出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
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(2008年)
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
…一般的には〈他人の力を借りず自体の力で困難から脱出し自立的に生きていくこと〉(《朝鮮語辞典》(平壌))だが,特に中ソ論争を背景として,〈自国の革命と建設は基本的に自国人民の力量と自国の富源によって進めるべきだ〉という立場を鮮明にしたもの。この考え方が70年代にいたりいっそう包括的なチュチェ(主体)思想に発展していく。ただし,社会主義国際分業内で特化することなく自力で重工業を含む民族的自立経済を創出すべきだとの考え方は,1956年段階ですでに定まっていた。…
…金日成は早くからソ連の経済協力姿勢に疑問を抱いており,中国と共通の批判の姿勢に立ちつつもソ連との国家関係は維持し,一方,中国の〈文化大革命〉とは一線を画して中ソ論争の国内波及を強く阻止したという。この間,50年代末以来政治の中枢を担ってきたのは朴金喆,李孝淳らのいわゆる甲山派(抗日パルチザン闘争の後期に北朝鮮北部の甲山郡と対岸中国領の長白県の根拠地で活動した人々)であったが,68年のプエブロ号事件の後,ベトナム支援とも関連する対米強硬路線・対南工作のゆきづまりのなかで甲山派は失脚し,70年代以降のチュチェ(主体)思想の時代へと推移していった。 チュチェ思想は67年から金日成が唱道したものとされ,その語義には変遷があるが,〈自力更生〉論の延長線上の対外的自主独立,大国主義・支配主義反対の側面とともに,革命の主人である人民大衆の自主的創造性の強調を特徴とし,現代を第三世界人民が世界史を切り拓くチュチェの時代ととらえて,非同盟諸国の民族革命に強い関心を示している。…
※「チュチェ思想」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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