「溶剤」の検索結果

1,178件


点眼剤 てんがんざい

日本大百科全書(ニッポニカ)
いわゆる目薬のこと。医薬品の溶液、懸濁液または医薬品を用時溶解もしくは懸濁して用いるもので、結膜嚢(のう)に適用する無菌に製した製剤。点眼液…

コールタール coal tar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
石炭の乾留によって生じる黒い粘稠な液体。そのままで木材防腐剤などにも用いられるが,大部分は蒸留によって各種留分に分けられ,さらに工業的に分…

塗料 とりょう paint and varnish 英語 coating (material) 英語 Anstrich ドイツ語

日本大百科全書(ニッポニカ)
流動体物質を物体の表面に塗り広げて薄い層をつくり、のちに固化して物体の表面の保護、着色などのために用いられるものの総称。[垣内 弘]塗料使…

活性炭 カッセイタン active carbon, activated charcoal

化学辞典 第2版
比表面積が大きく,高い吸着能を示す炭素質物質.少量の水素,酸素,無機成分を含むほかは,グラファイト(黒鉛)状の平面結晶子が複雑に組み合わされ…

エタノール えたのーる ethanol

日本大百科全書(ニッポニカ)
炭化水素の水素原子をヒドロキシ基-OHで置換した有機化合物をアルコール(類)と総称し、一般式R-OHで示される。エタノールはその代表的なもので、狭…

化学物質審査規制法【かがくぶっしつしんさきせいほう】

百科事典マイペディア
正式名称は〈化学物質の審査及び製造に関する法律〉。PCB(ポリ塩化ビフェニル)による環境汚染を機に,1973年10月に有害な化学物質による環境・人体…

塗覆装 (とふくそう)

改訂新版 世界大百科事典
金属材料の防食法の一種で,環境と材料との絶縁を目的とした方法。防食塗装が通常5~7年,重防食塗装で15年程度の寿命であるのに対し,20年以上の防…

熱可塑性エラストマー ねつかそせいえらすとまー thermoplastic elastomer

日本大百科全書(ニッポニカ)
線状高分子でありながら加硫することなしにゴム弾性を示す高分子物質。ASTM(アメリカ材料試験協会)の規格による略称はTPE。熱可塑性ゴム、熱可塑性…

製剤

知恵蔵
薬物は有効成分(化学物質)そのもののこと。製剤(薬剤)は、薬物に添加物などを配合し、成形などの加工(製剤化)を施したもの。製剤の形を剤形といい、…

サラン Saran

改訂新版 世界大百科事典
塩化ビニリデンCH2=CCl2は1840年に発見された沸点32℃の無色の液体で,古くからよく重合することで知られていた。1940年にアメリカのダウ・ケミカル…

共沸混合物 きょうふつこんごうぶつ eutectic mixture

日本大百科全書(ニッポニカ)
混合溶液を蒸留するとき、ある一定の圧力のもとで一定の温度で溶液の組成と蒸気の組成が一致することがあり、この現象を共沸またはアゼオトロープaze…

単結晶作成法 たんけっしょうさくせいほう growth method of single crystal

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
金属は普通は多結晶組織をもつが,金属の本質的な性質 (たとえば変形の機構や物理的性質の結晶方位による異方性など) を検討するために,単一の大型…

珪石 けいせき silica stone

日本大百科全書(ニッポニカ)
工業用に利用されるほとんどシリカSiO2(二酸化ケイ素)からなる原料鉱石の総称。普通は石英の集合体であり、まれにクリストバル石などほかのシリカ…

アクリロニトリル・ブタジエンゴム あくりろにとりるぶたじえんごむ acrylonitrile-butadiene rubber

日本大百科全書(ニッポニカ)
アクリロニトリルとブタジエンの共重合体。ASTM(アメリカ材料試験協会)の規格による略称はNBR。ニトリルゴムともよばれる。低温で分解してラジカル…

アセテート繊維 アセテートセンイ acetate fiber

化学辞典 第2版
セルロースの酢酸エステルである酢酸セルロースからなる人造繊維.品質表示法によれば酢化度45.0% 以上の酢酸セルロースからなる繊維をいう.ただし…

靴墨 (くつずみ)

改訂新版 世界大百科事典
靴の保色・保革・つや出しに用いるクリーム。靴クリームともいう。性状により,乳化性,油性,液体,エーロゾルの四つに分類される。全生産量の約75%…

grease

英和 用語・用例辞典
(名)機械油 (機械の)潤滑剤[潤滑油] 脂(あぶら) 獣脂 グリース (整髪用)ポマード (動)グリース[油、バター、ポマード]を塗る 賄賂(わいろ)を贈る お…

