せん‐ぱく【船舶】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「舶」は海の大船の意 )① 大型の船、特に人間や荷物を積載して海上を航行するように建造した船。[初出の実例]「船舶の海洋を渉渡するに…
詐欺 (さぎ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 民法 詐欺罪 江戸時代の〈かたり〉と刑罰人をだまして錯誤におとしいれる違法な行為。刑法上,犯罪となる(刑法246条)。民法上,詐欺…
ちゅうおう‐ろうどういいんかい(チュウアウラウドウヰヰンクヮイ)【中央労働委員会】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 厚生労働省(もとは労働省)の外局の一つ。昭和二〇年(一九四五)設置。二都道府県以上にわたる労働争議の斡旋・調停・仲裁、地方労働委…
行動主義 (こうどうしゅぎ) behaviorism
- 改訂新版 世界大百科事典
- J.B.ワトソンが1912年に提唱した心理学理論のもとに形成された学派。古代ギリシア以来心理学の伝統は,人間の心とその働きについて思索し,主観的な…
信号 (しんごう) signal
- 改訂新版 世界大百科事典
- (1)コミュニケーションにおいて用いられる記号signの一種。一般に,ある事物Aが別の事物Bを意味するとき,AをBの記号と呼び,BをAの指示対象refere…
せいとしどう 生徒指導 student guidance
- 最新 心理学事典
- 2010年に出された文部科学省の生徒指導提要によると,生徒指導とは「一人一人の児童・生徒の人格を尊重し,個性の伸長を図りながら,社会的資質や行…
収賄罪 しゅうわいざい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 賄賂(わいろ)罪は、収賄罪と贈賄罪とに分かれ、前者が賄賂を収受・要求・約束する罪であるのに対して、後者は賄賂を供与・申込み・約束する罪である…
社会法 しゃかいほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 普通、所有権の絶対、契約自由の原則などを基本原理とする近代私法体系の意味での市民法bürgerliches Rechtと対比して、これらの原理を修正する意味…
ラルフ エリソン Ralph Waldo Ellison
- 20世紀西洋人名事典
- 1914.3.1 - 1994.4.16 米国の小説家。 ニューヨーク大学教授。 オクラホマ州オクラホマシティ生まれ。 初め音楽家を志すが、ニューヨークで黒人文…
専修念仏 (せんじゅねんぶつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 浄土に往生するため,念仏以外の行をまじえず,〈南無阿弥陀仏〉とただひたすらに念仏を唱えること。法然やその門流の宗教的立場を端的に示す語であ…
セラ(Camilo José Cela) せら Camilo José Cela (1916―2002)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- スペインの小説家。ガリシア地方に生まれる。内戦終結後『パスクアル・ドゥアルテの家族』(1942)によって華々しく文壇にデビュー。死刑囚の告白の…
曽野綾子 そのあやこ (1931― )
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 小説家。東京生まれ。本名三浦知寿子(ちずこ)。聖心女子学院幼稚園から聖心女子大学英文科卒業までミッション教育を受ける。同人誌『ラマンチャ』『…
通知 (つうち)
- 改訂新版 世界大百科事典
- ある事項を他人に知らせる行為。掲示等の方法により不特定多数人に対してなされる通知は,とくに〈公告〉と呼ばれる。通知には法令により一定の法律…
セールスマンの死 せーるすまんのし Death of a Salesman
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの劇作家アーサー・ミラーの二幕戯曲。主人公ウィリー・ローマンは新時代の変化に対応できない老セールスマン。社会から脱落するにつれて精…
弁神論 べんしんろん théodicée フランス語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 神義論ともいう。ライプニッツの造語で、狭義には無神論や善悪二元論を論駁(ろんばく)して、この世界に存在するあらゆる害悪にもかかわらず、神の善…
ペイン Thomas Paine 生没年:1737-1809
- 改訂新版 世界大百科事典
