うぬ‐が‐で【己手】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 ( 「に」を伴って用いる ) 自然と。おのずから。[初出の実例]「うぬがでに銭はもどりとすけんいひ」(出典:雑俳・柳多留‐二二(1788))
まん‐と【万と】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 数量が多いさまを表わす語。たくさん。どっさり。[初出の実例]「鎌倉の宿六にまんと話があるよ」(出典:黄表紙・富士之人穴見物(1788))
わる‐どめ【悪止・悪留】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 無理やりに引きとめること。しつこく引きとめること。[初出の実例]「悪留めはせぬものぢゃて」(出典:歌舞伎・傾情吾嬬鑑(1788)四立)
嵯峨の屋お室 さがのやおむろ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]文久3(1863).1.13. 江戸[没]1947.10.25. 千葉,牛久小説家,詩人。本名,矢崎鎮四郎。 1883年東京外国語学校露語科卒業。 1906年陸軍士官学校ロ…
沢村田之助(2世) さわむらたのすけ[にせい]
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]天明8(1788)[没]文化14(1817)歌舞伎俳優。3世沢村宗十郎の3男で文化期に活躍した美貌の女方。 1802年2世田之助となる。当り役はお三輪,小紫,梅…
ぞく‐はい【俗輩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 学問もなく、風流を解さない世間のふつうの人たち。俗人ども。凡俗な者ども。[初出の実例]「すべて童蒙其他書をよまざる俗輩(ゾクハイ)な…
たて‐かんばん【立看板】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 紙や布を枠に貼ったり、板で作ったりして塀、壁、電柱などに立てかけておく看板。また、江戸時代は柱などを立てて上部にとりつけた看板を…
ぎょ‐ぶ【禦侮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 敵国などからのあなどりを防ぐこと。相手にあなどられないように心がけること。また、外敵を防ぐこと。[初出の実例]「禦侮幾年護二兎毫一…
はっつけ‐ばしら【磔柱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 「はりつけばしら(磔柱)」の変化した語。[初出の実例]「伊達な事はっつけ柱金でだみ」(出典:雑俳・川傍柳(1780‐83)三)② 人をののし…
牧詩牛 (まき-しぎゅう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1788-1833 江戸時代後期の儒者。天明8年生まれ。牧石潭(せきたん)の長男。菅茶山(かん-ちゃざん),菊池五山にまなぶ。天保(てんぽう)4年8月死去。46…
怎么 zěnme
- 中日辞典 第3版
- [疑]1 どう.どのように.▶“怎么”+動詞の形で用い,方法を問う.動詞には否定形を用いない.~写?/どう書きますか.到…
这么 zhème
- 中日辞典 第3版
- [代]1 このように.こんなに(も).▶程度を表す.a “有〔像〕”……+“这么”+形容詞・動詞の形.目の前に比較される事物があ…
断么 タンヤオ
- 日中辞典 第3版
- 〈マージャン〉断幺duànyāo.
