電子たばこ でんしたばこ electronic cigarette; e-cigarette
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 従来のたばこの代替として考案された電子喫煙機器。Eシガレットとも呼ばれる。2003年中国人薬剤師によって考案された。加熱装置を作動させると,ニコ…
産業公害【さんぎょうこうがい】
- 百科事典マイペディア
- 産業活動に伴い,相当な範囲にわたり発生する大気汚染,騒音,振動,地盤沈下,悪臭によって,人の健康や生活環境に生じる被害。典型的な産業公害と…
二硫化炭素 (にりゅうかたんそ) carbon disulfide
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学式CS2で表される化合物。無色の液体であるが,不純物を含むものはいくぶん黄色を呈し,特異な不快臭をもつ。沸点が46.262℃と低く,揮発性のうえ…
労働衛生 ろうどうえいせい industrial hygiene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 労働者の健康と安全の確保に関する研究および実践活動。人間が生活に必要な諸財貨を生産する産業活動において、人々は労働者としてさまざまな労働に…
アクリル絵の具 あくりるえのぐ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アクリル樹脂のエマルジョン(乳化液)を練り合せ材(メディウム)に用いた絵の具で、アクリル絵の具と通称されるが、正しくはアクリル・ポリマー・…
ポリクロロビフェニル ポリクロロビフェニル polychlorobiphenyl
- 化学辞典 第2版
- 略称PCB.ポリ塩素化ビフェニルともいう.一般には,ビフェニルC12H10の塩素置換体,すなわちC12ClxH10-xの化学式で表される物質の混合物をさす.C1…
ドライヤー drier
- 改訂新版 世界大百科事典
- 一般には乾燥器(ヘアドライヤーなど)や乾燥剤(塗料,インキなどの硬化乾燥を促進させるために用いる工業薬品)のことだが,ここでは後者について…
ナフサ分解 なふさぶんかい naphtha cracking
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- エチレンを主とする石油化学工業原料の製造を目的としたナフサの高温熱分解法。原料にはおもに軽質ナフサを用い、温度約840~920℃、滞留時間0.03~0.…
セルロース繊維 せるろーすせんい cellulose fiber
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- セルロースをもとにした繊維の総称。衣料やインテリア向けの糸、綿火薬、各種の紙やフィルターの原材料として使われている。綿などの種子毛繊維、リ…
掃除 そうじ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 快適な生活をするため、ちりを取り除いて住まいの内外を清潔にすること。また持ち物の整理や家屋の手入れのほか、室内を趣味よくしつらえて、子供の…
樹液 じゅえき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 植物の樹皮を傷つけたとき、そこからしみ出してくる液体をいう。樹液には、維管束に含まれる物質のほかに、特殊な分泌組織から分泌される樹脂、乳液…
活性炭 かっせいたん active carbon
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 色素やガスなどに対して強い吸着能を有する黒色をした炭素質物質。無定形ないしは微結晶状の炭素からできており、直径が50ナノメートル以下の細孔の…
脱脂大豆 だっしだいず
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 脱脂処理大豆ともいう。ダイズに含まれる脂肪を取り除いたもの。種皮付きのものと、脱皮したものがある。大豆油製造の際の副産物で、大豆油かす、大…
オイルサンド おいるさんど oil sand
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 粘稠(ねんちゅう)な炭化水素類を含む砂のことをいう。以前はタールサンドとよばれていたが、炭化水素の成因および性状が有機物の熱分解により生成す…
金属表面処理 きんぞくひょうめんしょり metal finishing
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 金属材料の表面に加工を施して、金属の耐食性などを向上させたり、新たな性質や機能を与える方法の総称。金属材料の化学的あるいは物理的性質はその…
農薬【のうやく】
- 百科事典マイペディア
- 農林生産物を害する病原菌,昆虫,ダニ,線虫,ネズミ,その他の動植物やウイルスの防除に用いる薬剤の総称。植物生長調節剤を含む。用途に応じて殺…
アセト酢酸エチル アセトサクサンエチル ethyl acetoacetate
- 化学辞典 第2版
