さんむ‐しゅぎ【三無主義】
- デジタル大辞泉
- 無気力・無関心・無責任の若者気質をさした語。昭和45年(1970)ごろから使われた。これに無感動を加え、四無主義という。→しらけ世代
さんめん‐だいこく【三面大黒】
- デジタル大辞泉
- 正面に大黒天、右面に毘沙門天、左面に弁才天の三面をもつ大黒天。仏・法・僧の三宝を守護するという。
たねまきさんば【種蒔三番】
- デジタル大辞泉
- 歌舞伎舞踊「舌出し三番」の異称。
だいさん‐せかい【第三世界】
- デジタル大辞泉
- アジア・アフリカ・ラテンアメリカなどの開発途上国のこと。第二次大戦後の冷戦期に、西側諸国(第一世界)と東側諸国(第二世界)のどちらにも属さ…
だいさん‐ぶんや【第三分野】
- デジタル大辞泉
- 保険業法で規定する分類の一つで、生命保険業(第一分野)と損害保険業(第二分野)のどちらの保険会社でも取り扱うことのできる分野。医療保険・傷…
したさき‐さんずん【舌先三寸】
- デジタル大辞泉
- 口先だけでうまく相手をあしらうこと。また、その言葉。舌三寸。「舌先三寸で金をだまし取る」[補説]文化庁が発表した平成23年度「国語に関する世論…
した‐さんぶぎょう〔‐サンブギヤウ〕【下三奉行】
- デジタル大辞泉
- 江戸幕府の作事奉行・普請奉行・小普請奉行の三奉行のこと。ともに修営のことをつかさどった。
しゃくさん‐もめん【尺三木綿】
- デジタル大辞泉
- 鯨尺で幅1尺3寸(約49.3センチ)の厚地の白木綿。もと、台湾向けなどに愛知県・奈良県で織られた。
じゅうさん‐がね〔ジフサン‐〕【十三鐘】
- デジタル大辞泉
- 奈良の法相宗ほっそうしゅう菩提院で、明け七つ(午前4時頃)と暮れ六つ(午後6時頃)の時に、両方の時の数を合わせて13ついた鐘の音。13歳で鹿殺し…
じゅうさん‐ぶつ〔ジフサン‐〕【十三仏】
- デジタル大辞泉
- 年忌追善に際し、初七日から三十三回忌までの13回に配当して供養する仏・菩薩ぼさつ。南北朝時代に成立した信仰。
じゅうさん‐もんぜき〔ジフサン‐〕【十三門跡】
- デジタル大辞泉
- 13の主要な門跡寺院。天台宗の輪王寺・妙法院・聖護しょうご院・照高院・青蓮しょうれん院・梶井宮かじいのみや(三千院)・曼殊まんじゅ院・毘沙門…
じゅうさん‐り〔ジフサン‐〕【十三里】
- デジタル大辞泉
- 《「栗(九里)より(四里)うまい」のしゃれ》さつまいも。また、焼き芋。
しょう‐さんさい〔セウ‐〕【小三災】
- デジタル大辞泉
- 仏語。3種の災厄。→三災
みちとせ【三千歳】[歌舞伎舞踊]
- デジタル大辞泉
- 歌舞伎舞踊。清元。本名題「忍逢春雪解しのびあうはるのゆきどけ」。河竹黙阿弥作詞、2世清元梅吉(清元お葉とも)作曲。明治14年(1881)東京新富座…
みっか‐ねつ【三日熱】
- デジタル大辞泉
- マラリアの一種。三日熱マラリア原虫の感染によるもので、発熱発作は48時間ごとに起こる。熱帯から温帯にみられ、日本でもかつてみられた。おこり。
みつとうげ‐やま〔みつたうげ‐〕【三ツ峠山】
- デジタル大辞泉
- 山梨県南東部にある山。標高1785メートル。山頂南側に高さ150メートルの岩壁があり、ロッククライミングの練習場として知られる。山頂が三つの峰に分…
みつば‐つつじ【三葉躑=躅】
- デジタル大辞泉
- ツツジ科の落葉低木。関東・中部地方の山地に自生。葉は菱形に近い卵形で、枝先に3枚ずつつく。4、5月ごろ、葉の出る前に紫色の漏斗状の花を横向きに…
さんがい‐ぶし【三階節/三界節】
- デジタル大辞泉
- 新潟県柏崎地方の民謡。盆踊り歌。のち「米山よねやまさんから雲が出た」の歌い出しで、座敷歌として流行。曲名は、同じ文句を3回繰り返すからとも、…
さん‐ききょう〔‐キケウ〕【三奇橋】
- デジタル大辞泉
