れい‐せん【冷戦】
- デジタル大辞泉
- 《cold war》武力は用いないが、激しく対立・抗争する国際的な緊張状態。第二次大戦後の米・ソ二大陣営の厳しい対立を表した語。人間関係などに用い…
塩化カリウム【えんかカリウム】
- 百科事典マイペディア
- 化学式はKCl。比重1.988,融点776℃,沸点1500℃。苦味と塩味がある無色の結晶。塩化カリとも。化学的性質は塩化ナトリウムに似る。天然にはシルビン(…
斎藤小左衛門パウロ
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:寛永10.10.2(1633.11.3) 生年:天正4(1576) 江戸前期のイエズス会司祭,殉教者。丹波出身。慶長12(1607)年イエズス会に入り,同19年マカオへ追放…
デ・ハエン Anton de Haën 生没年:1704-76
- 改訂新版 世界大百科事典
- デ・ハーンともいう。オランダの内科医。オランダのハーグに生まれる。ライデン大学H.ブールハーフェ教授の門下で,G.ファン・スウィーテンから,ウ…
ブラッドリー Andrew Cecil Bradley 生没年:1851-1935
- 改訂新版 世界大百科事典
- イギリスの学者,批評家。とくにシェークスピア研究で有名。オックスフォード大学卒業後,リバプール,グラスゴーの大学を経て,母校の詩学教授(190…
アニリン樹脂 (アニリンじゅし) aniline resin
- 改訂新版 世界大百科事典
- アニリンC6H5NH2とホルムアルデヒドHCHOを塩酸の存在下で縮合させてつくられる樹脂。この反応を続けていくと三次元の網目構造が形成されて硬化し,熱…
オオチドメ おおちどめ / 大血止 [学] Hydrocotyle ramiflora Maxim.
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- セリ科(APG分類:ウコギ科)の小形の多年草。茎は地上を長くはい、枝は立ち上がって高さ約15センチメートルとなる。葉は円形で光沢があり、浅く切れ…
荻野=クナウス学説 おぎの=クナウスがくせつ Ogino-Knaus theory
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 産婦人科医荻野久作とドイツの H.クナウスが別々に発表した学説で,排卵は,月経周期の長短に関係なく,次回予定月経開始日の前から 14±2日目に最も…
ソグロ Soglo, Christophe
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1909. アボメイ[没]1983.10.ダオメー (現ベナン) の軍人,政治家。 1931年フランス軍に入隊。インドシナ戦争従軍後,56年帰国,ダオメー地区司令…
パミラ Pamela
- 改訂新版 世界大百科事典
- イギリスの小説家S.リチャードソンの同名の書簡体小説(1740)の女主人公。主人の息子Bは女中パミラPamela Andrewsを情欲の対象とし,手練手管を弄し…
かさんか‐すいそ(クヮサンクヮ‥)【過酸化水素】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 水素の過酸化物。化学式 H2O2 無色でオゾン臭のある油状液体。不安定で酸素と水に分解しやすく、強い酸化力をもつ。酸化剤、漂白剤、消毒…
さくさん‐どう【酢酸銅】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 化学式 Cu(CH3COO)2 で表わされる化合物。一水塩は暗青緑色結晶。風解性がある。ほかに CuCH3COO あるいは Cu(CH3COO)2・CuO・6H2O など…
カンプトテシン カンプトテシン camptothecin
- 化学辞典 第2版
- C20H16N2O4(348.36).ニッサ科喜樹Camptotheca acuminataやアカネ科Rubiaceae,キョウチクトウ科Apocynaceaeなどの植物に含まれるアルカロイド.淡黄…
スルフィド するふぃど sulfide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一般式R-S-R′(R、R′は炭化水素基)で示すことができる化合物の総称。チオエーテルともいう。メルカプタン(チオール)R-SHに、アルカリの存在でハロ…
サエンス・ペニャ Sáenz Peña, Roque
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1851.3.19. ブエノスアイレス[没]1914.8.9. ブエノスアイレスアルゼンチンの外交官,政治家。大統領 (在任 1910~14) 。父ルイスも大統領に就任…
ホーファー Hofer, Karl
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1878.10.11. カルルスルーエ[没]1955.4.3. ベルリンドイツの画家。カルルスルーエで H.トーマに絵を学び,ローマ,パリを旅行。パリでセザンヌに…
マヌエル Manuel, Niklaus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1484頃.ベルン[没]1530頃.ベルンスイスの画家,詩人,政治家。 Nikolaus Deutschと呼ばれることもある。 H.フリース,ブルクマイヤーのもとで修…
