グラフ‐りろん【グラフ理論】
- デジタル大辞泉
- いくつかの点(ノード)と、これらを結ぶ線分(エッジ)からなる図形の、位相幾何学的性質を解析する数学理論。歴史的には18世紀、レオンハルト=オ…
リプシッツ
- 百科事典マイペディア
- リトアニア生れの彫刻家。1909年パリに出,エコール・デ・ボザール(国立美術学校)で学ぶ。一時帰国後,再びパリに出,キュビスムの影響を受けた。…
鈴木円 (すずき-えん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 幕末-明治時代の和算家。江戸の人。高久守静(たかく-もりしず)の門人。容術(幾何学の一部門)を得意とした。明治11年(1878),ひとつの方法で解く…
こうせい‐しゅぎ【構成主義】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一九二〇年前後、ロシア革命による社会変革にともなってモスクワに起こった前衛的芸術運動。特に絵画や彫刻では幾何学的な線や面によって…
フィレレース filet lace
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 手工レースの一種で,魚網の編み方からヒントを得たとされる編み方。粗い四角い目の網地に部分的に刺繍を施し,透かし模様をつくる。刺繍には平織の…
測地線【そくちせん】
- 百科事典マイペディア
- 曲面上(一般にはリーマン空間(リーマン幾何学)内)の任意の2点を結ぶ曲線のうち,長さが最も短い(ときには最も長い)もの。平面上では直線,球…
コプト‐おり【コプト織】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( コプトはCopt ) 三世紀から八世紀にかけて、エジプトに住むコプト人が創始、発達させた織物。麻、羊毛、絹を材料に、綴織、刺繍、ルー…
森本清吾 (もりもと-せいご)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1900-1954 大正-昭和時代の数学者。明治33年1月26日生まれ。深沢利重の5男。独学で教員検定試験に合格。東京物理学校(現東京理大)講師,広島高工(現…
ブラベ格子【ブラベこうし】
- 百科事典マイペディア
- 空間格子の14種類のこと。ブラベが結晶構造の問題の幾何学的考察から14種類だけあってそれ以上はないことを証明,これにより六つの結晶系の存在を説…
ヒルベルト
- 百科事典マイペディア
- ドイツの数学者。1895年ゲッティンゲン大学教授。《幾何学の基礎》(1899年)で公理主義をとなえ,不変式論,代数的整数論,積分方程式等を研究。190…
ファセット・カット
- 百科事典マイペディア
- 宝石のカット。表面を幾何学的な小平面の組合せにみがき,宝石に入った光を何回か全反射させて最大限に輝かせる方式の総称。15世紀中ごろから発達し…
綾取り【あやとり】
- 百科事典マイペディア
- 遊戯の一つ。1人がひもを結んで輪にし,両手首にかけ,指でさばいて形を作る。これを他の1人が,指で別の形に変えながら自分の手に移す。これを繰…
田中美代子 (たなか-みよこ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1936- 昭和後期-平成時代の評論家。昭和11年10月18日生まれ。40年「三島由紀夫小論」を発表し,注目される。女性論,女流文学論などにも評論の幅をひ…
ディピュロン出土のアンフォラ ディピュロンしゅつどのアンフォラ Dipylon Amphora
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代アテネの市門ディピュロンのそばの墓から発見された古代ギリシア盛期幾何学様式を代表する大きな墓甕。全面は水平の帯で何層にも分けられ,連続…
せい‐ぜん【整然・井然】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 よく整ったさま。乱れたところがなくきちんと整っているさま。[初出の実例]「条理井然(〈注〉スジメタダシク)として、…
スチュルム すちゅるむ Jacques Charles François Sturm (1803―1855)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランスの数学者。ジュネーブ生まれ。エコール・ポリテクニク(理工科大学校)教授となった。彼の名を冠する連鎖を導入し、代数方程式の解の個数に…
座標系 ざひょうけい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一般にある集合に対して、その各元に数量的なものを対応させて表す仕組みをこの集合における座標系といい、各元に対応する数量をその元の座標という…