- 日本の橋のうち、構造が変わっていて珍しい三つの橋。特に、山口県岩国川の錦帯きんたい橋、山梨県桂川の猿橋さるはし、富山県黒部川の愛本あいもと…
さん‐くにち【三九日】
- デジタル大辞泉
- 「みくにち」に同じ。
さんにん‐ごし【三人×輿】
- デジタル大辞泉
- 三人で担ぐ輿。
さんぱい‐きゅうはい〔‐キウハイ〕【三拝九拝】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)1 三拝の礼と九拝の礼。2 何度もお辞儀をすること。「三拝九拝して金を借りる」3 手紙文の末尾に書いて、きわめて厚い敬意を表す語。…
さんばん‐せ【三番瀬】
- デジタル大辞泉
- 《「さんばんぜ」とも》東京湾の最奥部、千葉県浦安市・市川市・船橋市・習志野市の沖合に広がる干潟および浅瀬。面積約1800ヘクタール。アサリやノ…
さんばん‐だいこ【三番太鼓】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代、大坂新町の遊郭で、大門を閉める合図の太鼓。限りの太鼓。
さんぴん‐やっこ【三▽一▽奴】
- デジタル大辞泉
- 「三一侍さんぴんざむらい」に同じ。
さんぶつせい【三仏斉】
- デジタル大辞泉
- ⇒シュリービジャヤ
さんぼん‐からかさ【三本▽傘】
- デジタル大辞泉
- 紋所の名。3本の開いた傘を、柄を中心にして丸くかたどったものと、開いた1本の傘に閉じた2本の傘を組み違えの形で囲むものとがある。
さんぼん‐ばし【三本橋】
- デジタル大辞泉
- 《Tromostovje》スロベニアの首都リュブリャーナを流れるリュブリャニツァ川に架かる橋。新市街と旧市街を結ぶ小さな橋でリュブリャーナのシンボルと…
さんまい‐め【三枚目】
- デジタル大辞泉
- 1 歌舞伎の役柄で、道化方どうけがたのこと。看板や番付で3番目に名が書かれたところからいう。転じて、演劇・映画などでこっけいな役をする俳優。…
三石[町]【みついし】
- 百科事典マイペディア
- 北海道中南部,三石郡の旧町。日高本線が通じる。太平洋に注ぐ三石川,鳧舞(けりまい)川の流域を占め,米作,野菜栽培,軽種馬,肉牛飼育,コンブ採…
名古屋山三【なごやさんざ】
- 百科事典マイペディア
- 桃山時代のかぶき者。山三郎とも。蒲生氏郷の小姓として仕え,のち浪人したが美男として浮名をながし,出雲のお国の愛人となってお国歌舞伎の演出家…
十三仏 じゅうさんぶつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 死者の追善供養(くよう)で初七日から三十三回忌までの13回の法事に、本尊とされる13の仏(ぶつ)・菩薩(ぼさつ)。十王信仰などと関係して室町時代ごろ…
三国演義 (さんごくえんぎ) Sān guó yǎn yì
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,明初の羅貫中(らかんちゆう)が著した俗語の長編小説。もとの題は《三国志通俗演義》で,三国時代(169-280)の史実に潤色を加えた歴史小説で…
三国同盟 (さんごくどうめい) Triple Alliance Dreibund[ドイツ]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1882年から1915年まで存続したドイツ,オーストリア・ハンガリー,イタリア間の秘密軍事防御同盟。英仏露三国協商と対立し,第1次世界大戦の一方の陣…
三酸化硫黄 (さんさんかいおう) sulfur trioxide
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学式SO3。二酸化硫黄と酸素を白金アスベストを触媒として燃焼させて得る。濃硫酸を五酸化二リンとともに蒸留するか,発煙硫酸,硫酸水素ナトリウム…
