「H」の検索結果

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重陽子 (じゅうようし) deuteron

改訂新版 世界大百科事典
デューテロンともいう。水素の同位元素である質量数2の重水素の原子核。2H,D,dなどの記号で表される。重陽子は陽子1個と中性子1個から構成され,安…

ホウ(硼)酸塩鉱物 (ほうさんえんこうぶつ) borate mineral

改訂新版 世界大百科事典
ホウ酸を化学成分として含む鉱物。ホウ素原子は酸素原子により平面三角形,あるいは四面体的に配位される。このような構造単位はまた互いに重合して…

ロッキードC-130ハーキュリーズ ロッキードシーいちさんれいハーキュリーズ Lockheed C-130 Hercules

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
半世紀にわたって最も使われているアメリカ合衆国の軍用輸送機。搭載量約 20tの4発ターボプロップ機として 1952年に開発着手,1954年8月に初飛行し,…

ケンチャヤシ Howea; sentry palm

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ヤシ科ハウエア (ケンチャヤシ) 属の総称で,オーストラリア東岸のロードハウ島に,ケンチャヤシ H.belmoreanaとヒロハケンチャヤシ H.forsterianaの…

エーテル ether

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
(1) エチルエーテルの通称。 (2) 2個の炭化水素残基 R ,R' が酸素原子に結合した R-O-R' の形をとる化合物の総称。 R ,R' が同じものを単一エー…

水波 すいは water wave

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
水面の乱れに対して重力と表面張力が復元力として働くために生じる波。水の深さ h が波長 λ に比べて十分大きく,底の影響が現れない場合を特に表面…

硫酸銅【りゅうさんどう】

百科事典マイペディア
(1)硫酸銅(I)Cu2SO4 無色の粉末。水を加えると直ちに分解する。(2)硫酸銅(II)CuSO4・5H2O 比重2.286。青色結晶。ふつう硫酸銅といえばこ…

解糖【かいとう】

百科事典マイペディア
生体内で炭水化物が嫌気(けんき)的に分解される過程。狭義には動物組織での乳酸発酵をさす。エムデン=マイヤーホフ経路に従い,ブドウ糖C6H12O6→乳酸…

台形 (だいけい) trapezium

改訂新版 世界大百科事典
四辺形において1組の対辺だけが平行で,もう1組の対辺が平行でないとき,この四辺形を台形,または梯形(ていけい)という。このとき平行な二つの辺…

アルファベット(alphabet)

デジタル大辞泉
《ギリシャ文字のαアルファ、βベータから》字母表。特にラテン文字(ローマ字)の字母表。本来は西ギリシャ系の文字で、それが徐々に西欧世界に使用…

ヒルデブラントの規則 ヒルデブラントノキソク Hildebrand's rule

化学辞典 第2版
液体の蒸発のエントロピーに関する規則で,トルートンの規(法)則を修正したもの(J.H. Hildebrand,1915年).蒸発熱を Le,絶対温度をTとするとき,温…

スペクトル線の強さ スペクトルセンノツヨサ intensity of spectral line

化学辞典 第2版
系の量子状態間の遷移に伴って吸収または放出される電磁波のエネルギー.いま,準位aからbへの遷移確率を Wab とすると,それに対応するスペクトル線…

ニーレンバーグ ニーレンバーグ Nirenberg, Marshall Warren

化学辞典 第2版
アメリカの生化学者.フロリダ大学を卒業後,大学院ではトビケラの分類学で修士号を取得.ミシガン大学に移ってから生化学に転じ,1957年学位を取得…

アッカーマン効果 アッカーマンコウカ Ackermann effect

化学辞典 第2版
熱および物質移動が起こる現象において,それぞれの移動速度が小さい場合には,それぞれの移動現象が独立していると考えてもよい.しかし,蒸発ある…

ホルボールエステル ホルボールエステル phorbol ester

化学辞典 第2版
トウダイグサ科EuphorbiaceaeのハズCroton tigliumの種子油に含まれるジテルペンアルコール(ホルボール)の直鎖脂肪酸エステル類の総称.このクロトン…

トロピリウムイオン トロピリウムイオン tropylium ion

化学辞典 第2版
C7H7+(91.13).シクロヘプタトリエニルカチオンともいう.シクロヘプタトリエン(融点-79.5 ℃,沸点115.5 ℃)のメチレン基のH原子1個を陰イオンとし…

コンスエロ カスティリオーニ Consuelo Castiglioni

現代外国人名録2016
職業・肩書ファッションデザイナー国籍イタリア出身地スイス経歴25歳の時にイタリアの毛皮メーカーCiwiFurs社長のジャン・カスティリオーニと結婚し…