ブーイナニア‐マドラサ
- デジタル大辞泉
- 《Medersa Bou Inania》モロッコ北東部の都市フェズの旧市街フェズ‐エル‐バリにある神学校。14世紀半ば、マリーン朝のアブー=イナーン王により創設…
人口重心【じんこうじゅうしん】
- 百科事典マイペディア
- 人口分布の状態を表す方法。人口の大きさを重さにおきかえて,人口の地域的分布を示す。一定地域を幾何学的平面と見なし,その地域の個々の人間(人…
弥永昌吉 (いやなが-しょうきち)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1906-2006 昭和-平成時代の数学者。明治39年4月2日生まれ。昭和17年東京帝大教授となり,42年学習院大教授。整数論,代数学などのほか,数学史も研究…
カマレス陶器【カマレスとうき】
- 百科事典マイペディア
- 古代エーゲ文明のミノス宮殿時代を代表する陶器。1898年マイレスによってクレタ島中央部にあるカマレスKamares洞窟から発見されたのでこの名がある。…
がぞう‐せん(グヮザウ‥)【画像&JIS887A;】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 画像のある塼(れんがの一種)。中国漢代以後、宮殿、仏殿、陵墓、城壁などに用いられた。文字、人物、動植物、幾何学文などがあり、朝鮮…
ワイヤーシュトラス
- 百科事典マイペディア
- ドイツの数学者。ミュンスター大学でグーダーマンC.Gudermann〔1798-1851〕に学び,1864年ベルリン大学教授。リーマンと並ぶ関数論の開拓者で,べき…
黒絵式陶器【くろえしきとうき】
- 百科事典マイペディア
- 古代ギリシアの陶器。〈黒像式〉とも言う。前6世紀後半,アテナイを中心として発展した様式で,赤褐色地の上の黒の部分の内部の線を鋭利な道具で掻…
菅井汲【すがいくみ】
- 百科事典マイペディア
- 画家,版画家。神戸市生れ。大阪美術学校中退。中村貞以,吉原治良に師事。1952年渡仏,グラン・ショーミエールに通う。以降パリに定住。1959年リュ…
ダロウの書 ダロウのしょ Book of Durrow
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アイルランドで制作された装飾写本。 700年頃の作。アイルランド装飾写本のうち『リンディスファーン福音書』『ケルズの書』とともにすぐれた写本の1…
木画【もくが】
- 百科事典マイペディア
- 木工芸の一技法。色の異なる牙,角,木,竹などの細片を木地に象嵌(ぞうがん)して絵文様や幾何学模様を表すものと,木地の木理を利用して,これを菱…
鶴岡政男【つるおかまさお】
- 百科事典マイペディア
- 画家。群馬県生れ。1922年太平洋画会研究所に学ぶ。1930年NOVA美術協会結成。1937年応召し中国出征。1947年自由美術家協会会員。LSDによる実験制作な…
デザルグ
- 百科事典マイペディア
- フランスの数学者,技術家。軍の建築士を勤めた後,数学,図学を研究。透視図法の研究から射影,切断の考えを図形に応用し,射影幾何学の基礎をつく…
音響磁気効果【acousto-magnetic effect】
- 法則の辞典
- 磁気音響効果*と呼ぶこともある.超音波が金属に吸収されるとき,磁界が存在すると吸収率が大幅に変化する現象をいう.金属の磁界強度に対する超音…
徐光啓【じょこうけい】
- 百科事典マイペディア
- 中国,明末の学者,政治家。上海の人。1604年の進士で,東閣大学士となった。若くしてイエズス会士と親交をもったため,キリスト教を信奉した。マテ…
セベーリ (Severi, Francesco Buonaccorso Gherardo)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1879-1961 イタリアの数学者。1879年4月13日生まれ。専門は代数幾何学。昭和10年(1935)法学者田中耕太郎との第1回日伊交換教授として来日。東京帝…
機構学 きこうがく theory of mechanism
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 機械や器具を構成する各部分 (節という) の相対運動や形状を取扱う学問分野で,機械運動学 kinematics of machineといわれることもある。この学問分…
シンメトリー
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] symmetry ) 左右が同じ形であること。左右対称。左右均斉。〔物理学術語和英仏独対訳字書(1888)〕[初出の実例]「むかしの袍の…