スチレン styrene
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C6H5-CH=CH2 。スチロールともいう。特臭ある無色の液体。沸点 145.2℃,引火点 31℃。石油留分の熱分解生成物に少量存在するが,工業的には…
スーパーオキシドディスムターゼ superoxide dismutase
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- スーパーオキシドアニオンを分解して過酸化水素 H2O2 と酸素 O2 にする酵素。 1969年に J.M.マックコードと I.フリードビッチによって発見され,肝臓…
相互防衛援助計画 そうごぼうえいえんじょけいかく Mutual Defense Assistance Program; MDAP
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アメリカの H.トルーマン大統領が 1949年4月4日に北大西洋条約に署名したのち,同年7月 25日に議会に要請し,同年9月 26日に議会を通過した相互防衛…
パシー Passy, Frédéric
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1822.5.20. パリ[没]1912.6.12. ヌイイシュルセーヌフランスの経済学者。ルイ・フィリップ,ルイ・ナポレオン政府の蔵相のイポリット・パシーの…
社会学的国家論 しゃかいがくてきこっかろん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 社会学的見地から国家現象を考察した国家論であって,国家を法規範とみなす法学的国家論に対比されるものである。この理論は,国家を社会集団とみな…
美術映画 びじゅつえいが films on art
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 美術作品を記録した映画。以前は記録映画に含まれていたが,第2次世界大戦後,この名称が一般化。スウェーデン,ベルギー,フランスなどでの古典美術…
蛭石 ひるいし vermiculite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 単斜晶系の鉱物。 Mg0.4(Mg,Fe,Al)3(Si,Al)4O10(OH)2・4H2O 。バーミキュライト,バーミキュル石ともいう。比重 2.4,硬度 1.5。真珠光沢。無色,…
グループ・シアター Group Theatre
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アメリカの劇団。シアター・ギルドを母体に,H.クラーマン,L.ストラスバーグ,C.クローフォードらによって 1931年に結成された。スタニスラフスキー…
ヨウ化リチウム ヨウカリチウム lithium iodide
- 化学辞典 第2版
- LiI(133.85).炭酸リチウムをヨウ化水素酸に加えて濃縮すると,三水和物が得られる.硫酸上で乾燥すると無水物となる.無水物は無色の等軸晶系結晶.…
気成作用 キセイサヨウ pneumatolysis
- 化学辞典 第2版
- ガス体の作用によって種々の鉱物が晶出することをいう.一般に,マグマは揮発性の物質を含んでいる.主たるものは水蒸気であるが,CO2,H2S,HCl,NH…
キナリザリン キナリザリン quinalizarin
- 化学辞典 第2版
- 1,2,5,8-tetrahydroxyanthraquinone.C14H8O6(272.21).アリザリンを発煙硫酸と室温で長時間反応させ,生じた硫酸エステルをアルカリと処理すると得…
エンメイン エンメイン enmein
- 化学辞典 第2版
- C20H26O6(362.41).B-セコカウラン骨格をもち,高度に酸素化されたジテルペン.シソ科ヒキオコシIsodon japonicusおよびクロバナヒキオコシI.trichoc…
カリオフィレン カリオフィレン caryophyllene
- 化学辞典 第2版
- (1R-4E-9S)-4,11,11-trimethyl-8-methylenebicyclo[7.2.0]undec-4-ene.C15H24(204.34).β-カリオフィレンともいう.二環性セスキテルペン.フトモモ…
アジピン酸 アジピンサン adipic acid
- 化学辞典 第2版
- hexanedioic acid.C6H10O4(146.14).HOOC(CH2)4COOH.二塩基酸の一種.シクロヘキサノール,シクロヘキサノン,あるいはシクロヘキサンの酸化分解で…
E2脱離反応 イーツーダツリハンノウ E2 elimination reaction
- 化学辞典 第2版
- 二分子脱離反応ともいう.塩基の作用による脱離反応において,反応速度が塩基の濃度と基質の濃度のそれぞれに一次で,全体として二次となる反応をい…
物理化学 ブツリカガク physical chemistry
- 化学辞典 第2版
- 化学の問題を物理学的手法(理論および実験方法)で研究する化学の一分野.19世紀末からはじまり,J.H. van't Hoff(ファントホッフ),F.W. Ostwald(オ…
フェナセチン フェナセチン phenacetin
