おおいぬ‐ざ(おほいぬ‥)【大犬座】
- 精選版 日本国語大辞典
- 南天の星座。オリオン座の南東にあり、ギリシア神話の狩人オリオンに従う猟犬に見たてる。アルファ星は恒星中第一等の光輝を持つシリウス。
おおうた‐はじめ(おほうた‥)【大歌始】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大歌所を開き始める日。陰暦一〇月二一日に当たる。〔太平記(14C後)〕
おお‐おにばす(おほ‥)【大鬼蓮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 スイレン科の水生多年草。南アメリカのブラジル、ギアナ地方のアマゾン川流域の原産で、観賞用として温室でも栽培される。日本には明治時…
おお‐かまり(おほ‥)【大かまり】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多人数の忍びの斥候(せっこう)。⇔伏せかまり。[初出の実例]「敵我城を攻る。後詰の押勢来らば、大かまりにて可撃之」(出典:兵法雌鑑(16…
おお‐からわ(おほ‥)【大唐輪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 結髪の方法の一つ。もとどりから上を二つに分け、頂の上に二つの大きな輪を作った髪。少年の髪の結い方。[初出の実例]「有王が大たぶさ菊…
おおき‐さかん(おほきサクヮン)【大主典・大目】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 令制の第四等官である主典(さかん)のうちで上位のもの。官司によって大史(神祇官)、大録(省)、大属(職・寮)、大疏(弾正台)、大…
おおきな【大な】 お世話((せわ))
- 精選版 日本国語大辞典
- =おおきに(大━)お世話[初出の実例]「『難儀の様子ゆゑ、介抱して遣はしたが、よい加減に料簡してやるがよい』『そりゃア大きなお世話だな』」(出…
おおくび‐え(おほくびヱ)【大首絵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 浮世絵版画の一つ。役者、美人などの顔を強調して大きく描いた一枚摺り。歌川豊国、東洲斎写楽の作品が有名。大首。
おお‐つじ(おほ‥)【大つじ】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物事の概要、あらまし。[初出の実例]「そさうに学文をしたぞ。大わたしに学をするぞ。亮達(りょうたつ)は大つしぞ」(出典:寛永刊本蒙求…
おお‐とうわた(おほタウわた)【大唐綿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ガガイモ科の多年草。北アメリカ東部原産で、観賞用に栽培される。高さ約一メートル。茎は通常分枝せず直立する。葉は長さ二〇センチメー…
おお‐あぶらすすき(おほ‥)【大油薄・大油芒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 イネ科の多年草。山地の日当たりのよい草地に生える。全体に油をぬったような光沢がある。大形で稈(かん)は高さ一~二メートル。葉は線形…
おお‐あまぎみ(おほ‥)【大尼君】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 老尼、特に孫がいる尼の敬称。[初出の実例]「かのおほあま君もいまはこよなきほけ人にてぞありけむかし」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若…
おお‐あまどころ(おほ‥)【大甘野老】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ユリ科の多年草。北海道、本州北部に生える。アマドコロの一変種で全体に大きく、高さ一メートルにもなり、葉も広くて下面に剛毛が生える…
コモド‐おおとかげ(‥おほとかげ)【コモド大蜥蜴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( コモドはKomodo ) オオトカゲ科のトカゲ。長さ三メートル、体重一五〇キログラムに達する最大のトカゲ。体は灰色で、手に鋭い爪があり…
こんぴら‐だいごんげん【金毘羅大権現】
- 精選版 日本国語大辞典
- 香川県琴平町の象頭山(ぞうずさん)(琴平山)の金刀比羅宮(ことひらぐう)にまつられる神。また、金刀比羅宮の旧称・通称。もとは大物主神(おおものぬ…
しば‐だいじんぐう【芝大神宮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 東京都港区芝大門にある神社。旧府社。祭神は天照皇大神(あまてらすおおみかみ)、豊受大御神(とようけのおおみかみ)、源頼朝、徳川家康。寛弘二年(…
大雲経 (だいうんきょう) Dà yún jīng
