「化合物」の検索結果

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シロキサン siloxane

改訂新版 世界大百科事典
H3SiO(SiH2O)nSiH3で表される化合物の総称。炭化水素のエーテルに相当するSi-O-Si結合をもつ。n=0にあたるジシロキサンH3SiOSiH3,n=1にあたる…

そのたのしぜんどくによるしょくちゅうどく【その他の自然毒による食中毒】

家庭医学館
[どんな病気か]  食中毒をおこす植物類には、キノコ以外にもつぎのようなものがあります。 ■ジャガイモ中毒  ジャガイモの発芽(はつが)した部…

ベンザイン べんざいん benzyne

日本大百科全書(ニッポニカ)
ベンゼン系炭化水素分子からその芳香環上の隣り合う水素原子2個を取り除いた構造の反応中間体で、単離することはできないが、その存在はスペクトル的…

アゾトメトリー アゾトメトリー azotometry

化学辞典 第2版
窒素元素の超微量定量分析法.1937年,岩崎によって生化学的試料の窒素分析法として創案され,超微量化の先駆をなした分析法であり,その後,応用範…

アンチモン鏡 あんちもんきょう antimony mirror

日本大百科全書(ニッポニカ)
金属アンチモンを磁製皿またはガラスの表面に蒸着し、黒銀色の薄層にしたもの。アンチモンの検出過程に現れる。活栓付き漏斗(ろうと)にアンチモン化…

シアン化ナトリウム しあんかなとりうむ sodium cyanide

日本大百科全書(ニッポニカ)
ナトリウムのシアン化物。青酸ソーダ、青酸ナトリウムなどといわれる。従来は金属ナトリウム、アンモニアおよび木炭を原料とするカストナー法などが…

アミノ amino

日中辞典 第3版
〈化学〉氨基(的)ānjī(de).アミノ安息香酸氨基苯甲酸ānjī běnjiǎsuān;&#x…

水素化脱硫 すいそかだつりゅう hydrodesulfurization

日本大百科全書(ニッポニカ)
物質中に含まれる硫黄(いおう)化合物を水素化し、硫化水素に転化して除去する方法。現在では、おもに石油系燃料および石油化学原料の脱硫に用いられ…

スルホン酸 (スルホンさん) sulfonic acid

改訂新版 世界大百科事典
炭素原子にスルホン酸基(スルホ基ともいう)-SO2-OHが結合した有機化合物の総称。硫酸の一つの-OHが炭化水素基に置き換わった構造R-SO2-OHをも…

ビスマス びすます bismuth

日本大百科全書(ニッポニカ)
周期表第15族に属し、窒素族元素の一つ。古く蒼鉛(そうえん)とよばれた。中世のヨーロッパではすでにその存在が知られていたが、スズ、鉛、アンチモ…

アルギニンリン酸 アルギニンリンさん arginine phosphate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
グアニジンリン酸化合物の一つで,いわゆるホスファゲンのうち,クレアチンリン酸と並んで代表的なもの。クレアチンリン酸が脊椎動物に広く分布し,…

ファント・ホフ

百科事典マイペディア
オランダの物理化学者。ライデン大学で学び,次いでボン大学でケクレに,パリ大学でビュルツに学ぶ。1878年アムステルダム大学教授,1896年ベルリン…

デプデシン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
癌化した細胞に作用し,正常に戻す活性をもつ化合物。従来の抗癌剤が癌の細胞分裂や DNA合成を阻害して癌細胞の増殖を抑えるメカニズムで作用してい…

O. ハッセル Odd Hassel

20世紀西洋人名事典
1897.5.17 - 1981.5.11 ノルウェーの化学者,物理化学者。 元・オスロ大学教授。 オスロ生まれ。 オスロ大学、ミュンヘン大学、カイザー・ウィルヘ…

溶融塩電解 ようゆうえんでんかい electrolysis of molten salt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
高温で溶融状態の金属塩を電解浴とし,これに目的金属の化合物を溶かし込んで,電気分解により金属を陰極に析出させる方法。アルミニウム製錬のホー…

チラミン ちらみん tyramine

日本大百科全書(ニッポニカ)
チロシンが脱炭酸された化合物。チロシンを加熱、またはアミノ酸デカルボキシラーゼを作用させて生成する。ヤドリギ、熟成したチーズ、麦角(ばっかく…