グラミシジンS グラミシジンエス gramicidin S
- 化学辞典 第2版
- C60H92N12O10(1141.49).Bacillus brevis Naganoの培養液から見いだされた環状デカペプチド.生物学的,化学的性質はチロシジンに近い.二塩酸塩は分…
てんたい‐しゃしん【天体写真】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天体に存在する星などを撮影した写真。[初出の実例]「今度の写真に至ては〈略〉我国天体写真の嚆矢と云ふべきなり」(出典:郵便報知新聞‐…
つり‐とだな【釣戸棚・吊戸棚】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 上からつり下げるようになっていて、下にささえのない戸棚。[初出の実例]「上寄り勝手道具を乗せし釣戸棚(ツリトダナ)」(出典:歌舞伎・…
しん‐にゅう(‥ニフ)【浸入】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 水などがはいり込むこと。ひたし入ること。[初出の実例]「生が不便利の説は到底、君の、脳漿にも浸入し了りたるを知る」(出典:仮名の会…
えむら‐ほっかい〔‐ホクカイ〕【江村北海】
- デジタル大辞泉
- [1713~1788]江戸中期の儒学者・漢詩人。名は綬。播磨はりまの人。宮津藩に仕えたが、のち退任し、京都に住み、漢詩文の普及に尽くした。著「日本…
せん‐む【先務】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 第一になすべきつとめ。急務。[初出の実例]「与丁宋儒知三専収二斂此心一、而不丙以二居レ仁由一レ義為乙先務甲、実天淵矣」(出典:童子…
て‐どお・い(‥どほい)【手遠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]てどほ・し 〘 形容詞ク活用 〙 手許から遠い。遠くて手がとどかない。かけ離れている。〔文明本節用集(室町中)…
にひゃく‐はつか【二百二十日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 立春から数えて二二〇日目に当たる日。九月一一日頃で、二百十日と同様、この頃は台風の襲来が多いので厄日として警戒される。《 季語・…
き‐だい【寄題】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 実際にその場所に出かけたり、実物を見て詠(よ)むのではなく、指定された題に寄せて詩歌を作ること。また、その作品。[初出の実例]「寿賀…
き‐やす【気安】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 気楽な気持でいる様子。[初出の実例]「女房も夫の心底を汲取て〈略〉及ばぬながらも少の事は御手伝致そふといへば、夫も快く…
竹本筆太夫(2代) (たけもと-ふでたゆう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1801 江戸時代中期-後期の浄瑠璃(じょうるり)太夫。義太夫節。初代の門弟で,初代竹本住太夫とともに大坂にゆき,天明3年(1783)竹本座に出演。初代…
せい‐けつ【猩血】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「せい」は「猩」の漢音 )① 猩猩(しょうじょう)の血。② 赤い色のたとえ。[初出の実例]「猩血風薫初借レ色、雞冠霜落尚方レ花」(出典:…
Neid
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部)
- [ナイト] [男] (―[e]s/) ([英] envy)ねたみ, 嫉妬(しっと), うらやみ, 羨望(せんぼう).blass〈gelb, grün〉 vor ~ werden / vor ~ erblas…
blo・que・o, [blo.ké.o;ƀlo.-]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男]1 封鎖;〖軍〗 〖海〗 包囲,封鎖線.el bloqueo del puente|橋の封鎖.romper un bloqueo|封鎖線を突破する.levantar un bloqueo|包囲を解…
せんちゅうわみょうるいじゅしょう〔センチユウワミヤウルイジユセウ〕【箋注倭名類聚鈔】
- デジタル大辞泉
- 江戸後期の、「倭名類聚鈔」の注釈書。10巻。狩谷棭斎かりやえきさい著。文政10年(1827)成立。明治16年(1883)刊。異本を校合きょうごうし、和漢…
三浦 第二郎 ミウラ ダイジロウ
- 20世紀日本人名事典
- 明治〜昭和期の林学者 盛岡高農教授。 生年明治16(1883)年8月 没年昭和9(1934)年3月6日 出身地石川県 経歴岐阜農林学校などを経て、大正7年盛岡高…
ぐん‐か(‥クヮ)【軍靴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 軍隊用のくつ。戦闘に耐えられるよう頑丈に造った靴。編上靴、長靴などがある。[初出の実例]「同地鎮台の軍靴を製造しけるに」(出典:朝…
じゆう‐みんけん(ジイウ‥)【自由民権】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人民の自由と権利。[初出の実例]「即今県下にて自由民権の説を唱ふる者は県会議員、新聞記者并に免職官員の類にて」(出典:自由新誌‐明治…
すめら‐みくに【皇御国】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天皇が統治する国。皇国。日本。すべらみくに。[初出の実例]「すめらみくにのもののふは、いかなる事をか、つとむべき」(出典:唱歌・皇…
