五三桐 (通称) ごさんのきり
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題楼門五山桐初演寛政12.2(江戸・市村座)
江戸三座 えどさんざ
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸時代,江戸の歌舞伎劇場中村座(初め猿若座)・市村座(初め村山座)・森田座の3座をいう。幕府は歌舞伎取締りのため,1714年以後明治に至るま…
淡海三船 おうみのみふね
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 722〜785奈良時代の文人(学者)大友皇子の曽孫。文章博士・大学頭などを歴任。石上宅嗣 (いそのかみのやかつぐ) とともに当代第一の文人と称された…
三酸化ウラン サンサンカウラン uranium trioxide
- 化学辞典 第2版
- 酸化ウラン(Ⅵ)ともいう.UO3.[同義異語]酸化ウランの【Ⅴ】
三塩化チタン サンエンカチタン titanium trichloride
- 化学辞典 第2版
- [同義異語]塩化チタンの【Ⅱ】
どくしょ‐さんとう(‥サンタウ)【読書三到】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 書物を読んで真意を悟るには、目でよく見、口で朗読し、心で会得するという、三者専一の熟読に到るべきだということ。読書の三到。
ふしみ‐さんずん【伏見三寸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ふしみさんずん(伏見三寸)の葛籠[初出の実例]「葛籠(つづら)〈略〉小者名二伏見三寸一、民家嫁婦必用之衣籠也」(出典:和漢三才図会…
みっか‐はっと【三日法度】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「みっかばっと」とも ) 実行し難い制令や禁令をあざけっていう語。転じて、ききめの薄いことや物をあざけっていう語。[初出の実例]「…
みっか‐やみ【三日病】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 咳嗽、発熱を伴い、短時日で軽快する流行病。流行性感冒か。三日事。[初出の実例]「毎レ人悩乱。世号二之三日病一云々」(出典:吾妻鏡‐寛…
みつば‐ぐさ【三葉草】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① セリ科の多年草。本州中部以西・四国・九州の山地に生える。高さ〇・六~一メートルになる。根葉は広心臓形、上葉は三つに全裂してミツ…
みつば‐つつじ【三葉躑躅】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ツツジ科の落葉低木。本州の関東、東海道、近畿の山地に生え、庭木ともする。高さ約二メートル。枝を車輪状に出す。葉は枝先に三個ずつ輪…
みます‐もぐさ【三升艾】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、看板に市川団十郎の家紋の三升をつけて売った切り艾。三升。団十郎艾。さんしょうもぐさ。
みよし‐しょうらく【三好松洛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸中期の浄瑠璃作者。元文元年(一七三六)から竹本座の作品に関与し、竹田出雲父子、並木千柳らと合作した。晩年は、近松半二の「後見」の位置に…
みわ‐しんとう(‥シンタウ)【三輪神道】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神道流派の一つ。鎌倉末期に大和国(奈良県)三輪の平等寺慶円(きょうえん)上人が三輪明神から伝えられ、あるいは長谷寺観音から慶円上人…
まつむら‐じんぞう【松村任三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 植物学者。茨城県出身。幼名辰次郎。理科大教授、東大植物園長。わが国の植物と欧州植物の比較研究を行ない、日本の植物の分類学に貢献。本草学にも…
みかづき‐じょろう(‥ヂョラウ)【三日月女郎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 三日月[ 一 ]①は、すぐに姿を消してしまうところから ) 最初ちょっと客に姿をみせただけで、それ以後、現われない遊女。三日月。[初出…
みかづき‐まゆ【三日月眉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三日月形をしている眉。古くから美しい眉とされている。[初出の実例]「桃紅色の自慢の三日月眉が」(出典:黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉…
みくに‐ぶし【三国節】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 越前国(福井県)三国港に発祥し、北陸地方一帯に盆踊唄として行なわれる民謡。宝暦年間(一七五一‐六四)、三国神社建立の際に地堅めの…
かない‐さんしょう【金井三笑】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸中期の歌舞伎狂言作者。通称、金井筒屋半九郎。別号、与鳳亭。江戸中村座の帳元から狂言作者となる。宝暦から寛政(一七五一‐一八〇一)にかけて…
かた‐みっか【肩三日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かた」は「肩入れ」で、ひいきにすること ) 京坂地方の遊里で、正月の元日から三日までの三が日。この三が日は、遊妓や幇間(ほうかん…
とう‐さんやく【党三役】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 政党で、三つの重要な役職の総称。また、その人。自由民主党では、幹事長・総務会長・政務調査会長をいう。
やくし‐さんぞん【薬師三尊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 薬師如来および左の脇士日光菩薩と右の脇士月光菩薩の総称。
りょうさん‐にち(リャウサン‥)【両三日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 二、三日。二、三日中。[初出の実例]「此両三日為レ労二小恙一、閑二居蓬戸一隔二面談一之故」(出典:明衡往来(11C中か)上本)「遠し…
ろうどう‐さんぽう(ラウドウサンパフ)【労働三法】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 労働に関する三つの基本法である、労働組合法・労働関係調整法・労働基準法の総称。[初出の実例]「憲法のこれらの規定にもとづいて、〈略…
ご‐さんきょう(‥サンキャウ)【御三卿】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 「ご」は接頭語 ) 徳川将軍家の一族。田安、一橋、清水の三家。一説に官位が八省の卿(かみ)に叙任される慣例から三卿という。田安は八代将軍吉宗の…