- C6H10O3(130.14).CH3COCH2COOC2H5.酢酸エチルにナトリウムを作用させて蒸留するか,エタノールとジケテンから酸塩基触媒の存在下で合成される. …
きゅうせいちょうかんまくどうみゃくへいそくしょう【急性腸間膜動脈閉塞症】
- 家庭医学館
- 腸間膜動脈(ちょうかんまくどうみゃく)というのは、腸の血流をあずかる血管です。これが急につまる(閉塞(へいそく))と腸の血流が停止します…
剤 常用漢字 10画 (旧字)劑 16画
- 普及版 字通
- [字音] ザイ・サイ[字訓] わりふ・くすり[説文解字] [その他] [字形] 会意旧字は劑に作り、齊(斉)(せい)+刀。齊はの省文。は方鼎。劑はの側面に銘…
印刷インキ いんさついんき printing ink
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 印刷に使われるインキの総称。顔料(がんりょう)をビヒクル(ビークル)vehicle(媒質または展色料(てんしきりょう)ともいう)といっしょに十分練り合…
染料工業 せんりょうこうぎょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 染料は天然染料と合成染料に二大別されるが、今日染料工業という場合は合成染料を製造する工業をさしている。染料工業は典型的な多品種少量生産で、…
高炉 こうろ blast furnace
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 製鉄用溶鉱炉。高炉はドイツ語 Hochofenの直訳で巨大な竪形炉の特長をよく示している。 15世紀ライン地方に始り,短期間に全ヨーロッパ,イギリスに…
無煙火薬 むえんかやく smokeless powder
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 発射薬のうちニトロセルロース、ニトログリセリンなどを主剤とする火薬をいう。黒色火薬と異なり、発砲の際に煙が少ないので無煙火薬とよばれるよう…
ブタンジオール ブタンジオール butanediol
- 化学辞典 第2版
- C4H10O2(90.12).ブチレングリコールともいう.ブタンの二価アルコールで,ヒドロキシ基の位置により4種類の異性体がある.【Ⅰ】1,4-ブタンジオール…
水素化脱硫 (すいそかだつりゅう) hydrodesulfurization
- 改訂新版 世界大百科事典
- 硫黄化合物を水素化分解して除去するプロセス,とくに石油中の硫黄分の除去のためのプロセスをいう。石油中の硫黄化合物は,石油製品の臭気や色相安…
薬物依存 やくぶついぞん Drug addiction (こころの病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 薬物依存を引き起こす薬物は表7に示すように、中枢神経系を興奮させたり抑制したりして、「こころ」のあり方を変える作用をもっていま…
フーゼル油 (フーゼルゆ) fusel oil
- 改訂新版 世界大百科事典
- アルコール発酵の際,酵母によりエチルアルコールに随伴して微量に生成される炭素数3~5のアルコール類およびそのエステルを主成分とする混合物の総…
香料植物 こうりょうしょくぶつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 揮発性の芳香成分を多量に含み、香料の原料となる植物をいうが、食品・菓子・飲料に加えて味覚を刺激する香辛料植物とは区別される。また、よい香り…
メントール めんとーる menthol
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 単環性モノテルペンアルコールの代表的なもの。一般に、メントールといえば、はっか油から得られるl-メントール(はっか脳)をさすが、化学的には12…
やくぶつらんようによるこころのびょうきやくぶついぞん【薬物乱用による心の病気(薬物依存) Drug Dependence】
- 家庭医学館
- [どんな病気か] 薬物をくり返し乱用してやめられなくなる場合を薬物依存(やくぶついぞん)といいます。薬物依存は、依存する薬物の種類により、…
ナイロン nylon
- 改訂新版 世界大百科事典
- ナイロンは人類が最初に工業生産した合成繊維である。1930年代初頭,高分子説が認められたが,それを合成面から確立したのがアメリカのW.H.カロザー…
感圧複写紙 かんあつふくしゃし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 広義には筆記圧によって複写をとることが可能な加工紙で、カーボン紙とノーカーボン紙をさすが、狭義にはノーカーボン紙をさす。ノーカーボン紙は、…
マニキュア manicure
- 改訂新版 世界大百科事典
- 手の指のつめを美しくみせる化粧。本来,マニはラテン語manusで手,キュアは同じくcuraで手入れの意味である。つめの外皮(甘皮)を軟らかくして取り…
セルロイド celluloid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ニトロセルロースとショウノウ(カンファー)から生成された,史上初のプラスチック素材。1860~70年代に開発され,水や油,希酸に強く,彩色でき,…
