ベンゼンスルホン酸 ベンゼンスルホンさん benzenesulfonic acid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C6H5SO3H・1.5H2O 。融点 43~44℃,無色板状晶。ベンゼンと発煙硫酸から合成される。水,アルコールに可溶。水溶液は強い酸性を示す。アルカ…
もうし‐だ・す(まうし‥)【申出】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 =もうしでる(申出)[初出の実例]「フクワラノ ゴショエ マイリ、インゼンヲ mǒxidaite(マウシダイテ) タテマツッタ」(…
qui・no, [kí.no]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男]1 〖植〗 キナノキ:南米原産で樹皮 quina からキニーネを採る.2 (収斂(しゅうれん)剤・アストリンゼンなどとして使われる)数種の植物から採…
クメン くめん cumene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芳香族炭化水素の一つ。イソプロピルベンゼン、クモールともいう。ヒメウイキョウCuminum cyminumから得られる精油であるクミン油から得られるのでこ…
4-スチレンスルホン酸 スチレンスルホンサン 4-styrenesulfonic acid
- 化学辞典 第2版
- 4-ethenylbenzenesulfonic acid.C8H8O3S(184.2).2-ブロモエチルベンゼンにクロロスルホン酸を作用させると得られる.4-(2-ブロモエチル)ベンゼンス…
ビフェニル ビフェニル biphenyl
- 化学辞典 第2版
- 1,1′-biphenyl.C12H10(154.20).C6H5-C6H5.ジフェニルともいう.コールタール中に少量含まれるが,ベンゼンの蒸気を赤熱した鉄管中に通じれば生成…
塩化ベンジル えんかべんじる benzyl chloride
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- クロロメチルノベンゼン、α(アルファ)-クロロトルエンともいう。光を照射しながらトルエン中に塩素ガスを流し、トルエンC6H5CH3のメチル基-CH3の水素…
スチレン すちれん styrene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 不飽和炭化水素の側鎖をもつ芳香族化合物の一つ。スチロール、ビニルベンゼンともいう。 無色、特異なにおいをもつ液体。工業的製造法としては、塩…
ビス-アレーン錯体 ビスアレーンサクタイ bis-arene complex
- 化学辞典 第2版
- 二つの芳香族環の間に遷移金属がはさまれた構造をもつ錯体をいう.1955年にはじめて合成されたジベンゼンクロム[Cr(C6H6)2]が代表的なもので,メタロ…
ハルコン法 ハルコンホウ Halcon process
- 化学辞典 第2版
- アメリカのHalcon International社が開発した酸化プロペンの合成法.種々の変法があるが,エチルベンゼンとプロペンからスチレンと酸化プロペンを併…
ガスバーナー
- 百科事典マイペディア
- 燃料ガスを効率的に燃焼させ,熱や高温を取り出す装置。実験室用のブンゼンバーナーや家庭用こんろなどの小規模なバーナーから,火力発電所のボイラ…
トリフェニルビスマス トリフェニルビスマス triphenylbismuth
- 化学辞典 第2版
- Bi(C6H5)3(440.30).ブロモベンゼンとビスマスナトリウムBiNa3,臭化ビスマス(Ⅲ)BiBr3とジフェニル亜鉛,またはジフェニル水銀(Ⅱ)とビスマスとの反応…
ミンゼンティ みんぜんてぃ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →ミンドセンティ
タウンゼンド Townsend, Francis Everett
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1867.1.13. イリノイ,フェアベリ[没]1960.9.2.アメリカの医師。ネブラスカ大学卒業。カリフォルニア州で公衆衛生の職員をしていたが,大恐慌の…
コール‐タール(coal tar)
- デジタル大辞泉
- 石炭の高温乾留で得られる黒色の油状液体。ベンゼン・トルエン・アントラセン・石炭酸・クレゾールなどを含む。木材の防腐塗料、染料・火薬・溶剤な…
れき‐せい【×瀝青】
- デジタル大辞泉
- 天然のアスファルト・タール・ピッチなど、黒色の粘着性のある物質の総称。また、石炭を加圧下でベンゼンを用いて抽出したときの抽出物。チャン。ビ…
EPN【イーピーエヌ】
- 百科事典マイペディア
