カゼイン カゼイン casein
- 化学辞典 第2版
- リンタンパク質の一種.牛乳では全タンパク質の80%,人乳では30% を占め,乳タンパク質の主成分で栄養タンパク質.リン酸の大部分はセリンおよびト…
多重項 タジュウコウ multiplet term
- 化学辞典 第2版
- 量子力学系のエネルギー準位が,ある近似の段階では何重かに縮退しているとみなされるが,実際にはその系に存在する摂動によりいくつかの接近した準…
グッタペルカ
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] gutta-percha 元来はマライ語 ) グッタペルカの木の樹皮から採取した乳液を乾燥したもの。ポリイソプレン構造をもつグッタを主…
三重点 サンジュウテン triple point
- 化学辞典 第2版
- 一つの物質の三つの相が平衡状態で共存する条件(温度と圧力)を示す状態図中の点,あるいはその温度をいう.一成分三相系であるから,この系は相律に…
ホウレンソウ
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 原産はペルシア(現在のイラン)で、わが国には江戸時代に唐船によって、長崎に伝えられました。当初伝えられたのは、葉に深い切れ…
リボゾーム りぼぞーむ ribosome
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 細胞質中にあり、粗面小胞体の膜の表面に付着した小さな顆粒(かりゅう)をいう。リボソームともよぶ。この顆粒は直径が約150オングストローム、リボ核…
アントワーヌ方程式【Antoine equation (formula)】
- 法則の辞典
- 単に「アントワーヌの式」と呼ぶこともある. 一成分系の液体あるいは固体の飽和蒸気圧の温度依存性を表す実験式で,次のようになる. ここで p は…
白殭蚕 びゃくきょうさん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』の中品に収載されている漢薬。白殭病菌Batrytis bassiana Bals.に感染した、カイコBombyx mori L.の幼虫の硬…
田中 芳雄 タナカ ヨシオ
- 20世紀日本人名事典
- 明治〜昭和期の応用化学者 生年明治14(1881)年3月9日 没年昭和41(1966)年5月8日 出生地埼玉県 学歴〔年〕東京帝大工科大学応用化学科〔明治38年〕…
attività
- 伊和中辞典 2版
- [名](女)〔英 activity〕 1 活動力;活気, 活力, 活発;好況 È un uomo di grande ~.|精力的な人だ. [同]energia;[反]inattività 2 活動(状態),…
蓮香あぶらとり紙
- 事典 日本の大学ブランド商品
- [美容]東京大学(東京都文京区)の大学ブランド。大賀蓮の香りを配合したオリジナルのあぶらとり紙。大賀一郎博士が発芽させた大賀蓮について、香…
しょう‐えん【松煙・松烟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 松を燃やすときに立ちのぼる煙。松は樹脂分が多いので、濃い黒煙が出る。[初出の実例]「路僻遙登巖桂月、梯危斜度澗松煙」(出典:本朝麗…
パラダイム論論争 パラダイムろんろんそう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- T.S.クーンがその著『科学革命の構造』のなかで展開した,科学の歴史はパラダイムの断続的転換としてとらえられるという説は,既存の科学哲学の科学…
蛍光顔料 けいこうがんりょう fluorescent pigment
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 蛍光を発する顔料の総称で、無機質のものと有機質のものとがある。前者は夜光塗料にみられるように、光による刺激を止めたのちも、ある時間発光を続…
四塩化チタン シエンカチタン titanium tetrachloride
- 化学辞典 第2版
- TiCl4(189.69).塩化チタン(Ⅳ)ともいう.金属チタン,二酸化チタンと炭素との混合物などを加熱して,塩素ガスを作用させると得られる.純粋な四塩化…
análise /aˈnalizi/
- プログレッシブ ポルトガル語辞典(ポルトガル語・日本語の部)
- [女]❶ 分析,調査análise da situação atual|現状の分析análise de dados|データ分析análise de merca…
タンマンの耐食限界 タンマンのたいしょくげんかい Tammann's corrosion-resisting limit
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 金のような貴金属の固溶体合金は,ある組成以上で純貴金属と同じ貴電位と不銹性を示すことがあり,その限界組成をドイツの G.タンマンの論文 (1919) …
地磁気の3要素 ちじきのさんようそ three components of geomagnetic field
