ビルトゥオーソ virtuoso
- 改訂新版 世界大百科事典
- きわめて高度な演奏技術をもつ演奏家を意味する。〈名手〉などと訳される。ラテン語で〈才能〉を意味するvirtusに由来するこの語は,ルネサンス時代…
社会システム学派 しゃかいシステムがくは social system school
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- H.クーンツの分類による経営学の諸学派の一つ。彼は"Toward a Unified Theory of Management" (1964) で,現代の経営理論を6学派に分類したが,この…
ライシアム Lyceum
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- もともとは,前 335年にアテネのアポロン神殿に捧げられた森の中にアリストテレスが設立した学校。アリストテレスには森の中を散策しながら生徒たち…
メチルバイオレット メチルバイオレット Methyl Violet
- 化学辞典 第2版
- パラローザニリン塩酸塩のN位が多メチル化されたカチオン性の紫色染料.五メチル置換体が主成分で,四および六メチル置換体がまじる.【Ⅰ】五メチル…
酢酸クロム サクサンクロム chromium acetate
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】酢酸クロム(Ⅱ):Cr(CH3COO)2(170.08).クロム(Ⅱ)塩水溶液に酢酸アルカリを加えて濃縮すると一水和物が得られる.一水和物は赤色の結晶.普通に…
異性 (いせい) isomerism
- 改訂新版 世界大百科事典
- 分子式あるいはそれに対応する化学式は同じであるが,構成する原子の立体的な配列その他が異なるため,物理的および(または)化学的物質が異なる化…
フルオロジルコニウム(Ⅳ)酸塩 フルオロジルコニウムサンエン fluorozirconate(Ⅳ)
- 化学辞典 第2版
- ZrⅣのフルオロ錯体は,きわめて種類が多い.錯イオンで示すと,ZrF62-,ZrF73-,ZrF84-,ZrF5-,Zr2F102-,Zr2F124-,Zr2F135-,Zr2F146-,…
スピライト
- 岩石学辞典
- 変質した塩基性岩で,一般に多孔状あるいは杏仁状構造を示し,もとの鉱物は変質作用を受けて長石は曹長石となり,輝石は他の鉱物に置き換えられてい…
ビタミンK ビタミンケー vitamin K
- 化学辞典 第2版
- フィロキノンともいう.血液凝固を促進する脂溶性ビタミン.血液凝固に必要な因子のⅡ因子(プロスロンビン)やⅦ因子,Ⅸ因子,Ⅹ因子の生合成に関係する…
蝋石【ろうせき】
- 百科事典マイペディア
- なめらかで緻密(ちみつ)で,もろいアルミナ質の鉱物集合体(岩石)で,葉蝋石,カオリン鉱物,絹雲母,ダイアスポアAl2O3・H2Oなどを主成分とする。…
エアロビクス
- 百科事典マイペディア
- 有酸素運動と訳される。1968年,米国のK.H.クーパーが発表した,酸素を十分に体内にとり入れながら行う,全身持久性を養うための運動の総称。ジョギ…
キュリー
- 百科事典マイペディア
- フランスの物理学者。M.キュリーの夫。パリ大学卒業後,物理化学学校実験主任,1904年パリ大学教授。兄ジャック・キュリーと協力して圧電気を研究,…
プランク‐エネルギー(Planck energy)
- デジタル大辞泉
- プランクが提唱したプランク単位系で表されるエネルギーの単位。プランクエネルギーEpはプランク定数h、光速度c、万有引力定数Gで定義され、Ep=1.95…
中和【ちゅうわ】
- 百科事典マイペディア
- (1)酸性の物質と塩基性の物質とが反応して,そのいずれでもないものを生ずること。普通には酸と塩基とが反応して塩を生ずることをいう。水酸化ナ…
ニトロ化合物【ニトロかごうぶつ】
- 百科事典マイペディア
- ニトロ基−NO2をもつ化合物の総称。正確にはニトロ基が直接炭素原子と結合した化合物をいう。ニトロメタンCH3NO2,ニトロベンゼンC6H5NO2などが代表的…
ハッセル
- 百科事典マイペディア
- ノルウェーの化学者。オスロ大学卒。1934年同大学教授。シクロヘキサンおよびその化合物の研究を行い,これらの化学構造が平面構造ではなく,椅子(い…
ハドソン湾【ハドソンわん】
- 百科事典マイペディア
- カナダ中東部の巨大な湾。東部のハドソン海峡で大西洋に,北東部のフォクス海峡・フォックス湾で北極海に通ずる。南端にジェームズ湾の浅い入江があ…
荒川洋治 (あらかわ-ようじ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1949- 昭和後期-平成時代の詩人。昭和24年4月18日生まれ。早大在学中の昭和46年第1詩集「娼婦論」をだし,51年「水駅(すいえき)」でH氏賞,平成12年…
宇宙戦争
- デジタル大辞泉プラス
- ①英国の作家H・G・ウェルズのSF小説(1898)。原題《The War of the Worlds》。地球外生命による侵略SFものの古典。②①を原作とした1953年製作のアメ…