ジクロロエテン ジクロロエテン dichloroethene

化学辞典 第2版
C2H2Cl2(96.94).ジクロロエチレンともいう.【Ⅰ】1,2-ジクロロエテン:通常,1,2-ジクロロエチレンとして販売されているのは,E:Z比が2:3の異性体…

アスファルト asphalt

改訂新版 世界大百科事典
黒色あるいは黒褐色で,常温では固体または半固体の,縮合多環芳香族炭化水素を主成分とする物質。歴青(ビチューメンbitumen)ともいう。天然産のも…

ピコリン ピコリン picoline

化学辞典 第2版
methylpyridine.C6H7N(93.13).タール塩基油,骨油などのなかに存在する.メチル基の位置により次の3種類の異性体がある.【Ⅰ】α-ピコリン(α-picoli…

印刷インキ (いんさつインキ) printing ink

改訂新版 世界大百科事典
印刷に用いられるインキの総称。着色材料である顔料と,これを分散させる媒質の展色剤(ビヒクル)とをよく練り合わせ,さらに必要に応じてドライヤ…

薬剤

知恵蔵
薬物は有効成分(化学物質)そのもののこと。製剤(薬剤)は、薬物に添加物などを配合し、成形などの加工(製剤化)を施したもの。製剤の形を剤形といい、…

活性炭 (かっせいたん) activated carbon

改訂新版 世界大百科事典
特別に〈賦活〉と呼ばれる処理をして,内部に無数の小さい孔を発達させた炭素で,吸着剤としての能力が非常に高い。原料物質は木材,ヤシ殻,石炭(…

LD転炉法 エルディーてんろほう Linzer Donawitz Verfahren; LD converter process

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
純酸素上吹き転炉による製鋼法。1949年オーストリアで試験操業に成功。LDは試験工場の頭文字である。1952年から本格操業,日本では 1957年八幡製鉄所…

灯油 とうゆ kerosene

日本大百科全書(ニッポニカ)
原油の常圧蒸留におけるナフサと軽油の間の留分で、比重0.76~0.82、沸点150~270℃の油。以前はおもに灯火用に用いられたので、このようによばれてい…

薬物

知恵蔵
薬物は有効成分(化学物質)そのもののこと。製剤(薬剤)は、薬物に添加物などを配合し、成形などの加工(製剤化)を施したもの。製剤の形を剤形といい、…

接触改質 セッショクカイシツ catalytic reforming

化学辞典 第2版
リホーミングともいう.もともと低オクタン価の重質ナフサを触媒の作用により高オクタン価ガソリンに転化させる操作をいうが,主反応がシクロアルカ…

脱硫 (だつりゅう) desulfurization

改訂新版 世界大百科事典
目次  石油の脱硫  石炭の脱硫  ガスの脱硫  排煙脱硫硫黄化合物を取り除く化学技術とその操作をいう。その対象は,石油,石炭,ガス,煙道…

カロチノイド carotenoid

改訂新版 世界大百科事典
動植物界を通じ広範な分布を示す黄色,だいだい色ないし紅色を呈する一群の色素の総称。この名はこの色素群の代表であるカロチンに基づいてツウェッ…

石油化学 せきゆかがく petrochemistry

日本大百科全書(ニッポニカ)
石油または天然ガスを出発原料とし、燃料油など本来の石油製品を除く化学製品の合成を目的とする工業化学をいう。とくに現代有機工業化学の中心をな…

かていかんきょうとけんこう【家庭環境と健康】

家庭医学館
 人生の3分の2は家庭で過ごすといわれています。  それだけに、家庭環境と健康とのかかわり合いは深いわけです。 ●燃焼器具による空気汚染  燃…

静電塗装 (せいでんとそう) electrostatic finishing(coating)

改訂新版 世界大百科事典
静電塗装置,乾燥装置等を備えた一連の塗装装置で塗装仕上げを完了する工程。静電塗りとは,接地した被塗物を陽極とし,塗料噴霧装置を陰極として,…

二硫化炭素 にりゅうかたんそ carbon disulfide

日本大百科全書(ニッポニカ)
炭素と硫黄(いおう)の化合物。水分や揮発分を除いた木炭と硫黄を850~950℃で反応させる。純粋なものは無色、屈折率の高い液体で、一種の香気をもつが…

エチレングリコール ethylene glycol

改訂新版 世界大百科事典
化学式HOCH2CH2OH。最も簡単な二価アルコール(グリコール)で,単にグリコールともいう。無色無臭の粘い甘みをもつ不揮発性の液体。融点-12.6℃,沸…