むぎいち
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 鹿児島の麦焼酎。低温発酵、低温蒸留で仕上げたマイルドタイプの焼酎。原料は麦、麦麹。アルコール度数25%。蔵元の「小正醸造」は明治16年(1883)創…
と‐ろん【徒論】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 なんら得るところのない、むだな議論。空論。[初出の実例]「之を実際に施す時は、到底行はれざることにて、全く紙上の徒論なり」(出典:…
ていじ‐かんこうぶつ(‥カンカウブツ)【定時刊行物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ていきかんこうぶつ(定期刊行物)[初出の実例]「定時刊行物帯紙五十四万七千四百枚」(出典:東京日日新聞‐明治一六年(1883)五月七日)
む‐しゅぎ【無主義】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 特定の主義主張を持っていないこと。[初出の実例]「旦那は無主義で往けませんなど笑ふには」(出典:朝野新聞‐明治一六年(1883)五月二日)
blithe /bláið, bláiθ | bláið/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [形]1 ((けなして))お気楽な,不注意な,のん気な.2 ((文学))〈人などが〉快活な,陽気な.blithely[副]blitheness[名]
森長見 (もり-ながみ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1742-1794 江戸時代中期の国学者。寛保(かんぽう)2年生まれ。讃岐(さぬき)(香川県)多度津(たどつ)藩士。吟味方,小物成奉行。天明3年(1783)国史,故…
さいかち‐むし【莢虫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( サイカチの木によくいるところから ) 兜虫(かぶとむし)。さいかしむし。《 季語・夏 》[初出の実例]「さいかち虫の飛ことを子はしらず…
斎藤 兵太郎 サイトウ ヒョウタロウ
- 20世紀日本人名事典
- 明治〜昭和期の水産家 生年明治16(1883)年3月5日 没年昭和35(1960)年8月17日 出身地北海道 経歴十勝川のサケ・マス漁振興のため、昭和3年十勝外四…
アシュトン Ashton, Thomas Southcliffe
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1889.1.11. ランカシャー[没]1968.9.22.イギリスの経済史家。マンチェスター大学卒業。 1944~54年ロンドン大学教授。専門はイギリス 18世紀。産…
油杜氏煉方 (あぶらのとうじ-ねりかた)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代中期の狂歌師。江戸数寄屋橋で煉油(調髪用油)をあきなう宇の丸屋の主人。四方(よも)側の社中。天明3年(1783)刊「万載狂歌集」に作品が…
せい‐れい【性霊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 霊妙な心。たましい。[初出の実例]「方円修短之質、性霊群分」(出典:本朝文粋(1060頃)三・論運命〈大江朝綱〉)「中郎は詩を性霊に発し…
ごめん‐げた【御免下駄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 畳付きの楕円形の駒下駄の称。草履(ぞうり)常用の禁中で、雨天のときだけはくことを許されたところからいう。ごめん。[初出の実例]「さる…
けいよう‐じ【形容字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物音や音声などをまねた語音にあてられた漢字。[初出の実例]「凡文字には形容字とて物の音をかたどりたる字あり。華人は其の音を聞て其の…
い‐び(ヰ‥)【萎靡】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動タリ ) しおれて、ぐったりすること。おとろえること。退廃的になること。また、そのさま。[初出の実例]「詩賦に於ても、六朝委靡…
うま【馬】 の 足((あし))
- 精選版 日本国語大辞典
- 芝居で使う張り子の馬の中にはいって脚の役をする者。また、その役。それが端役であるところから、下級の役者をあざけっていうのにも用いる。馬役者…
あか‐ぞう(‥ザウ)【赤蔵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① めくりカルタの出来役の一種。赤七・赤八・赤九をそろえること。また、それらがそろった一組。赤花。[初出の実例]「手は赤蔵になりけれ…
いとつがい‐びょうぶ(いとつがひビャウブ)【糸番屏風】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 四方の押さえ木に穴をあけて、鐶(かん)をはめこみ、それに紐を通して折りたたみのできるようにした屏風。〔大内裏図考証(1788)〕
ろう‐たく(ラウ‥)【浪宅】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 浪人のすまい。浪士の住む家。浪人屋敷。[初出の実例]「らう宅へ四つ手みじめなむかひかご」(出典:雑俳・柳多留‐二二(1788))