「三大伝統」の検索結果

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おお‐にし(おほ‥)【大螺】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 貝「あかにし(赤螺)」の異名。〔本草和名(918頃)〕

おお‐ぬさ(おほ‥)【大幣・大麻】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 祓(はら)えのときに用いる大串につける幣帛(へいはく)。祓えのあと、人々がこれを引き寄せてからだを撫で、罪やけがれをそれに移したと…

おお‐ねぎ(おほ‥)【大根木】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 正月の門松の根元に立てる割木。年木。袴木(はかまぎ)。

おお‐ば(おほ‥)【大羽】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 「おおばいわし(大羽鰯)」の略。

おお‐ばか(おほ‥)【大馬鹿】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 形動 ) ひどく愚かなこと。また、その人。おおだわけ。[初出の実例]「正直にしてちへのなき、りちぎにまがふ大ばかのおとこ」(出典:仮…

おお‐はち(おほ‥)【大鉢】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「おおばち」とも ) 大きな鉢。[初出の実例]「船の中には小唄三味線、声色物真似、吉野夷(ゑびす)の艗(へさき)には水の物の大鉢(オホハ…

おお‐ひえ(おほ‥)【大比叡】

精選版 日本国語大辞典
比叡(ひえい)山の美称。または、その二つの峰のうち、大きいほうの峰の呼び名。[初出の実例]「隠れはあらじ大比叡の、杉のしるしはなけれども」(出典…

おお‐ひげ(おほ‥)【大髭・大鬚】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 長く豊かなひげ。[初出の実例]「大鬚をささげて、のけざまにふして倒れたり」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一)

おお‐ひょうばん(おほヒャウバン)【大評判】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 人々に非常によく知られて話題になること。たいへんな評判。だいひょうばん。[初出の実例]「オホヒャウバンノ 名たたる おとに聞」(出典…

おお‐ぶく(おほ‥)【大服・大福】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 茶、薬などの一服の量が多いもの。〔日葡辞書(1603‐04)〕② 「おおぶくちゃ(大福茶)」の略。《 季語・新年 》[初出の実例]「あすは元…

おお‐ぶろしき(おほ‥)【大風呂敷】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 大きなふろしき。または、大きなふろしき包み。[初出の実例]「又何歟(か)無心大ぶろしきとふみ」(出典:雑俳・川傍柳(1780‐83)五)② 現…

おお‐べっとう(おほベッタウ)【大別当】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 院の別当の一つ。院庁(いんのちょう)の別当数名のうち、本官が大臣であるものを呼ぶ。鎌倉時代以降の称。執事別当。[初出の実例]「大別…

おお‐みぎり(おほ‥)【大砌】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 雨だれを受けるための軒下の石だたみ。[初出の実例]「大みぎりの石を伝ひて、雪に跡をつけず」(出典:徒然草(1331頃)六六)

おお‐みみ(おほ‥)【大耳】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 大きな耳。〔観智院本名義抄(1241)〕② ( 形動 ) 聞く態度がおおらかで、細かいことにまで気をつけないこと。また、そのさま。[初出の…

おおみや‐づかさ(おほみや‥)【大宮司】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「おおみやつかさ」とも ) 神官の一つ。伊勢神宮をはじめ熱田、宇佐、阿蘇、香椎、宗像、気比、香取、鹿島などの神宮、神社にあった、…

おお‐やかた(おほ‥)【大屋形・大館】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① ( 大館 ) 大きな建物。② ( ①に住む人の意から ) 一城の主(あるじ)。[初出の実例]「大屋形氏康老中をめされ仰ければ」(出典:武家名目抄…

おお‐よろこび(おほ‥)【大喜・大悦】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 非常に喜ぶこと。[初出の実例]「亭主何やら大よろこびの体」(出典:咄本・鹿の子餠(1772)初夢)