ナフサ分解 ナフサブンカイ naphtha cracking

化学辞典 第2版
エテンを主とする石油化学原料の製造を目的としたナフサのクラッキング法.原料にはおもに軽質ナフサを用い,温度約800~900 ℃,滞留時間0.03~0.5 s…

ギ(蟻)酸 (ぎさん) formic acid

改訂新版 世界大百科事典
最も簡単なカルボン酸で,アリやハチなどの毒腺中に含まれていることからその名がある(ラテン語formicaはアリの意)。また,イラクサ,マツなど多く…

軽油 けいゆ gas oil

日本大百科全書(ニッポニカ)
石油製品の一つ。重油に比べて沸点が低いことから軽油とよばれる。各種炭化水素の混合物で、沸点は200~550℃の範囲、引火点は50℃以上、比重0.79~0.8…

ガソリン gasoline

改訂新版 世界大百科事典
目次  自動車ガソリン  航空ガソリン  工業ガソリン  ガソリンの製造法揮発油ともいう。沸点範囲が30~220℃の石油留分(中間製品)および製…

大豆油 だいずゆ soybean oil

日本大百科全書(ニッポニカ)
ダイズの種子から溶剤抽出法によって得る半乾性油(あるいは乾性油)。種子の含油量は13~26%。ヨウ素価はたいてい125~135であるが、産地および採…

二硫化炭素 ニリュウカタンソ carbon disulfide

化学辞典 第2版
CS2(76.14).天然に,石炭や原油にも微量含まれている.工業的には,木炭と硫黄蒸気を過熱するか,触媒の存在下でCH4と硫黄蒸気を反応させて合成する…

三酸化硫黄 (さんさんかいおう) sulfur trioxide

改訂新版 世界大百科事典
化学式SO3。二酸化硫黄と酸素を白金アスベストを触媒として燃焼させて得る。濃硫酸を五酸化二リンとともに蒸留するか,発煙硫酸,硫酸水素ナトリウム…

油脂 ゆし fat and fatty oil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
脂肪酸,中性脂肪といわれることもある。化学的にはトリグリセリドと呼ばれるグリセリンと脂肪酸のエステルのことである。水に溶けにくく,エーテル…

ぞうきん ぞうきん / 雑巾

日本大百科全書(ニッポニカ)
ふき掃除に使う布。室町後期、板敷きから畳敷きへと住生活が変化したため、掃除も手でふく形に変わってきた。そのとき使用されたものが、浄巾(じょう…

樹脂 (じゅし) resin

改訂新版 世界大百科事典
目次  狭義の樹脂  広義の樹脂  発生  用途樹木からにじみでる粘りけのある物質。天然樹脂ともいう。しかし日常用語であるため,かなり広範…

ピリジン ピリジン pyridine

化学辞典 第2版
C5H5N(79.10).アザベンゼンともいう.コールタール中に,その多数の同族体とともに,0.2% 前後含まれている.骨油,タバコの煙のなかにも少量含ま…

接着剤 せっちゃくざい adhesives

日本大百科全書(ニッポニカ)
同種あるいは多くの異種の固体を貼(は)り合わせるために用いられる材料。物体どうしをくっつけるためには、古くから、紐(ひも)や縄により結ぶ、ほぞ…

炭化水素 たんかすいそ hydrocarbon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
炭素と水素とから成り立っている有機化合物。一般的に水に溶けず,有機溶媒に溶けるものが多い。炭素原子の結合様式により,鎖式炭化水素と環式炭化…

エキス剤 えきすざい extracts

日本大百科全書(ニッポニカ)
生薬(しょうやく)の浸出液を濃縮してつくった製剤。すなわち、草根木皮を用いた植物性生薬または動物性生薬の薬効成分を水やアルコールなど適当な溶…

炭素繊維 (たんそせんい) carbon fiber

改訂新版 世界大百科事典
有機繊維を不活性気体中で適当な温度で熱処理し,炭化,結晶化させた繊維。19世紀末,T.A.エジソンが白熱電灯のフィラメント用に,綿や亜麻などセル…

多糖 タトウ polysaccharide

化学辞典 第2版
グリカン,ポリグリコースともいう.単糖が10個以上縮重合したものを多糖とみなすが,セルロースのように平均3000個のものもある.一般に,無定形固…

今日のキーワード

大山のぶ代

1936- 昭和後期-平成時代の女優,声優。昭和11年10月16日生まれ。昭和32年俳優座養成所をでて,テレビ界にはいる。NHKの「ブーフーウー」で声優としてみとめられ,54年テレビアニメ「ドラえもん...

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