硝酸マンガン(Ⅱ) ショウサンマンガン manganese(Ⅱ) nitrate

化学辞典 第2版
Mn(NO3)2(178.95).種々の水和物が存在するが,六水和物がもっとも普通である.六水和物は炭酸マンガン(Ⅱ)を希硝酸に溶かした水溶液を25.8 ℃ 以下で…

カリカック家 (カリカックけ) Kallikak family

改訂新版 世界大百科事典
精神遅滞や反社会的行動の遺伝性に関する研究の対象として,1912年にゴダードH.H.Goddardが取りあげたことで知られる家系。カリカック(仮名)はイギ…

金酸 (きんさん) auric acid

改訂新版 世界大百科事典
水酸化金(Ⅲ)Au(OH)3の俗称。塩化金(Ⅲ)水溶液に水酸化アルカリを加えるか,炭酸アルカリを加えて加熱するとAu(OH)3の黄褐色の沈殿が生成する…

水酸化コバルト すいさんかコバルト cobalt hydroxide

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
(1) 水酸化コバルト (II) ,水酸化第一コバルト  Co(OH)2 。青緑または赤桃色粉末。色は粒子の大きさ,吸着イオンの有無,温度,アルカリ度などによ…

アメリカセンノウ あめりかせんのう [学] Silene chalcedonica (L.) E.H.L.Krause Lychnis chalcedonica L.

日本大百科全書(ニッポニカ)
ナデシコ科(APG分類:ナデシコ科)の多年草。ヤグルマセンノウともいう。茎は直立し、約90センチメートルになり、全株は疎毛に覆われ、葉は対生する…

不可逆反応 ふかぎゃくはんのう irreversible reaction

日本大百科全書(ニッポニカ)
化学反応のうち、一方向にのみ進み、逆方向には進まない反応をいう。化学反応は一般に原系から生成系に反応が進むとともに、生成系から原系への反応…

スルホンアミド するほんあみど sulfonamide

日本大百科全書(ニッポニカ)
スルホン酸RSO3Hのヒドロキシ基-OHをアミノ基-NH2で置換した化合物。極性が大きく、分子量の小さなものは水に溶けやすい。スルホン酸の塩化物とアン…

ルッサン塩 ルッサンエン Roussin's salt

化学辞典 第2版
1857年にZ. Roussinによって合成されたので,この名称でよばれる.黒色塩と赤色塩の2種類が存在する.硫化アルカリ,亜硝酸塩,硫酸鉄(Ⅱ)の各水溶液…

デカリン デカリン decalin

化学辞典 第2版
decahydronaphthalene.C10H18(138.24).二環性の脂肪族炭化水素.シスおよびトランスの異性体が知られている.高圧下に白金触媒を用いてナフタレン…

ヒポキサンチン ヒポキサンチン hypoxanthine

化学辞典 第2版
1,9-dihydro-6H-purine-6-one.C5H4N4O(136.11).遊離の形で動物,植物界に広く存在する.ヌクレオシド(イノシン)として筋肉や多くのtRNA中にも存在…

シェーンフリースの記号 シェーンフリースノキゴウ Schönflies symbol, Schönflies notation

化学辞典 第2版
点群または晶族,もしくは空間群の記号の一つ.とくに点群の記号としては直感的で便利なものでいまでもよく用いられている.結晶の晶族の場合は次の…

どう‐か(‥クヮ)【同化】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] assimilation の訳語 )① 外から得た知識などを完全に自分のものにすること。② =どうかさよう(同化作用)①③ =どうかさよう(…

フッ化ケイ素 フッカケイソ silicon fluoride

化学辞典 第2版
SinF2n+2族の総称.通常,四フッ化ケイ素をさす.ほかに六フッ化二ケイ素Si2F6が知られ,さらにSiが多数結合した同族体もある.【Ⅰ】四フッ化ケイ素…

蛇紋岩化作用

岩石学辞典
マグネシウムに富む鉱物が蛇紋石に変質する作用.さらにそれらを主成分とする超苦鉄質ないし苦鉄質火成岩などが蛇紋岩になる場合にも用いる.橄欖(か…

鳥インフルエンザ

知恵蔵
ヒトのものとは異なるウイルスによって発症する鳥のインフルエンザで多数の亜型がある。特に強い病原性を示すものを高病原性鳥インフルエンザという…

アルブチン arbutin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C12H16O7 。フェノール配糖体の一種。ウワウルシ,コケモモなどのツツジ科植物の葉に分布する。無色針状晶。融点 142℃ (結晶水1分子を含むも…