- 化学辞典 第2版
- p-ethoxyacetanilide.C10H13NO2(179.22).p-ニトロフェノールのNa塩をヨウ化エチルを用いてエチルエーテルとする.ついでニトロ基を還元しアミンと…
1,3,5-トリオキサン トリオキサン 1,3,5-trioxane
- 化学辞典 第2版
- 1,3,5-trioxacyclohexane.C3H6O3(90.08).ホルマリンに硫酸を作用させると得られる,ホルムアルデヒドの三量体.昇華性の固体.融点64 ℃,沸点114.5…
プソイドイオノン プソイドイオノン pseudoionone
- 化学辞典 第2版
- C13H20O(192.30).タバコの成分.シトラールとアセトンとを縮合させてつくられる.酸を作用させるとα-イオノンとβ-イオノンを生じるので,これらの合…
メチル D-グルコピラノシド メチルグルコピラノシド methyl D-glucopyranoside
- 化学辞典 第2版
- C7H14O6(194.18).メチルα-D-グルコピラノシドは,メタノール中でグルコースに塩化水素を作用させることにより,少量のメチルβ-D-グルコピラノシドと…
ホルモル滴定 ホルモルテキテイ formol titration
- 化学辞典 第2版
- S. Sφrensen(セレンセン)が考案したアミノ酸の定量法.ホルモルはホルムアルデヒドのこと.アミノ酸は両性電解質で,水溶液中で直接,酸またはアルカ…
クロフィブラート クロフィブラート clofibrate
- 化学辞典 第2版
- 2-(4-chlorophenoxy)-2-methylpropanoic acid ethyl ester.C12H15ClO3(242.71).p-クロロフェノール,アセトン,水酸化ナトリウムをクロロホルム中…
弱塩基 ジャクエンキ weak base
- 化学辞典 第2版
- 塩基の強さは,定義,溶媒,相,濃度,また温度によって異なる.アレニウス塩基は水溶液中で水酸化物イオンOH-を放出する化合物と定義されているか…
電気分解 でんきぶんかい electrolysis
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 電解質水溶液あるいは溶融塩などのイオン伝導体に、電流を流して化学変化をおこさせることをいう。略して電解ともいう。実際には電流を流すためにイ…
ヘリコニア Heliconia
- 改訂新版 世界大百科事典
- バショウ科ヘリコニア属Heliconiaの多年生植物で,熱帯アメリカ,南太平洋諸島などに30~40種を産する。葉姿はバショウに似ていて,葉鞘(ようしよう…
水素化アルミニウムリチウム (すいそかアルミニウムリチウム) lithium aluminium hydride
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学式LiAlH4。正しくはテトラヒドリドアルミン酸リチウムという。白色結晶性固体。エーテル中で水素化リチウムLiHと塩化アルミニウムAlCl3とを反応…
ホスホニウム塩 (ホスホニウムえん) phosphonium salt
- 改訂新版 世界大百科事典
- アンモニウム塩に対応するリン化合物で,一般式PH4⁺X⁻,RPH3⁺X⁻,R2PH2⁺X⁻,R3PH⁺X⁻,R4P⁺X⁻(Rはアルキルまたはアリール基,Xはハロゲン)で表され…
サッカリン さっかりん saccharin
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 合成甘味料として知られている化合物で、1879年にアメリカのレムセンとファールベルクにより初めて合成され、サッカロース(ショ糖)に似せて命名さ…
音韻法則 おんいんほうそく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 音声変化における規則性。ある音声は、ある時期に、同じ条件のもとで一律に変化する。一律に変化するため、変化した音声の間に規則的対応がみられる…
ベナセラフ べなせらふ Baruj Benacerraf (1920―2011)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの遺伝学者。ベネズエラのカラカスに生まれる。5歳のときパリに移住、初等、中等教育をパリで受けた。1940年アメリカに渡り、1942年コロンビ…
磁石鋼 じしゃくこう magnet steel
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 永久磁石鋼。鉄は低温のα状態で強磁性で,その合金もフェライト地のものは強磁性を保つが,その磁気ヒステリシス (履歴) は鋼種により変化がある。磁…
海洋底拡大説【かいようていかくだいせつ】
- 百科事典マイペディア
- 海底拡大説,海底更新説とも。世界の大洋底は,中央海嶺(かいれい)の頂上部でたえず生産され,年間数cm程度の速度で両側に拡大していき,海溝(かいこ…
アラゴ Arago, (Dominique-) François (-Jean)
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1786.2.26. エスタジェル[没]1853.10.2. パリフランスの天文学者,物理学者。パリのエコール・ポリテクニクに学び,1805年からスペインで子午線…