- アメリカ独立革命を促進した啓蒙的文筆家。コルセット職人の子としてイギリスに生まれ,各種の職についたがいずれも成功せず,1774年アメリカへ移住…
ハサン・アルバスリー al-Ḥasan al-Baṣrī 生没年:642-728
- 改訂新版 世界大百科事典
- 初期イスラムの最も優れた思想家。サワード征服の際の捕虜の子としてメディナに生まれ,のちバスラに移住し,その指導的知識人として多くの弟子を養…
くんし【君子】 は 独((ひとり))を慎((つつし))む
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 「大学」の「君子必慎二其独一也」による ) 君子は人が見ていないところでもその行ないをつつしんで、けっして人間として恥ずかしいようなことはし…
藤原 定 フジワラ サダム
- 20世紀日本人名事典
- 昭和期の詩人,評論家 元・法政大学教授;「オルフェ」発行人。 生年明治38(1905)年7月17日 没年平成2(1990)年9月17日 出生地福井県敦賀市 学歴〔年…
時代精神 じだいせいしん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一般にはある時代の哲学、文学、芸術などの作品に共通するその時代の人間の精神態度。精神史のうえで、たとえばルネサンスの時代精神は何かといった…
常識 じょうしき common sense
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ある社会のある時期において、一般の人々がとくに反省することなく当然のこととして共通に認めている意見や判断のことであり、その社会の歴史のなか…
心臓移植 しんぞういしょく heart transplantation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 臓器提供者 (ドナー) から取った心臓を受容者 (レシピエント) に移植すること。人間における世界最初の臨床例は,1964年6月にアメリカのミシシッピ大…
こうむ・る(かうむる)【被・蒙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「こうぶる(被)」の変化した語 )① 頭から衣服、帽子などをかぶる。身体や頭をおおう。かぶる。[初出の実例]「かうべ…
おとり捜査 おとりそうさ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 捜査機関が犯罪者の発見・逮捕のため、自らまたは第三者を「おとり」にして犯罪を誘発し、この犯人を現行犯として逮捕しようとする捜査方法。麻薬犯…
虚偽告訴罪 きょぎこくそざい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 刑事または懲戒の処分を受けさせる目的で、虚偽の告訴、告発その他の申告をする罪。3月以上10年以下の懲戒に処せられる(刑法172条。なお、故意に事…
職権主義 (しょっけんしゅぎ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 一般的には,訴訟の主導権を裁判所にゆだねる方式(原則)をいい,当事者主義に対する意味で用いられている。裁判が統治権力の具体的・直接的な現れ…
コミュニケートする権利 コミュニケートするけんり right to communicate
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- コミュニケーションは人間にとって本質的な行為であるとの認識に立ち,人間には双方向的で参加的なコミュニケーションを行なう基本的な権利がある,…
温帯多雨気候 (おんたいたうきこう) temperate rainy climate
- 改訂新版 世界大百科事典
- 温帯気候区の一つで,年中適度の降雨があり,とくに夏のモンスーン(季節風)にかかわる台風,ハリケーンに伴う豪雨があるうえに,秋の長雨,冬のモ…
数理哲学 すうりてつがく philosophy of mathematics
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 数の哲学ともいう。数学の対象となる事物を理性の認識対象としてだけとらえ,その根拠を研究する思弁的学問。数学の対象となる個々の事物は,感覚の…
忠 (ちゅう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 忠という文字は,まごころ,まことを意味し,まごころをもって相手を思いやることをさしていたが,儒教が成立した時代の中国で,君臣の関係を説く際…
クレプトマニア くれぷとまにあ kleptomania