こう‐だい(カウ‥)【浩大】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 形動 ) ひろく大きいこと。ゆたかで量が多いこと。また、そのさま。[初出の実例]「その農圃全書の巻帙浩大にして必用有益なるものを著…

だい‐いとく(‥ヰトク)【大威徳】

精選版 日本国語大辞典
「だいいとくみょうおう(大威徳明王)」の略。〔九暦‐九暦抄・天暦三年(949)正月一四日〕[初出の実例]「さいさ阿闍梨(あざり)も、大ゐとくをうや…

だい‐うちゅう(‥ウチウ)【大宇宙】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] macrocosm の訳語 ) 人間の各部分と宇宙の構成部分との間の対応を認める立場から、人間を小規模の宇宙(小宇宙)と見なすのに対…

だいえん(ダイヱン)【大宛】

精選版 日本国語大辞典
中国、漢代の西域の一国。中央アジアのシル川流域フェルガナ盆地にあり、名馬といわれた汗血馬(かんけつば)の産地として知られ、漢の武帝はこれを得…

だい‐おん【大陰・太陰】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 鎮(ちん)星(土星)の精で、太歳神の皇妃という。子年には戌の方、丑年には亥の方、寅年には子の方というように、常に太歳神の遊行に二辰…

だい‐おんじょう(‥オンジャウ)【大音声】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 大きな音声(おんじょう)。大音。[初出の実例]「たかきところにのぼりあがり、大音声(ヲンジャウ)をあげて」(出典:高野本平家(13C前…

だいがく‐りょう(‥レウ)【大学寮】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 令制による官人養成のための最高の教育機関。式部省の管轄に属し、明経・進士・明法の三本科と、算道・書道の二付随学科があった。その教…

だい‐がくし【大学士】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 中国、唐・宋代に、宮中の学問所に勤務し皇帝の諮問に答えることを任とした官。のち明代には宰相に相当する職務を担当したため、閣臣の…

だい‐きゅうし(‥キウシ)【大臼歯】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 哺乳類の歯で、小臼歯の奥にある臼歯。咬合面が平らでさまざまな小突起などがあり、食物をすりつぶす。草食獣でとくに発達する。ヒトでは…

だい‐ぎょうじ(‥ギャウジ)【大行事】

精選版 日本国語大辞典
[ 1 ] 〘 名詞 〙 仏語。大法会の際、道場の設備や法式儀則など万般にわたって法会を指揮する僧。[初出の実例]「諸人装束事〈略〉大行事 付衣懸二五…

たい‐けん【大験】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「たいげん」とも ) 大きな効果。いちじるしい効験。よいききめ。[初出の実例]「筑前守得二大験一候間、諸人満足仕候。程々御祈念之験…

たい‐こう(‥カウ)【大行】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 大きな仕事。大事業。また、立派な行ない。〔色葉字類抄(1177‐81)〕 〔荀子‐子道〕② 「たいこうてんのう(大行天皇)」の略。[初出の…

たい‐し【大祀】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 令制で、一か月間身心を潔斎して行なった最も重要な祭事。後に、践祚大嘗祭(せんそだいじょうさい)の別名となる。[初出の実例]「凡一月…

だい‐しきゅう(‥シキフ)【大至急】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 非常に急を要すること。おおいそぎ。[初出の実例]「シャンペンだ。船長の所にバーから持って来さしたのが、二三本残ってるよ。十の字三つ…

だい‐しけん【大試験】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 大きな試験。大事な試験。[初出の実例]「巴律西(パリッシイ)一の大試験を為んと思ひ、三百余の土器を買ひ」(出典:西国立志編(1870‐71…

だい‐じてん【大辞典・大字典】

精選版 日本国語大辞典
[ 1 ] 〘 名詞 〙 すぐれた、また、大規模な字典や辞典。大冊の字引。[初出の実例]「これも読んだのかと取散らしある大字典(ダイジテン)の金字に目を…