こう‐そ(カウ‥)【酵素】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 生体内でつくられ、生体の営む化学反応を触媒するたんぱく質を中心とした高分子化合物。生体内のほとんどの化学反応にあずかっているので…

エラストマー elastomer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ゴムおよびその他常温において弾性を示す物質の総称。エラストマーは力が加えられると急速に数百%伸び,力を除くとすぐにもとの長さに収縮する。この…

中性子捕獲療法 ちゅうせいしほかくりょうほう neutron capture therapy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
中性子捕捉療法ともいう。原子炉を使用する治療法で,中性子による原子核反応を人体内で起させて治療に利用しようというもの。脳腫瘍に対して行う。…

非電解質 ひでんかいしつ non-electrolyte

日本大百科全書(ニッポニカ)
水溶液中でイオンに解離しない物質をいう。電解質に対する語。物質の水への溶解には、可逆な場合と不可逆な場合とがあり、前者は水を蒸発乾固すると…

π-π* 遷移 パイパイセンイ π-π* transition

化学辞典 第2版
π電子の分子軌道間の遷移.共役二重結合や芳香族化合物の電子スペクトルは,π電子だけを対象とするπ電子近似によって得られるπ電子状態間の電子遷移…

炭素14 タンソジュウヨン carbon 14

化学辞典 第2版
C-14ともいう.原子番号6の炭素の放射性同位体.β線を出して崩壊し,窒素14になる.その半減期は5730 y である.炭素の放射線同位体のなかではもっと…

炭化カルシウム型構造 タンカカルシウムガタコウゾウ calcium carbide type structure

化学辞典 第2版
AB2の組成をもつ無機化合物にみられる典型的構造の一つ.正方晶系で空間群I4/mmmの対称をもち,単位格子中に2化学単位が含まれる.B原子は B2 原子団…

チアゾール thiazole

改訂新版 世界大百科事典
芳香族複素環化合物の一つ。ピリジンに似た悪臭をもつ,無色ないし淡黄色の液体。沸点115~118℃。水にわずかに溶け,ほとんどの有機溶媒によく溶ける…

二クロム酸ナトリウム にクロムさんナトリウム sodium dichromate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
重クロム酸ナトリウムともいう。化学式 Na2Cr2O7 。赤ないし橙色のいくぶん潮解性のある結晶。普通は2水和物,比重 2.52。加熱すると 85℃で無水物と…

ホスゲン phosgene

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 COCl2 。塩化カルボニル,オキシ塩化炭素ともいう。炭酸の酸塩化物と考えられる化合物で猛毒。融点-128℃,沸点8℃。実験室では沸騰四塩化炭素…

媒染 ばいせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
繊維に対して染着性をもっていない染料 (媒染染料) で染色する場合に,その染料と結合し不溶性な有色化合物を生成する薬剤であらかじめ繊維を処理す…

ルドルフ シェーンハイマー Rudolf Schoenheimer

20世紀西洋人名事典
1898.5.10 - 1941.9.11 米国の生化学者。 ドイツ出身。 1923年ベルリン大学医学部卒業後、1933年アメリカに移民、コロンビア大学医学部で研究を続…

アルフレッド ウェルナー Alfred Werner

20世紀西洋人名事典
1866.12.12 - 1919.11.15 スイスの化学者。 チューリヒ大学教授。 ミュルーズ生まれ。 生涯を通じて、錯化合物の体系的理解に心血を注ぎ配位説を提…

アルデヒド

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] aldehyde [ドイツ語] Aldehyd )[ 異表記 ] アルデヒイド アルデヒド基をもつ化合物の総称。一般式 R-CHO 鎖式アルデヒドと芳香…

ブラント Brandt, Georg

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1694.7.21. リッダリタン[没]1768.4.29. ストックホルムスウェーデンの化学者。 H.ブールハーフェのもとで医学と化学を学んだ。 1727年鉱山局の…

アルカリホスファターゼ alkaline phosphatase

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ALPともいう。有機化合物であるリン酸エステルを加水分解する酵素。高等動物の場合には,臓器特異性をもった ALPのアイソザイム (同位酵素) が存在す…

シュードモナス Pseudomonas

改訂新版 世界大百科事典
土壌,水,食品などに広く分布している細菌の1属。グラム陰性,好気性の杆菌で,極鞭毛を有し運動する。糖より酸化的に酸を形成する。多種類の有機化…