外胚葉型 がいはいようけい ectomorphy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アメリカの心理学者 W.H.シェルドンによる体型および性格類型の一つ。胎生期において外胚葉の発達がよく,長じてはやせた体型をもつ者。性格的には,…

オキサゾール oxazole

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C3H3ON 。複素環式化合物の一つ。酸素,窒素各1原子が五員環の構成にたずさわっている。1,2-と1,3-の2つの異性体がある。1,3-オキサゾール…

トリフェニルメタン系染料 トリフェニルメタンけいせんりょう triphenylmethane dyes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
トリフェニルメタン (C6H5)3CH の骨格をもっている一群の染料。フクシン,マラカイトグリーン,クリスタルバイオレットなど。色相は赤,青,緑,紫で…

トルイジン toluidine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
トルエンにアミノ基が置換した構造の化合物。化学式 CH3C6H4NH2 。 o 体 (沸点 199.8℃) ,m 体 (沸点 203.3℃) ,p 体 (沸点 200.3℃) の3種がある。 p…

ヒダントイン hydantoin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
α-アミノ酸にシアン酸を作用させるか,尿素の濃厚溶液と長時間加熱したとき生じるヒダントイン酸を塩酸または硫酸と熱すると得られる化合物の総称。…

大阪石(データノート) おおさかせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
大阪石英名osakaite化学式Zn4[(OH)6|SO4]・4H2O少量成分Cu結晶系三斜硬度<2(ビッカース硬度から逆算)比重2.75色淡青,白,無色光沢(ガラス)条痕…

トルエン

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] toluene ) 芳香族炭化水素の一つ。化学式 C6H5CH3 無色、可燃性液体。コールタールあるいは石油改質法の生成物から抽出・回収し…

青木 靖三 アオキ セイゾウ

20世紀日本人名事典
昭和期の史学家,科学史家 神戸大学教養部教授。 生年大正15(1926)年2月7日 没年昭和52(1977)年12月27日 出身地東京 学歴〔年〕神戸大学経済学部卒 …

アブシシン酸 アブシシンサン abscisic acid

化学辞典 第2版
C15H20O4(264.32).落葉の促進,ジベレリン作用の抑制などさまざまな生理的反応を制御する植物ホルモンの一つ.イチジク,バラの葉などから単離され…

アセナフチレン アセナフチレン acenaphthylene

化学辞典 第2版
C12H8(152.20).アセナフテンの蒸気を赤熱した酸化鉛(Ⅳ)の上を通して脱水素させると得られる.結晶.融点93 ℃,沸点103~105 ℃(400 Pa).エタノール…

アダムス触媒 アダムスショクバイ Adams catalyst

化学辞典 第2版
アダムス白金またはアダムスの酸化白金ともいう.ヘキサクロロ白金(Ⅳ)酸H2PtCl6に硝酸ナトリウムを加え,450~600 ℃ に加熱,分解してつくった酸化白…

ベカナマイシン ベカナマイシン bekanamycin

化学辞典 第2版
C18H37N5O10(483.5).アミノ糖抗生物質,カナマイシンB.融点180 ℃.+145°(水).水に易溶,エタノールに不溶.抗菌力はカナマイシンAより2~3倍強い…

サッカリン(saccharin)

デジタル大辞泉
人工甘味料の一。無臭またはかすかな芳香をもつ白色の結晶。蔗糖しょとうの約500倍の甘さがあり、水に溶けやすいナトリウム塩として食品に使用。ただ…

チオエーテル

百科事典マイペディア
正式にはスルフィドとよぶ。エーテルの酸素原子の代りに硫黄原子の入った化合物R−S−R′をいう。メチルエチルスルフィド(メチルエチルチオエーテル)C…

フルフラール

百科事典マイペディア
フラン環をもつアルデヒドC5H4O2。特有のにおいのある無色の液体。融点−38.7℃,沸点161.7℃。水に可溶,エタノールに易溶。もみ殻,麦わらなどを加圧…

ベンジルアルコール

百科事典マイペディア
最も簡単な芳香族アルコールC6H5CH2OH。弱い芳香を有する無色の液体。融点−15.5℃,沸点205.41℃。水,エタノールに可溶。ジャスミンその他の精油中に…

フラン(furan)

デジタル大辞泉
酸素原子1個、炭素原子4個を含む五員環の複素環式化合物。クロロホルムに似た特異臭のある無色の液体。水に不溶。エタノールなどの有機溶媒に溶けや…