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,北涼の曇無讖(どんむしん)によって漢訳された《大方等無想大雲経》6巻の略称。国王の仏教保護を説くこの仏典には,浄光天女が王位をつぐ,と…
大英博物館 (だいえいはくぶつかん) British Museum
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 自然史部門ロンドンにある世界最大級の博物館。ブリティッシュ・ミュージアム。世界で最初の公共博物館で,1759年に開館された。エジプト,…
大漢和辞典 (だいかんわじてん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 諸橋轍次(もろはしてつじ)(1883-1982)の著になる代表的な漢和辞典。大修館書店発行。全13巻(本文12巻,索引1巻)。B5判約1万5000ページ。親文字…
大空位時代 (だいくういじだい) Interregnum
- 改訂新版 世界大百科事典
- ドイツ史のなかで,シュタウフェン朝の没落からハプスブルク家ルドルフ1世の登位(1273)にいたる,神聖ローマ皇帝不在の時期を指す呼称。開始時期に…
大航海時代 (だいこうかいじだい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 背景 第1期 1400-80 第2期 1480-1529 第3期 1530-95 第4期 1595-1650 結論1400年ころから1650年ころまでの,ヨーロッパ…
大掾氏 (だいじょううじ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代末期~中世の常陸国の豪族。桓武天皇の曾孫高望の子国香が常陸大掾に任官して,土着したと伝える。国香の子貞盛は平将門の乱で同族の将門を破り…
ストラスブール大聖堂 (ストラスブールだいせいどう) Cathédrale, Strasbourg
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランス東部,ストラスブールにある大聖堂。代表的ゴシック建築の一つ。1015年に建てられたロマネスク様式大聖堂の火災(1176)後再建され,袖廊は1…
アンドロメダ‐だいせいうん【アンドロメダ大星雲】
- 精選版 日本国語大辞典
- 銀河系外の渦巻星雲。アンドロメダ座ベータ星の北方にあり、距離約二〇〇万光年。直径約一〇万光年、明るさは太陽の一七億倍。二つの小星雲を伴い、…
熊大クッキー
- 事典 日本の大学ブランド商品
- [菓子]熊本大学(熊本県熊本市)の大学ブランド。株式会社お菓子の香梅(熊本市)とのコラボレーションから生まれたクッキー。熊本大学のコミュニケ…
う‐だいし【右大史】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 太政官、右弁官局に属し、正六位上相当の官。定員二人。[初出の実例]「左大史二人。右大史二人」(出典:令義解(718)職員)
う‐だいべん【右大弁・右大辨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 令制における太政官の右弁官局の長。従四位上相当。定員一人。下に右中弁、右少弁がある。みぎのおおいおおともい。右大丞。〔令義解(71…
だい‐しょうじ(‥シャウジ)【大床子】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 天皇が食事や理髪などのときにすわる脚のついた台。だいそうじ。[初出の実例]「件御座立平文大床子二脚、以南北為妻」(出典:九暦‐九条…
たい‐しょかん(‥ショクヮン)【大織冠】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 =たいしょっかん(大織冠)[初出の実例]「ながれをくみてみなもとをたづねてこそはよく侍べきを、大織冠(タイショクヮン)よりはじ…
だい‐せんせかい【大千世界】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。三千大千世界の一つ。すなわち、須彌山(しゅみせん)を中心として、日月・四天下・六欲天・梵天がその周囲を囲むものを一世界とし、…
だいたいれい【大戴礼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国の経書。八五編、うち三九編現存。前漢の戴徳撰。周・秦・漢代の礼説を集めたもの。だたいれい。
だい‐ちこうたい【大地溝帯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① アフリカ大陸東部を南北に縦断する断層陥没地帯。延長六〇〇〇キロメートル、幅三五~五〇キロメートル。タンガニーカ湖、ニアサ湖など…
たいとう‐れん(タイタウ‥)【大唐錬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 名剣の名。[初出の実例]「大たうれむといふつるぎ、あしをながにむすむでさげ」(出典:幸若・大織冠(室町末‐近世初))