- エチル‐p‐ニトロフェニル・チオノベンゼン・ホスホネートの略称。1950年デュポン社が開発した有機リン殺虫剤。暗黄色の液体。パラチオンより人畜への…
ルンゲ
- 百科事典マイペディア
- ドイツの工業化学者。ブンゼンに学び,1876年から32年間チューリヒ工科大学教授として同大学の発展に寄与。鉛室法硫酸製造に関する研究をはじめ,広…
ごうせい‐せんざい(ガフセイ‥)【合成洗剤】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 せっけん以外の人造洗剤をいい、合成表面活性剤の大部分が含まれる。高級アルコールを原料とした高級アルコール硫酸エステルや、飽和炭化…
フリーデル‐クラフツ反応 ふりーでるくらふつはんのう Friedel-Crafts reaction
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ベンゼンなどの芳香環を、無水塩化アルミニウムの存在下でハロゲン化アルキルによりアルキル化する反応(式(1))、およびハロゲン化アシルによりアシ…
ラウリン‐さん【ラウリン酸】
- デジタル大辞泉
- 《lauric acid》飽和脂肪酸の一。月桂樹油・椰子やし油などに含まれる。無色の針状結晶。水に溶けず、エーテルやベンゼンに溶ける。界面活性剤に利用…
ダマール(dammar/damar)
- デジタル大辞泉
- 東南アジア産のフタバガキ科の樹木から得られる天然樹脂の一。主成分はトリテルペン。アルコール・テレビン油・石油・ベンゼンなどによく溶け、コー…
げん‐ぜん【眩然】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 目のくらむようなさま。まばゆいさま。[初出の実例]「繍金色彩眩然(ゲンゼン)として眼を奪ふ」(出典:詩文の感応力(188…
シクロペンタジエニドイオン シクロペンタジエニドイオン cyclopentadienide ion
- 化学辞典 第2版
- C5H5-(65.09).非ベンゼン系芳香族化合物の一つで,一価の陰イオンである.負電荷は五員環上に非局在化し,D5h の対称性を有する.シクロペンタジエ…
あん‐ぜん【暗然/×黯然/▽闇然】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]1 悲しみ、絶望などで心がふさぐさま。気落ちするさま。「―として云うべき言葉もなく」〈谷崎・春琴抄〉2 暗いさま…
きんきん‐ぜん【僅僅然】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 いかにもわずかなさま。[初出の実例]「微(すこ)しく似たりと言ふも可なれども、誠に僅々然(キンキンゼン)たるものなり」…
そん‐ぜん【尊前】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神、仏や貴人の前を敬っていう語。おんまえ。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「東照神霊の尊前(ソンゼン)に於て夫等の事を謀らん…
ユーデックス法 ユーデックスホウ Udex process
- 化学辞典 第2版
- 液状炭化水素混合物からBTX(ベンゼン,トルエン,キシレン)を抽出分離する方法で,アメリカのUOP(Universal Oil Products)社が開発した.抽出溶剤と…
ビー‐エッチ‐シー【BHC】[benzene hexachloride]
- デジタル大辞泉
- 《benzene hexachloride》有機塩素系の殺虫剤。ベンゼン環に六つの塩素が付加した形の化合物。8種の異性体があり、そのうちγガンマ異性体が殺虫性を…
キルヒホッフ(Gustav Robert Kirchhoff)
- デジタル大辞泉
- [1824~1887]ドイツの物理学者。定常電流に関するキルヒホッフの法則を発見、次いでブンゼンとともに分光分析を研究し、黒体概念を導入して熱放射…
ジシクロヘキシルアミン dicyclohexylamine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 弱い魚臭をもつ液体。融点約 20℃,沸点 256℃ (一部分解) 。水に溶けて強い塩基性を示す。エチルアルコール,ベンゼン,エーテルにも溶ける。アニリン…
门前清 ménqián qīng
- 中日辞典 第3版
- 1 (マージャンで)“吃”“碰”などをしないであがったこと.メンゼンチン.2 (酒宴の終わりに)めいめいが自分の前にある酒を残らず飲み…
テクル‐バーナー(Teclu burner)
- デジタル大辞泉
- 《「テクリューバーナー」とも》ブンゼンバーナーを改良したガス燃焼装置。円錐形の調整輪を回すことにより、ガスと混合空気の量を容易に調節できる…
ベンゾキノン(benzoquinone)