シュプレマティズム Suprematizm
- 改訂新版 世界大百科事典
- ロシアの画家マレービチが1915年に描き始めた幾何学的な抽象絵画の名称。ロシア語で正しくは〈スプレマティズム〉。〈絶対主義〉〈至高主義〉と訳さ…
投影図法 とうえいずほう projection
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 絵画技法用語。投象図法もしくは投射図法ともいう。空間における光を受けた物体の位置,形状を幾何学的に正確に図示する方法。基本的に正投影図 (正…
射影直線 しゃえいちょくせん projective line
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 射影空間における直線,すなわち射影空間の1次元部分空間をいう。射影座標 (斉次座標 ) を用いれば,2次元射影空間の射影直線は1つの斉次1次方程式で…
射影平面 しゃえいへいめん projective plane
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 射影空間における平面,すなわち射影空間の2次元部分空間をいう。射影座標 (斉次座標 ) を用いれば,3次元射影空間の射影平面は1つの斉次1次方程式で…
堀内正和【ほりうちまさかず】
- 百科事典マイペディア
- 彫刻家。京都市生れ。東京高等工芸学校中退。1929年二科展入選。藤川勇造に師事。1947年二科会会員。1966年退会。1950年―1974年京都市立美術専門学校…
ワイル
- 百科事典マイペディア
- ドイツの数学者。ゲッティンゲン大学を出て1913年チューリヒ工科大学教授,1933年渡米してプリンストン高等研究所員,チューリヒで死去。解析学,群…
片山利弘 (かたやま-としひろ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1928- 昭和後期-平成時代のグラフィックデザイナー。昭和3年7月17日生まれ。日本デザインセンター,スイスのガイギー社勤務をへて,昭和41年アメリカ…
バラハウズ‐モスク
- デジタル大辞泉
- 《Bolahovuz Masjidi》ウズベキスタン南東部の都市ブハラの旧市街にあるイスラム寺院。18世紀初頭にブハラハン国のハン専用のモスクとして建造。20世…
スキルミオン(skyrmion)
- デジタル大辞泉
- 《「スカーミオン」とも》物質中の電子のスピンが形成する渦状の磁気構造。物性物理学や量子力学の分野で、渦が粒子のように振る舞う準粒子として扱…
ノートルダム‐ラ‐グランド‐きょうかい〔‐ケウクワイ〕【ノートルダムラグランド教会】
- デジタル大辞泉
- 《Église Notre-Dame la Grande》フランス南西部、ヌーベル‐アキテーヌ地方、ビエンヌ県の都市ポアチエにある、12世紀建造の教会。十二使徒や初代司…
arabésco
- 伊和中辞典 2版
- [形][複(男) -schi]アラビア模様[唐草模様]の;⸨古⸩アラビア(ふう)の. [名](男)[複 -schi] 1 アラベスク(アラビア式[幾何学的]装飾模様)…
配位数 ハイイスウ coordination number
- 化学辞典 第2版
- 中心原子またはイオンの最近接圏に存在する原子,分子,イオンの数をいう.狭義には,錯体における中心金属原子と結合した原子の数をいう.その数は…
三村剛昂 (みむら-よしたか)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1898-1965 大正-昭和時代の物理学者。明治31年3月1日生まれ。広島高師教授をへて,昭和12年広島文理大教授,19年同大理論物理学研究所の初代所長。波…
一筆書き【ひとふでがき】
- 百科事典マイペディア
- 線でできた図形上のある一点から出発し,連続的に,かつ同じ線の上を2度通ることなしに全部をたどりつくせるとき,この図形は一筆書きできるという…
力学的相似の原理【principle of dynamic similarity】
- 法則の辞典
- ある瞬間において,二つの物理系が幾何学的および運動学的に相似であり,かつ物理的構造が相似であるとすれば,その後の対応する瞬間においても,そ…
格子柄 こうしがら
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- チェック checkともいう。縦縞と横縞を組合せた縞模様。幾何学模様の基本模様の一つ。織組織や色,材料,縞幅,縞の間隔などにより各種の模様が構成…