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 地球磁場の強さと方向を表わすために必要な3つの成分。普通磁針のさす方向が地理上の北の方向とずれる角度を偏角,磁針が水平面からどれだけ傾くか (…
ねふろーぜしょうこうぐん【ネフローゼ症候群】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 ネフローゼ症候群(しょうこうぐん)は1つの病気ではなく、原因にかかわりなく、尿にたんぱくがでて、その結果、血液中のたんぱ…
じんふぜんにょうどくしょう【腎不全・尿毒症】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 〈腎臓の働きが低下し、毒素が体にたまる〉 腎不全(じんふぜん)とは、腎臓(じんぞう)の機能が低下した状態で、急性と慢性があ…
フィックの法則 ふぃっくのほうそく Fick's law
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 液体中における溶質の拡散に関する法則。1855年ドイツの生理学者であるフィックAdolf Eugen Fick(1829―1901)によって、食塩の溶解実験の際、熱伝導…
超合金 ちょうごうきん super alloy
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 耐熱合金の総称。特別な合金の種類ではなく,だいたい 800℃以上の高温でも酸化せず,かつ十分な強度を有する合金をいう。ジェットエンジンのタービン…
魚肉 ぎょにく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 魚の可食部分で、とくに身の部分をいう。魚体の30~70%が魚肉で、主としてタンパク質を含み、タンパク質は筋肉繊維状になっている。魚肉タンパク質…
じんましんみずぼうそうすいとう【じんま疹・水ぼうそう(水痘)】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 〈水ぼうそうにかかったあとの帯状疱疹にも注意〉 じんま疹(しん)は、かゆみとともに皮膚に小さなふくらみができ、それがいろ…
ふくつう【腹痛】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 〈おなかをあたためて安静に。半日ほどは絶食を〉 腹痛は、食べすぎや冷え、緊張や便秘によって起こるものから、重いものでは…
ジンジャー(香辛料) じんじゃー ginger
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ショウガの地下茎を乾燥し、また粉末とした香辛料。水で洗った地下茎の皮をむき、天日で約8時間乾燥させてつくる。甘い芳香性、さわやかな刺激性のあ…
アルミニウム化合物 アルミニウムカゴウブツ aluminium compound, aluminum compound
- 化学辞典 第2版
- アルミニウムは,通常,酸化数3で無色の化合物をつくる.おもなものは酸化物,水酸化物(ともに両性),アルミン酸塩,アルミノケイ酸塩(造岩鉱物の主…
電気伝導度異常 (でんきでんどうどいじょう) conductivity anomaly
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 地磁気変化異常と電気伝導度分布 海の影響 地震,火山と電気伝導度異常地磁気はつねに変化しており,精密な測定をすることにより,時…
液体ミルク
- 知恵蔵mini
- 正式な名称は乳児用液体ミルク。成分は乳児用の粉ミルクと同等で、あらかじめ液体なので湯などで溶かす必要がない。封を切ればそのまま飲めるため外…
ルブラン法 るぶらんほう Leblanc process
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 食塩からソーダ灰(無水炭酸ナトリウム)を製造する方法。1789年フランスのルブランによって発明され、ルブランソーダ法ともいう。工業化されたのは…
食塩 ショクエン common salt
- 化学辞典 第2版
- 主成分は塩化ナトリウムであるが,硫酸カルシウム,硫酸マグネシウム,塩化マグネシウム,塩化カリウムなどの不純物を多少含み,品質によって精製塩(…
入浴剤 にゅうよくざい bath products
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 入浴剤は,浴槽の湯の中に溶かして使うもの。香りも色もさまざまだが,効果は,身体が温まる,疲労回復,肩こり,神経痛,腰痛,冷え性など,ほとん…
窒素平衡 ちっそへいこう nitrogen balance
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 窒素出納ともいう。食事中の窒素化合物が排泄物中の窒素量より多ければ,成長あるいは体構成分の補強が行われることになり (正の平衡) ,排泄量のほ…
脂肪族化合物 しぼうぞくかごうぶつ aliphatic compound
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鎖式有機化合物の別名。直鎖あるいは枝分れを含む鎖式の炭素骨格をもつ有機化合物をいう。いいかえれば、分子内に環式構造を含まず鎖式の構造のみか…