爪甲剥離症 そうこうはくりしょう Onycholysis (皮膚の病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 爪甲が爪床(そうしょう)から離れて浮き上がった状態ですが、爪甲は脱落しません。なお、本項では爪の解剖用語を用いるので、図104を参…
シックハウス症候群 (中毒と環境因子による病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- 室内の微量な汚染化学物質に敏感に反応して、集中力の低下、不眠、視力障害、だるさ、頭痛、関節痛、咽頭痛、筋肉痛、微熱、腹痛など極めて多くの…
石炭化学 せきたんかがく coal chemistry
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 石炭の化学的な性質、化学構造、物理化学的特性を研究し、さらにその成果を石炭の有効利用技術開発に応用するための学問領域をいう。すなわち、石炭…
フロン
- 百科事典マイペディア
- 冷媒,溶剤,噴霧剤などに使われるメタン,エタンなどのフッ素置換体の総称で,日本における慣用名。最初米国デュポン社からフレオンの商品名で製品…
カゼイン casein
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 種類 製法 用途乳に含まれている主要なタンパク質でリン酸を結合している。牛乳は約2.5%のカゼインを含んでいる(乳中タンパク質の約8…
脱硫 ダツリュウ desulfurization
- 化学辞典 第2版
- 一般に,種々の物質から硫黄原子または硫黄化合物を脱離,除去することをいうが,狭義には,気体または液体燃料,とくに大気汚染の防止を主目的とし…
石油 せきゆ petroleum
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 天然に産する炭化水素を主成分とする可燃性物質の総称。広義には,可燃性天然ガスや液体の原油,固体のアスファルトを含むが,狭義には原油だけをさ…
フロン Flon
- 改訂新版 世界大百科事典
- 炭化水素のフルオロ置換体であるフルオロカーボン類fluorocarbonに対する日本でのみ用いられている総称名。フレオンFreoon(デュポン社の商品名)と…
ピリジン ぴりじん pyridine
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 6員環内に窒素原子1個を含む複素環式化合物の代表的なものの一つ。ベンゼンC6H6の一つの炭素原子を窒素で置き換えた構造であるので、ベンゼンと同じ…
メタノール めたのーる methanol
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- もっとも簡単な構造のアルコール。メチルアルコールともいう。古くは木材の乾留によって得られる木酢(もくさく)液から得ていたので木精(もくせい)と…
変性アルコール へんせいあるこーる denatured alcohol
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 少量の変性剤を加えたエタノール(エチルアルコール)をいう。変性剤を加えることで飲用できないようにして酒税(アルコール事業法の加算額)の対象…
絵の具 えのぐ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 絵を描くための彩色材料。有彩色、無彩色を問わず、彩色しようとする物(板、布、紙などの基底材)の表面に塗ると、そこに定着し、色をもつ物質の層…
液化石油ガス (えきかせきゆガス) liquefied petroleum gas
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 製法 用途略称LPG。俗にプロパンガスともいう。炭素数3あるいは4の脂肪族炭化水素であるプロパンC3H8,プロピレンC3H6,ブタンC4H10,ブ…
ヘキサフルオロケイ酸(塩) ヘキサフルオロケイサンエン hexafluorosilicic acid(hexafluorosilicate)
- 化学辞典 第2版
- 酸:H2SiF6(144.09).ケイフッ化水素酸(hydrosilicofluoric acid),フッ化ケイ酸(fluorosilicic acid)ということもある.SiO2とHFとの反応や,SiF4と…
薬物依存症 やくぶついぞんしょう drug dependence
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 特定の薬物を常用している結果として習慣性、嗜癖(しへき)性を生ずるものを一括して依存性薬物といい、それらによっておこる精神的、身体的変化に伴…
かんきょうとけんこうのかかわり【環境と健康のかかわり】
- 家庭医学館
- ◎環境起因性健康障害(かんきょうきいんせいけんこうしょうがい)とは 人間は、生活のために環境に影響を与え、同時に周囲の環境に適応しながら生…