吉田裕史 (よしだ-ひろふみ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1968- 平成時代の指揮者。昭和43年生まれ。汐沢安彦,広上淳一,津田雄二郎らに師事。のちオーストリアでH・グラーフ,J・カールマンらに師事。平成11…
ミュラー(ドイツの動物学者 Fritz Müller) みゅらー Fritz Müller (1821―1897)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの動物学者。のちにブラジルに渡る。ベルリン、グライフスワルト両大学で医学と博物学を修め、1852年以来ブラジルに移って事業を営み、かたわ…
クリス ヒンゼ Chris Hinze
- 20世紀西洋人名事典
- - ? フルート奏者,ピアノ奏者。 ヒルベールサム(オランダ)生まれ。 父は、指揮者のH.フリッツ。ハーグの王立音楽院で学ぶ。在学中よりジャズ・トリ…
ハーバート・ジョージ ブルーマー Herberet George Blumer
- 20世紀西洋人名事典
- 1900 - 1986 米国の社会心理学者。 象徴的相互作用論なる用語・視点の創出とシカゴ学派の再編、全盛時構造機能主義への批判、G.H.ミードの思想の社…
リン酸マグネシウムアンモニウム りんさんまぐねしうむあんもにうむ ammonium magnesium phosphate
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- リン酸塩水溶液にマグネシア混液(塩化マグネシウムと塩化アンモニウムのアンモニア水溶液)を加えると、六水和物(MgNH4)PO4・6H2Oが得られる。無水…
ハリマン William Averell Harriman 生没年:1891-1986
- 改訂新版 世界大百科事典
- アメリカの政治家。E.H.ハリマンの子で,鉄道経営にもあたったが,ニューディール政策のF.D.ローズベルトに起用され,34年に全国産業復興局役員とな…
ベム bem
- 改訂新版 世界大百科事典
- 昆虫目玉の怪物bug-eyed monsterの略語で,SFの分野から一般に広まった。人間と似ても似つかぬ形の宇宙人ないし怪物の総称として用いられる。H.G.ウ…
モーリア James Morier 生没年:1780-1849
- 改訂新版 世界大百科事典
- イギリスの外交官。1808-09年,初代イラン大使H.ジョーンズの秘書としてイランを訪問,カージャール朝との友好条約調印に尽力した。11-15年,テヘラ…
エオシン eosin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- C20H8Br4Na2O5 。スイスのガイギー社製の酸性染料。帯青赤色結晶または褐色粉末で,水に溶け褐色ないし黄赤色を呈し緑色ケイ光を発する。堅牢度につ…
ビニヒ Binnig, Gerd
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1947.7.20. フランクフルトドイツ生れの物理学者。 1978年フランクフルト大学で学位取得後,スイスの IBMチューリヒ研究所に入り,H.ローラーと…
亜ヒ酸鉛 あヒさんなまり lead arsenite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- メタ亜ヒ酸鉛 Pb(AsO2)2 。白色粉末。水に少量溶けるが加水分解する。アルカリ水溶液に易溶。2%の水溶液は,人畜に無害であるため殺虫剤として用い…
アクリフラビン acriflavine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 紫褐色または類赤色の結晶。化学式 C14H14ClN3 。分解点約 290℃。エチルアルコールや水に難溶,エーテル,クロロホルムにはほとんど不溶。水溶液は酸…
トトネス(伯) トトネス[はく] Totnes, George Carew, Earl of
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1555.5.29.[没]1629.3.27. ロンドンイギリスの軍人,政治家。 1574年兵士としてアイルランドに渡って武功をあげ,86年ナイト爵に取立てられ,同…
田中正平 たなかしょうへい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]文久2(1862).5.15. 兵庫[没]1945.10.16. 千葉音楽学者,物理学者。東京帝国大学理学部物理学科卒業 (1882) 。2年後ドイツに留学,音響学者 H.ヘ…
バザン Bazin, René (François Nicolas Marie)
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1853.12.26. アンジェ[没]1932.7.20. パリフランスの小説家。パリ大学に学び,1875年以後故郷のカトリック大学で法律学を講じていたが,文学への…
純粋法学 じゅんすいほうがく reine Rechtslehre