ベリマン(Torbern Olaf Bergman) べりまん Torbern Olaf Bergman (1735―1784)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- スウェーデンの化学者。ウプサラ大学で数学と科学を学び、1756年に卒業。学生時代には昆虫やヒルの研究によってリンネに認められた。同大学の物理学…
リン(燐)酸塩鉱物 (りんさんえんこうぶつ) phosphate mineral
- 改訂新版 世界大百科事典
- リン酸基PO43⁻を主要化学成分としてもつ鉱物群。結晶構造の基本はケイ酸塩鉱物と類似していて,P原子を中心に4個の酸素原子で構成するPO4の正四面体…
50℃洗い
- 知恵蔵
- 野菜や肉などの食材を50℃の湯で洗うことにより、食材の細胞の酵素を活性化させる調理法。この方法により、しんなりした野菜がシャキッとみずみずしく…
だいちょうがん【大腸がん】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 大腸(だいちょう)がんは欧米型のがんといわれてきましたが、近年は、食生活の欧米化によって、日本でも肉類などの動物性脂肪の…
ニッケル触媒 ニッケルショクバイ nickel catalyst
- 化学辞典 第2版
- ニッケルの触媒作用を利用した触媒.金属ニッケルは,もっとも普及した水素化用触媒であり,けいそう土担体付ニッケルあるいはラネーニッケル触媒が…
サッサフラス Sassafras officinale; sassafras
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- クスノキ科の落葉高木で,北アメリカ東部原産。カナダからフロリダまで分布するが,北方では低木となる。葉は互生し,長さ8~12cm。上面緑色で下面は…
イソプレンゴム isoprene rubber
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 略称 IR。合成天然ゴムともいう。イソプレンの重合によって得られる合成ゴムの一種。天然ゴムの化学的成分はイソプレンの重合体で,IRはイソプレンを…
ウモレオウギガニ うもれおうぎがに / 埋扇蟹 [学] Zosimus aeneus
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 節足動物門甲殻綱十脚(じっきゃく)目オウギガニ科に属するカニ。甲幅10センチメートルに達する大形種で、奄美(あまみ)大島以南の西太平洋、インド洋…
クレゾール
- 百科事典マイペディア
- フェノールのベンゼン核の水素原子をメチル基で置換した化合物。別名メチルフェノール,ヒドロキシトルエン。無色〜淡褐色の液体。o‐体(融点31.0℃,…
コロンボ根 ころんぼこん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 東南アフリカのモザンビーク、タンザニアに産するツヅラフジ科(APG分類:ツヅラフジ科)のつる性植物ヤテオルヒザ・コロンバJateorhiza columbaの根…
ステイン すていん stain
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 木材や合板の木目を生かして美しくみせる仕上げの一種。住宅の下見板、窓枠、腰羽目、鼻隠しや、家具、楽器などの木工品の着色仕上げに用いる。 染…
微量養素 びりょうようそ micronutrients trace nutrient
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 微量で動物の栄養を支配し、その生命維持や成長に欠くことのできない食品成分で、微量要素とも書き、また微量養分、微量栄養素ともいう。ビタミンや…
トランキライザ tranquilizer
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 精神の緊張や不安を静穏化する薬剤。向精神薬の一種で,精神安定剤ともいう。感情の動きと密接な関係をもっている間脳だけに作用するため,不快感や…
加工乳 かこうにゅう processed milk
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 生乳,牛乳,特別牛乳あるいはこれらを原料として製造された食品を加工したもので,重量百分率で無脂肪固形分 8.0%以上の成分を有し,直接飲用に供す…
耐性(薬が効かなくなる)
- 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版
- 薬を繰り返し使用するうちに、効き目がしだいに低下したり、まったく効かなくなる現象を「耐性」といいます。初期と同じ効果を出すためには、薬を…
グルタミン酸一ナトリウム グルタミンサンイチナトリウム 5-sodium hydrogen glutamate
- 化学辞典 第2版
- C5H8NO4Na(169.11).1908年,池田菊苗により,コンブだしのうま味成分として見いだされ,今日“味の素”として広く使われている.小麦や大豆に含まれて…