ごとう‐さんさく【後藤三作】
- 精選版 日本国語大辞典
- 後藤家彫の作者のなかで、名人といわれる初代祐乗、二代宗乗、三代乗真の三名。また、その作品。
げんがく‐さんじゅうそう(‥サンヂュウソウ)【弦楽三重奏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三つの弦楽器だけによる室内楽重奏。編成は普通、バイオリン、ビオラ、チェロ各一。
こうさん‐じ(カウサン‥)【耕三寺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 広島県豊田郡瀬戸田町にある浄土真宗本願寺派の寺。山号は潮声山。昭和一二年(一九三七)鉄工業者の金本耕三が母への供養のため創建。堂舎はすべて…
こうしん‐さんえん(カウシンサンヱン)【庚申三猿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 庚申待ちの祭神、青面金剛(しょうめんこんごう)の前に置かれた、見ざる・聞かざる・言わざるの意を表わす三匹の猿の像。
ピアノ‐さんじゅうそう(‥サンヂュウソウ)【ピアノ三重奏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 室内楽の一つ。ピアノとバイオリン・チェロによる三重奏。また、その曲。ピアノトリオ。
じゅうさん‐かい(ジフサン‥)【十三階】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 古代の位階制度の一つ。推古朝の冠位十二階に次いで、大化三年(六四七)に定められ、同五年まで行なわれた。大織・小織・大繍・小繍・大…
じゅうさん‐めいか(ジフサン‥)【十三名家】
- 精選版 日本国語大辞典
- 弁官・蔵人頭などを経て、大納言までのぼり得る家格をもつ名家の中の主要な一三家。日野・広橋・烏丸・柳原・竹屋・裏松・甘露寺・葉室・勧修寺・万…
じゅうさん‐もんぱ(ジフサン‥)【十三門派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 日本の禅宗の一三の宗派。臨済宗の建仁寺・永源寺・建長寺・東福寺・円覚寺・南禅寺・大徳寺・妙心寺・天龍寺・相国寺・仏通寺・万福寺…
さんそく‐どき【三足土器】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三つの脚をもつ土器。先史・原史の遺跡から出土。のち青銅製になって非実用の儀器になった。中国古代の鬲(れき)は三本の袋状の脚をもつ煮…
さんだん‐ぎれ【三段切】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 連歌、俳諧の発句で、一句のうち三か所が名詞で区切られること。のちには、一句が三段に切れる切れ方をさすようになった。三名切(みなぎ…
さんだん‐め【三段目】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 五段形式の浄瑠璃の第三番目の段。一曲中もっとも重要な語り場。ほとんど義理と人情のからみ合った悲劇的場面が設けられる。転じて、大…
さんだん‐ろんぽう(‥ロンパフ)【三段論法】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 二つの前提命題から一つの結論命題を導く論理的推理をいう。たとえば、「すべての人間は動物である」「A氏は人間である」「故にA氏は動…
さん‐ちょうさい(‥チャウサイ)【三長斎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「さんちょうさいがつ(三長斎月)」の略。〔法苑珠林‐八八〕
さんちょう‐せい(サンチャウ‥)【三長制】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国、南北朝時代、北魏での地方行政制度の一つ。戸籍・税制の整備のため、五家を隣、五隣を里、五里を党として、それぞれ隣長、里長、党…
さんとう‐こく【三等国】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 国際的にみて力のない国々の俗称。
さんとう‐しゃ【三等車】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鉄道の客車等級の一つ。一般用客車が三等級制だった時代の最下等の車両。車体両側中央に赤帯で標示。国鉄(現JR)では昭和三五年(一九…
さんとう‐とうだい【三等灯台】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 灯台の等級中、第三等級の灯台。その使用する折射ガラスの焦点距離は、大型は五〇〇ミリメートル、小型は三七五ミリメートルのもの。
第三軌条 だいさんきじょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →地下鉄
東三省 とうさんしょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国東北地区、遼寧(りょうねい)、吉林(きつりん)、黒竜江の三省の総称。清(しん)代から民国初期にかけて称した。[編集部][参照項目] | 東北
三野村利左衛門 みのむらりざえもん (1821―1877)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 幕末・明治初期の三井家の大番頭。父関口松三郎は庄内(しょうない)藩士の三男であったが、浪人して諸国を流浪したので、利左衛門も辛酸をなめた。19…
三増峠 みませとうげ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 神奈川県愛甲(あいこう)郡愛川町と相模原市(さがみはらし)緑(みどり)区の境界にある峠。標高317メートル。峠の南麓(なんろく)は1569年(永禄12)甲斐…
三輪神道 みわしんとう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 奈良県三輪山麓(さんろく)の大神(おおみわ)神社の縁起(えんぎ)を基として形成された神道の一派。真言(しんごん)宗系の両部(りょうぶ)神道の一つで三…
村方三役 むらかたさんやく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 江戸時代の村役人で、名主(なぬし)(庄屋(しょうや))、組頭(くみがしら)(年寄(としより)、長百姓(おとなびゃくしょう))、百姓代(ひゃくしょうだい…
望月三英 もちづきさんえい (1697―1769)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 江戸中期の漢方医。讃岐(さぬき)国(香川県)丸亀(まるがめ)藩医雷山(1661―1742)の子。名は乗、字(あざな)は君彦、鹿門(ろくもん)と号した。三英は…
依田勉三 よだべんぞう (1853―1925)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 明治初期の北海道開拓者。嘉永(かえい)6年5月15日伊豆国(静岡県)の豪農の三男に生まれる。幼少より漢学を修め、のち上京して慶応義塾に学んだ。こ…