ。1948年のイスラエル建国でシリアへ移住。シリア・ダマスカスの大学で法律を学んだ後、モス…

ペルガモン Pergamon

山川 世界史小辞典 改訂新版
アナトリア北西部に位置し,前3世紀よりアッタロス朝の王国の首府として経済・文化ともに栄えたヘレニズム都市。前133年ローマ治下に移った後も属州…

カシュガーイー族 (カシュガーイーぞく) Qashqā'ī

改訂新版 世界大百科事典
イラン南西部ファールス地方にいるトルコ系部族。11世紀前半にアゼルバイジャンに侵入したトルクメン系遊牧民のうちイラン高原中央部を経てファール…

タフターウィー al-Taḥtāwī, Rifā`ah Bek Rāfi`

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1801. タフタ[没]1873. カイロエジプトの学者。エジプト近代化の功労者。上エジプトのタフタの旧家に生まれ,1817年アズハル大学に入って勉学。 …

メソポタミア Mesopotamia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
世界最古の文明発祥地の一つ。メソポタミアとは「二つの川 (チグリス川,ユーフラテス川 ) の間の土地」を意味するギリシア語。広義のメソポタミアは…

ホッラム教 (ホッラムきょう) Khurram

改訂新版 世界大百科事典
マズダク教と過激シーア派思想との混交によって生じたイランの反アラブ・反政府的性格の強い異端の宗教。アラビア語史料はホッラミーヤKhurramīyaま…

しほんたいへいき【私本太平記】

デジタル大辞泉
吉川英治による長編の歴史小説。昭和33年(1958)から昭和36年(1961)にかけて「毎日新聞」に連載。足利尊氏を主人公に、鎌倉幕府の滅亡から南北朝…

ムスタファー・カーミル

百科事典マイペディア
エジプトの民族主義者。1891年カイロの法律学校を卒業してパリに遊学。帰国後,アフマド・アラービー大佐の指導した外国支配の排除をめざすアラービ…

クレオパトラ1世 クレオパトラいっせい Kleopatra I; Cleopatra I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]前176エジプト,プトレマイオス朝の女王。在位前 193~176年。セレウコス朝のアンチオコス3世の娘。のちプトレマイオス5世エピファネスの妻…

ウシュル ‘ushr

改訂新版 世界大百科事典
1/10を意味するアラビア語。複数形はウシュール`ushūr。イスラム法では,(1)ムスリム(イスラム教徒)のザカートのうち土地に課せられるもの,(2…

ハーン khān

改訂新版 世界大百科事典
遊牧民の族長の称号。ハン,カーン(カン)とも呼ばれる。もともとはアルタイ系のトルコ,モンゴル系の北方遊牧民がモンゴル高原において使っていた…

アッバ エバン

367日誕生日大事典
生年月日:1915年2月2日イスラエルの政治家2002年没

シャルマネゼル5世 シャルマネゼルごせい Shalmaneser V

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アッシリア帝国の王 (在位前 727~722) 。アッシリア名シュルマヌ=アシャリドゥ。サルゴン2世にいたるまでの5年間アッシリアを統治。旧約聖書ではサ…

ケルマーン けるまーん Kermān

日本大百科全書(ニッポニカ)
イラン南東部の都市。ケルマーン州の州都。テヘランの南東約1100キロメートル、標高1749メートルの高原に位置し、北にルート砂漠を控える。人口38万4…

マムルーク朝 まむるーくちょう Mamlūk

日本大百科全書(ニッポニカ)
エジプト、シリア、ヒジャーズを支配したトルコ系マムルークのスンニー派イスラム王朝(1250~1517)。首都はカイロ。バフリー・マムルーク朝(1250…

票荘(ひょうそう)

山川 世界史小辞典 改訂新版
票号ともいう。清代,道光初期(1820~30年)に山西商人によって始められた為替業務を主とする金融機関。民間の送金業務から起こり,太平天国の頃から…

ナボポラッサル Nabû-apla-uṣur[アッカド],Nabopolassar[ヘブライ,英]

山川 世界史小辞典 改訂新版
(在位前625~前605)新バビロニア王国の建設者。バビロンを首都としてアッシリアより独立。さらにメディアのキャクサレスと同盟してニネヴェを攻略し…