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- H.ケルゼンによって主唱された実定法の純粋な客観的認識を目指す法理論。法学を政治的,倫理的考察や社会学的事実認識から方法論的に峻別し,規範体…
生理的美学 せいりてきびがく physiological aesthetics
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 美を意識過程において生起する心理現象とみる点で心理的美学の系譜に属するが,内省的方法にはよらず生理学的実験およびその成果に基づく美学。快は…
マグヌス効果 マグヌスこうか Magnus effect
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 回転している物体に,回転軸と直角方向に流れが当るとき,物体は流れの速度および回転軸に直角の方向に力を受ける。これをマグヌス効果という。時計…
ベネット骨折 ベネットこっせつ Bennett's fracture
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 母指の中手手根関節部の脱臼骨折で,1882年に E. H.ベネットが報告した。母指の長軸方向に対する外力で生じるといわれ,突き指,けんか,ボクシング…
非共有電子対 ひきょうゆうでんしつい unshared electron pair
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 孤立電子対ともいう。原子の外殻電子軌道の1つにその原子に属する2個の電子が対となって入ってつくられた電子対で,他の原子と共有されていない。し…
ピグマリオン Pygmalion
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イギリスの戯曲。喜劇。5幕。 G.B.ショー作。 1912~13年執筆。 13年 10月ウィーンで初演。音声学者のヒギンズ教授が花売娘イライザを教育して貴婦人…
ブラストサイジンS ブラストサイジンエス Blastcidin S
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 放線菌の一種 Streptomyces griseochromogenesの生産する農業用抗生物質。ブラエスともいう。分子式 C17H26O5N8 。白色針状結晶。融点 235~236℃,水…
ぶどう‐とう(ブダウタウ)【葡萄糖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 単糖類の一つ。化学式 C6H12O6 白色結晶で甘味は蔗糖より弱い。水に溶けやすく、還元性がある。葡萄の果実や蜂蜜(はちみつ)など広く生物…
過酸化マグネシウム カサンカマグネシウム magnesium peroxide
- 化学辞典 第2版
- MgO2(56.30).硝酸マグネシウムの液体アンモニア溶液に固体の超酸化カリウムKO2を加えると,無水物MgO2が得られる.また,マグネシウム化合物のエー…
シソマイシン シソマイシン sisomicin
- 化学辞典 第2版
- C19H37N5O7(447.52).リカマイシンともいう.Micromonospora inyoesisが産生するアミノ配糖体抗生物質.針状晶の一水和物は融点198~201 ℃.+189°(…
バシシン バシシン vasicine
- 化学辞典 第2版
- (R)-1,2,3,9-tetrahydropyrrolo[2,1-b]quinazolin-3-ol.C11H12N2O(188.23).ペガニンともいう.キツネノゴマ科Alhatoda vasia,ハマビシ科Peganum h…
ニトログリコール ニトログリコール nitroglycol
- 化学辞典 第2版
- 1,2-ethanediyl dinitrate.C2H4N2O6(152.06).無水混酸中にエチレングリコールを注入して,ニトロ化すると得られる.無色の油状液体.融点-22.3 ℃…
グルコサン グルコサン glucosan
- 化学辞典 第2版
- C6H10O5(162.14).アンヒドログルコースともいう.α,β形の2種類がある.α形は1,2-アンヒドロ-α-D-グルコピラノースのことで,α-グルコースを減圧下…
ミルセン ミルセン myrcene
- 化学辞典 第2版
- C10H16(136.24).鎖状モノテルペン.ゲッケイジュやビジョザクラの精油にα,β-混合物として含まれている芳香性油状物.α-ミルセンはミルセニルアセタ…
スルファメトキサゾール スルファメトキサゾール sulfamethoxazole
- 化学辞典 第2版
- 4-amino-N-(5-methylisoxazol-3-yl)benzenesulfonamide.C10H11N3O3S(253.28).日本で開発された持続性サルファ剤で,3-アミノ-5-メチルイソオキサゾ…
フェノールフタレイン フェノールフタレイン phenolphthalein
- 化学辞典 第2版
- 3,3′-bis(4-hydroxyphenyl)phthalide.C20H14O4(318.33).無水フタル酸とフェノールとを加熱反応させると得られる.白色の結晶.融点258~262 ℃.エ…