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 「窃盗癖(盗癖)」のことで、「窃盗症」(DSM-5、『精神障害の診断と統計の手引き』第5版)、あるいは「窃盗強迫」もしくは「病的窃盗」(ICD-10、…
地霊 (ちれい) earth spirit
- 改訂新版 世界大百科事典
- 大地に宿り,農耕をはじめ人間生活全般を支配すると信じられた霊的存在。古代において大地を基盤とする人間の営みは,その場所に宿る地霊の承認と保…
チュチェ思想 (チュチェしそう) Chuch`e-sasang
- 改訂新版 世界大百科事典
- 金日成(きんにつせい)の名のもとに唱道されている朝鮮民主主義人民共和国の思想原理。自力更生論をいっそう包括的な哲学体系に発展させて,1960年…
カイヨワ かいよわ Roger Caillois (1913―1978)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランスの哲学者、批評家。エコール・ノルマル・シュペリュール(高等師範学校)卒業後、バタイユ、クロソフスキーPierre Klossowski(1905―2001)…
わざ【業】
- デジタル大辞泉
- 1 おこない。行為。所業。しわざ。「神のみ業」「人間業」2 職業。仕事。「物書きを業とする」3 こと。ありさま。おもむき。「容易な業ではない」…
ちちのみ‐の【乳の実の】
- デジタル大辞泉
- [枕]同音の繰り返しから、「父」にかかる。「―父の命みこと柞ははそ葉の母の命」〈万・四一六四〉
つがのき‐の【×栂の木の】
- デジタル大辞泉
- [枕]音の類似から、「つぎつぎ」にかかる。「―いやつぎつぎに天あめの下知らしめししを」〈万・二九〉
引ひくの山やまの
- デジタル大辞泉
- 《「山」は、祇園祭の山鉾やまぼこ》多忙、繁雑なさま。ごたごたしているさま。
のさ‐のさ
- デジタル大辞泉
- [副]1 ゆっくりと歩くさま。のそのそ。「傍らの叢くさむらから、―と出たのは蟇ひきで」〈鏡花・高野聖〉2 のんびりしているさま。「いとしづかに…
のんのこ
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 佐賀の麦焼酎。酒名は、民謡「のんのこ節」に由来し、この地方の方言で「かわいい子」の意。佐賀県産の二条大麦を黒髪山系の伏流水と白麹を用いて仕…
かの【彼の】 の ものの
- 精選版 日本国語大辞典
- あのこと、このこと。なんやかや。あれやこれや。あののものの。[初出の実例]「かののもののと挨拶を互に飾る詞の綺羅」(出典:浄瑠璃・敵討襤褸錦(…
し【四】 の 五((ご))の
- 精選版 日本国語大辞典
- あれやこれや。なんのかの。また、あれこれぐずぐずと言うこと。[初出の実例]「四の五のの場ではないかと存するよ」(出典:雑俳・千枚分銅(1704))
ちちのみ‐の【乳実の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 同音の繰り返しで「父」にかかる。[初出の実例]「知智乃実乃(チチノみノ) 父の命(みこと) ははそ葉の 母の命」(出典:万葉集(8C後)一九・四一…
まのの長者 (通称) まののちょうじゃ
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題まのの長者十二段初演元禄13.1(江戸・市村座)
何の彼の なんのかの
- 日中辞典 第3版
- →なんだかんだ(何だ彼んだ)
七賢人 (しちけんじん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- (1)前6世紀ころギリシア各地に出現した7人の賢人たち(Hepta sophoi)のこと。たとえば〈万事,度を越すな〉など穏健な処世訓を説く格言の作者とさ…
パーソンズ(Talcott Parsons) ぱーそんず Talcott Parsons (1902―1979)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの社会学者。行為の一般理論、構造機能分析、社会体系論などと称される社会学の理論体系を構築し、その学問的影響は広く人類学、歴史学、政…
にじゅう‐ひかぜい〔ニヂユウヒクワゼイ〕【二重非課税】
- デジタル大辞泉
- 多国籍企業が、居住地国と源泉地国のどちらでも課税されないこと。各国間の課税制度の違いや二重課税の回避を目的とする租税条約を濫用した、租税回…
しゅう‐こう〔シウカウ〕【醜行】
- デジタル大辞泉
- 恥ずべき行為。また、男女間のみだらな行い。「人の眼をくらますために―を演じるなら」〈横光・旅愁〉[類語]暴行・愚行・愚挙・非行・乱行・暴力・狼…
にんい‐だいり【任意代理】
- デジタル大辞泉
- 本人の信任に基づき、本人と代理人との間の授権行為によって成立する代理。その代理人を任意代理人という。民法では、委任による代理(委任代理)と…