- デジタル大辞泉
- ベンゼン環の水素原子2個がそれぞれ酸素原子に置き換わった有機化合物。キノンの一種。酸素原子の結合位置が異なる、オルトとパラの2種類の異性体が…
パラジクロロベンゼン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] paradichlorobenzene ) 触媒に鉄を用いベンゼンを塩素化して得られる無色の板状結晶。染料合成の中間体にも用いられるが、強力…
トリニトロベンゼン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] trinitrobenzene ) ベンゼン環に三つのニトロ基(NO2)が置換した化合物。白色の針状結晶。分子式 C6H3N3O6 TNTより強力な爆…
なぜ【何故】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 理由、原因などを問うのに用いる。どういうわけで。なにゆえ。どうして。[初出の実例]「石火矢を打つ時は、城の近所を触廻りて、おじゃっ…
テルフェニル テルフェニル terphenyl
- 化学辞典 第2版
- diphenylbenzene.C18H14(230.30).ベンゼンが3分子脱水素結合した化合物の総称.結合の位置によりo-,m-,p-テルフェニルとよばれる.融点o-体:58…
塩化ベンゼンジアゾニウム えんかべんぜんじあぞにうむ benzenediazonium chloride
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芳香族ジアゾニウムの一つ。アニリンの塩酸溶液を冷やしながらそこに亜硝酸ナトリウムを加える(ジアゾ化反応)と水溶液として得られる無色の結晶。…
ルビジウム るびじうむ rubidium
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 周期表第1族に属し、アルカリ金属元素の一つ。1861年、ドイツのキルヒホッフとブンゼンは、紅雲母(うんも)試料の発光スペクトルを観測中、暗赤色領域…
トルエン とるえん toluene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 代表的な芳香族炭化水素の一つ。トルオール、メチルベンゼンともいう。脂肪族と芳香族の性質をもつ化合物のなかで、もっとも簡単な構造である。 特…
げん‐ぜん【×泫然】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]涙がはらはらとこぼれるさま。さめざめと泣くさま。「二人相持して―として泣きしが」〈露伴・運命〉
芳香族アミン
- 栄養・生化学辞典
- ベンゼン核を有するアミンで,アミノ酸から生成するアミンとしてはチロシンからできるチラミン,ヒスチジンからできるヒスタミン,トリプトファン…
カダレン cadalene
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C15H18 。カダリンともいう。セスキテルペンのカジネン類の脱水素によって得られるナフタリン誘導体。無色液体で沸点 291~292℃ (720mmHg) 。…
シアナミド cyanamide
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 NCNH2 。無色の潮解性結晶。融点 46℃。水,アルコール,エーテル,ベンゼンなどによく溶ける。刺激性で皮膚に触れると炎症を起す。カルシウム…
くん‐ぜん【君前】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 主君の前。[初出の実例]「清流倒レ動二軒欄一、君前終日澄レ顧」(出典:田氏家集(892頃)下・甲第林池)「草野有難き旨申して君前(クンゼ…
H. ゴルトシュミット Hans Goldschmidt
- 20世紀西洋人名事典
- 1861.1.18 - 1923.5.20 ドイツの化学工業家,化学者。 ベルリン生まれ。 ハイデルベルク大学で化学をブンゼンに学び、1881年父の経営する化学工場に…
メタロセン めたろせん metalocene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 2個のシクロペンタジエニル環が金属原子をサンドイッチ型に挟み込んだ中性のπ(パイ)錯体をいう。シクロペンタジエニル環が金属原子と結合する仕方に…
ブンゼン‐はんのう〔‐ハンオウ〕【ブンゼン反応】
- デジタル大辞泉
- ⇒炎色反応
ナイトレン ナイトレン nitrene
- 化学辞典 第2版
- ニトレンともいう.一般式R-N:で表される一価の窒素化合物の名称.不安定な反応中間体としてのみ存在する.二価炭素化合物であるカルベンと等電子構…