ハロゲン化水素 ハロゲンかすいそ hydrogen halide

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ハロゲン族元素と水素との化合物をいう。フッ化水素 HF ,塩化水素 HCl ,臭化水素 HBr ,ヨウ化水素 HI の4種がある。いずれもハロゲンと水素との直…

塩基性【えんきせい】

百科事典マイペディア
塩基がもつ特性を塩基性という。1884年S.A.アレニウスは,化合物のうちで,水溶液中で解離して水酸化物イオンOH(-/)を生ずる物質を塩基と定義した。…

青酸中毒【せいさんちゅうどく】

百科事典マイペディア
シアン化水素またはシアン化ナトリウム,シアン化カリウムなどのシアン化合物による中毒。組織の呼吸酵素を不活化させることにより短時間(数分ない…

こん‐か(‥クヮ)【混化】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 混合して別のものとなること。また、まぜて一つの化合物とすること。[初出の実例]「立憲自由党とは自由党、大同倶楽部、愛国公党、九州…

ごうせい‐じゅし〔ガフセイ‐〕【合成樹脂】

デジタル大辞泉
合成高分子化合物のうち、繊維およびゴムを除いたものの総称。最初に作られたときに天然樹脂に似ていたので合成樹脂とよばれたが、樹脂ではない。プ…

アンチモン鏡 アンチモンキョウ antimony mirror

化学辞典 第2版
アンチモン化合物を発生期の水素により,スチビンSbH3とし,これを加熱したガラス管などを通して分解したとき,加熱部より先の管の冷たい部分に生じ…

ジシアンジアミド ジシアンジアミド dicyandiamide

化学辞典 第2版
cyanoquanidine.C2H4N4(84.08).NH=C(NH2)NHCN.シアナミドを重合させると得られる.融点209 ℃.1.40.水に可溶,エタノールやアセトンに微溶.融点…

コールタール コールタール coal tar

化学辞典 第2版
単にタールともいう.石炭熱分解(乾留)で生成する茶褐色あるいは黒色の粘りのある液状物質.多種類の芳香族化合物からなる.一般には,コークスの製…

炭酸ジメチル タンサンジメチル dimethyl carbonate

化学辞典 第2版
C3H6O3(90.08).(C2H5O)2CO.炭酸の2原子の水素をメチル基で置換した化合物で,炭酸エステルの一種.炭酸銀にヨウ化メチル,あるいはクロロギ酸メチ…

きガス‐げんそ【希ガス元素】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( ガスは[オランダ語] gas ) 周期表18族に属するヘリウム He ネオン Ne アルゴン Ar クリプトン Kr キセノン Xe ラドン Rn の六元素の…

ピラビタール ピラビタール pyrabital

化学辞典 第2版
アミノピリン 2分子およびバルビタール 1分子からなる分子化合物.白色~淡黄色の結晶性粉末.エタノール,エーテルまたは熱湯に可溶,クロロホルム…

ヒドロキシカルボン酸 ひどろきしかるぼんさん hydroxycarboxylic acid

日本大百科全書(ニッポニカ)
同じ分子内にヒドロキシ基-OHとカルボキシ基-COOHの両基をもつ化合物の総称。オキシ酸、オキシカルボン酸ともよばれる。アルコールのヒドロキシ基を…

知恵蔵
アレニウス(スウェーデン、S.A.Arrhenius)は、酸っぱい味のする酸性や塩基性(アルカリ性ともいう)という言葉をイオンで説明し、水に溶けて水素イオン…

空中窒素固定 くうちゅうちっそこてい fixation of atmospheric nitrogen

日本大百科全書(ニッポニカ)
空気中の窒素から、種々の窒素化合物を合成することをさす。近代化学工業の発展以前は、窒素資源としてはチリ硝石が唯一のものであり、アンモニアは…

インジウム indium

改訂新版 世界大百科事典
1863年,ドイツのライヒFerdinand Reich(1799-1882)とリヒターHieronymus Theodor Richter(1824-98)によってセン亜鉛鉱中に発見された。これは18…

だい‐いち【第一】

精選版 日本国語大辞典
[ 1 ] 〘 名詞 〙① 一番はじめであること。最初。[初出の実例]「歌経標式第一」(出典:歌経標式(772))「その教はじめ候ける第一の仏は、如何なる仏…

ゲルマン ゲルマン germane

化学辞典 第2版
ゲルマニウムの水素化物GenH2n+2(n = 1~5)の総称であるが,普通はGeH4をさす.n = 2以上のものはジゲルマン,トリゲルマンなどとよぶ.また,こ…