だい‐にっぽんこく【大日本国】
- 精選版 日本国語大辞典
- 日本国をすぐれて偉大な国であるとして用いる美称。だいにほんこく。だいにっぽん。だいにほん。[初出の実例]「大日本国未二円教一一乗根性盍二済度…
だいねんぶつ‐じ【大念仏寺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 大阪市平野区平野上町にある融通念仏宗の総本山。正称は大源山諸仏護念院。大治二年(一一二七)融通念仏宗の開祖良忍の草創と伝えられる。のち火災…
だいはち‐にんぎょう(‥ニンギャウ)【大八人形】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 京都で作られる木目込(きめこみ)人形の一種。創始者高橋忠重の孫の大八郎が人形作りの上手であったところからの名といわれる。柳の木地彫…
だいはんにゃ‐え(‥ヱ)【大般若会】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「だいはんにゃきょうえ(大般若経会)」の略。[初出の実例]「凡西大寺三月一五日成道会、大安寺四月六七両日大般若会」(出典:延喜式(9…
だいびゃくえ‐かんのん【大白衣観音】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =びゃくえかんのん(白衣観音)
だい【大】 の 男((おとこ))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 大きな男。おおおとこ。[初出の実例]「かれが嗔(いかっ)てむかふ時は、大の男も絶入(せつじゅ)す」(出典:平家物語(13C前)五)② 一人前の男。…
だい‐いぎし(‥ヰギシ)【大威儀師】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「威儀師」は、法会のとき諸僧を指導して威儀を整える役の僧 ) 仏語。上格の威儀師。貞観元年(八五九)四月二七日、薬師寺の正儀およ…
だいういきょう‐ゆ(ダイウイキャウ‥)【大茴香油】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ダイウイキョウの果実を水蒸気蒸溜して得られる精油。無色または黄色の液体。アネトールが主成分。アネトール原料、リキュール、菓子など…
だいえいこく‐しゅぎ【大英国主義】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一九世紀後半にイギリスの保守党の主張した帝国主義的領土拡張論。保守党のディズレーリ派、特にチェンバレンらが主張。自由党の小英国主…
だいおん‐きょうしゅ(‥ケウシュ)【大恩教主】
- 精選版 日本国語大辞典
- 釈迦(しゃか)如来の尊称。[初出の実例]「大恩教主の教へなくは、冥きより冥きに入りて、出離期無からん者か」(出典:康頼宝物集(1179頃)中)
だい‐げき【大外記】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 令制で、太政官の職員。外記のうちの上位のもの。定員二名。正七位上相当。少外記とともに、弁官局と並ぶ太政官の事務局である外記局(少…
だい‐さいにち【大斎日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 閻魔(えんま)の大斎日と称される七月一六日(かつては陰暦)をいう。この日、閻魔堂に参詣する。《 季語・夏(かつては秋) 》[初出の実…
だい‐しくう【大司空】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国古代の官名。周代、六官の一つで冬官の長。土木工作をつかさどる。漢代は、御史大夫を改めて大司空とし、大司馬、大司徒とともに三公…
だいじっ‐きょう(‥キャウ)【大集経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 「だいほうどうだいじっきょう(大方等大集経)」の略。
だいり‐きょう(‥キャウ)【大理卿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 検非違使別当(けびいしのべっとう)の唐名。〔職原鈔(1340)〕[初出の実例]「大理卿大江の匡房」(出典:浄瑠璃・双生隅田川(1720)三)②…
大活字本 だいかつじぼん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 弱視者(低視力者、高齢者など)にも読みやすいように、文字の大きさや行間等を調整し、大きな活字で組み直した本。大活字図書、大活字版ともいう。…
ランス大聖堂 らんすだいせいどう Cathédrale de Reims
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランス北東部、マルヌ県の副県都ランスにあり、シャルトル、アミアンの両大聖堂と並ぶ典型的なフランス・ゴシック聖堂の一つ。歴代フランス国王の…