だい‐じゅんかん(‥ジュンクヮン)【大循環】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① =たいじゅんかん(体循環)〔人体の機能(1952)〕② =たいきかんりゅう(大気環流)

たい‐しょう(‥シャウ)【大匠】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「だいしょう」とも ) 技量のすぐれた大工。腕前の立派な職人。名匠。[初出の実例]「臣以二不才一忝承二絲綸命一、汗二代大匠一」(出典…

たい‐しょう(‥シャウ)【大檣】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 帆船の三本の帆柱のうちで中央のもの。二本柱の場合は帆船・汽船を問わず後ろのものをいう。後檣。メーンマスト。[初出の実例]「大檣(タ…

だいしょう‐じょう(ダイセウ‥)【大小乗】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 大乗と小乗。大乗仏教と小乗仏教。[初出の実例]「惣大小乗経律論偽疑録外注疏等肆仟参佰捌拾参巻、帙佰弐拾伍枚」(出典:西大寺資財流記…

だいしょう‐まえ(ダイセウまへ)【大小前】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 大小座の前の意 ) 能舞台の、大鼓方と小鼓方の中間の前あたりの場所。舞台正面中央の奥。

だい‐じょう(‥ヂャウ)【大定】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏の三徳の一つ。仏の禅定(ぜんじょう)で、仏の心が澄明であること。[初出の実例]「十力無畏の相は起居するにあり、大定智の相は意気にあ…

たい‐しょうぐん(‥シャウグン)【大将軍】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「だいしょうぐん」「だいじょうぐん」とも )① 全軍の指揮官。総大将。〔漢書‐蕭向伝〕② 令制で、三軍を統率する指揮官。三千人以上の…

だい‐しょうこ(‥シャウコ)【大鉦鼓】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「たいしょうこ」とも ) 雅楽の打楽器の一つ。管弦に用いる釣鉦鼓より大きく、舞楽に用いる。径四〇センチメートルほどで火焔をつけた…

だいず‐ゆ(ダイヅ‥)【大豆油】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 大豆からとれる油。圧搾法や溶剤抽出法でとり出す。半乾性油または乾性油で、食用のほか、硬化油、ボイル油に用いられる。だいずあぶら。

たい‐せい【大青】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 アブラナ科の二年草。中国原産で、日本へは享保年間(一七一六‐三六)に渡来し、栽培された。高さ六〇~九〇センチメートル。根葉は大き…

たい‐せつ【大節】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 大きな節操。重い節義。大義。[初出の実例]「袋硯用二物吉一江秀才之許遣レ召可レ給。文道之大事人之大節也」(出典:明衡往来(11C中…

だい‐せんせい【大先生】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 すぐれた先生。その道の権威者。他人をひやかす時に用いることもある。[初出の実例]「生花では大先生(ダイセンセイ)だの」(出典:滑稽本…

たい‐そう(‥サウ)【大棗】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 干したナツメの実。薬用にする。② 大きなナツメ。[初出の実例]「淑景舎の御おととの三の君、あやまりたることはなけれど、大さうにぞ似…

たい‐そう【大簇・太簇】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 中国音楽十二律の第三律。日本十二律の平調(ひょうじょう)に相当する。〔礼記‐月令〕② 陰暦一月の異称。たいぞく。[初出の実例]「委細略…

だいちょう‐じ(ダイチャウ‥)【大長寺】

精選版 日本国語大辞典
大阪市都島区東野田町にあった浄土宗の寺。網島の東端にあり、小春、治兵衛が心中した所として有名。

だい‐てんぐ【大天狗】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 大きな天狗。また、位の高い天狗。[初出の実例]「愛宕、高雄の大天狗(ダイテング)などが」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)下)② 非常…

たいとう‐もの(タイタウ‥)【大唐物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 昔、中国から移入・輸入された品物をいった語。転じて、外国物産一般をもいう。とうぶつ。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