アラファト死去

知恵蔵
ヤセル・アラファトが2004年11月にパリで死亡した。1929年に生まれたアラファトはパレスチナの武力による解放を主張してパレスチナ人の民族主義をつ…

郊壇窯 こうだんよう Jiao-tan-yao

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
中国,浙江省杭州の南の郊外にあった窯。この丘の頂に南宋代の郊壇 (→天壇 ) 址があるので一般に郊壇窯と呼ぶ。南宋の官窯で,作陶技術が最高潮に達…

アラブ音楽 (アラブおんがく)

改訂新版 世界大百科事典
かつてのイスラム帝国の範囲のうち,イランとトルコ,スペインを除き,アラブを主とする地域の音楽。この地域には,マシュリクと呼ばれる地域(おも…

西アジア史 にしあじあし

日本大百科全書(ニッポニカ)
ここでは、7世紀にイスラムが興ってから以後の歴史について取り扱う。それ以前の西アジアの歴史については、「古代オリエント文明」「ペルシア帝国」…

アラビア文学 あらびあぶんがく

日本大百科全書(ニッポニカ)
アラビア語で表現された文学。古典文学と近代文学とに2大別できる。前者はひとりアラブ人だけでなく、中世のイスラム世界の多くの民族が参加したもの…

ディルハム dirham

改訂新版 世界大百科事典
イスラム世界における銀貨の重さ,金額の単位であると同時に,銀貨そのものの呼称。1ディルハムは銀2.97gが標準であった。金貨の単位であるディーナ…

リザー・アッバーシー Rizā `Abbāsī 生没年:1560ころ-1635

改訂新版 世界大百科事典
イランのサファビー朝期の画家。アッバース1世の宮廷工房を中心に活躍したイスファハーン画派の重鎮。作品の大半は線描画で,しかも多くは写本挿絵で…

リッチャレッリ りっちゃれっり Katia Ricciarelli (1946― )

日本大百科全書(ニッポニカ)
イタリアのソプラノ歌手。ロビーゴ生まれ。苦学して声楽を学び、ベネチア音楽院を卒業。1969年ミラノの声楽コンクール、翌年にはパルマのベルディ国…

アラビア医学 (アラビアいがく)

改訂新版 世界大百科事典
中世のイスラム世界で行われた医学のことで,西アジアから中央アジア,インド,北アフリカ,イベリア半島にまで広がった。アラビア医学という呼称は…

ムハンマド・アフマド Muḥammad Ahmad

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1844.8.12. ドゥンクラー[没]1885.6.22. オムドルマーンスーダンの宗教運動の指導者。シャリーフ (預言者ムハンマドの家系) を称する家に生れ,1…

ディーナール dīnār

改訂新版 世界大百科事典
イスラム世界における金貨の重さおよび金額の単位であると同時に,金貨そのものの呼称。ローマ世界で用いられたデナリウス貨に由来する。最も古いデ…

げん‐こうもん(‥カウモン)【元好問】

精選版 日本国語大辞典
中国、金末・元初の詩人。字(あざな)は裕之。号は遺山。山西忻州の人。官は行尚書省左司都事。金の滅亡後、仕官せず、金朝の事跡採録、著述に専心し…

ミニアチュール

百科事典マイペディア
細密画。古代ローマで用いられた朱色の顔料ミニウムminium(鉛丹)に由来するが,一般には写本などの挿絵や装飾として描かれた小規模な絵をさす。古…

カペー朝 カペーちょう Capet

旺文社世界史事典 三訂版
987〜1328フランスの王朝カロリング朝の滅亡後,パリ伯ユーグ=カペーが諸侯に選ばれ王位についたことから始まり,シャルル4世で断絶し,14世紀に傍…

鄭鑑録 (ていかんろく)

改訂新版 世界大百科事典
朝鮮の李朝中期以降,民間に流布した予言書。易姓革命による李氏王朝の滅亡を説く。成立の由来は不詳で,さまざまな異書が存在するが,李氏の祖先で…

アッバース・マフムード・アルアッカード ‘Abbās Mahmūd al-‘Aqqād

20世紀西洋人名事典
1889 - 1964 エジプトの哲学者,詩人,歴史家。 アスワーン生まれ。 小学校を卒業後、働きながら勉強し、1916年詩集を発表する。のちに、ルーミー、…

ロンドン交響楽団 ろんどんこうきょうがくだん London Symphony Orchestra

日本大百科全書(ニッポニカ)
イギリスの管弦楽団。略称LSO。1904年設立。初代のハンス・リヒターが11年まで常任指揮者を務めたあとは、常任を置かずに活動を続けていたが、第二次…

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