三帝同盟 (さんていどうめい) Dreikaiserbündnis[ドイツ]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1870,80年代,ドイツ,オーストリア,ロシア3国の皇帝の間に結ばれた同盟。普仏(独仏)戦争後ヨーロッパの現状維持をはかるビスマルク外交の一環と…
三度笠 (さんどがさ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 菅笠(すげがさ)の一種。江戸時代に三度飛脚が用いたのでこの名がある。はじめて三度笠が用いられたのは貞享年間(1684-88)といわれ,寛延・宝暦(…
三殿台遺跡 (さんとのだいいせき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 横浜市磯子区岡村にあり,縄文時代から古墳時代にかけての台地上の集落遺跡。1959-61年に台地上全面が約1万m2にわたって発掘され,縄文時代8戸,弥生…
三ノ鼓 (さんのつづみ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 雅楽の打楽器。三鼓とも書く。胴の中央がくびれた砂時計型の締太鼓(胴の両側に革を調緒(しらべお)で締めてある)。革面の直径約42cm,胴長約45cm…
三別抄 (さんべつしょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 朝鮮の高麗時代,武人政権期の軍隊。左・右夜別抄,神義軍の3部隊から成る。〈別抄〉は,元来,戦時に臨時に勇猛な者を選抜し組織した軍隊の意。崔氏…
三辺測量 (さんぺんそくりょう) trilateration
- 改訂新版 世界大百科事典
- 測量に用いる基準点の水平位置を決定するには,既に位置のわかっている基準点との相対的な位置関係を知ることが必要である。このためには基準点を頂…
三法司 (さんほうし) sān fǎ sī
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,司法関係の三官庁の併称。唐代では刑部(いわば法務省),御史台(いわば検察庁),大理寺(いわば最高裁判所)を三司と称し,重大事件はこの…
三交不動産
- 日本の企業がわかる事典2014-2015
- 正式社名「三交不動産株式会社」。英文社名「Sanco Real Estate Co., Ltd.」。不動産業。昭和30年(1955)「株式会社三重会館」設立。同39年(1964)旧「…
三立興産
- 日本の企業がわかる事典2014-2015
- 正式社名「三立興産株式会社」。英文社名「SANRITSU KOSAN Co., Ltd.」。卸売業。昭和21年(1946)創業。同23年(1948)設立。本社は名古屋市熱田区神宮…
三次ピオーネ
- デジタル大辞泉プラス
- 広島県三次市で生産されるピオーネ種のブドウ。粒が大きく糖度が高い。地域団体商標。
えちぜんさんもんと【越前三門徒】
- 改訂新版 世界大百科事典
おおしま【大島(三重)】
- 改訂新版 世界大百科事典
けいざい‐さんだんたい【経済三団体】
- デジタル大辞泉
- 日本経済団体連合会(経団連)・日本商工会議所(日商)・経済同友会の3団体を指す。[補説]経団連は大企業を中心とする団体で、政財界に大きな影響力…
さん‐てん‐いちいち【三・一一】
- デジタル大辞泉
- 東日本大震災・福島第一原発事故が発生した平成23年(2011)3月11日をさす。
やくし‐さんぞん【薬師三尊】
- デジタル大辞泉
- 薬師如来と、その脇侍きょうじの日光菩薩・月光菩薩の総称。