ニトロアニリン ニトロアニリン nitroaniline
- 化学辞典 第2版
- nitrobenzeneamine.C6H6N2O2(138.13).C6H4(NO2)(NH2).o-,m-,p-ニトロアニリンの3種類の異性体がある.o-ニトロアニリンとp-ニトロアニリンは,…
安全弁 (あんぜんべん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →バルブ
ぜん‐ぜん【漸染】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ぜんせん」とも ) だんだんとしみこむこと。徐々に浸透すること。[初出の実例]「習慣如二天性一、漸染難二磨淬一」(出典:童子問(17…
ぜん‐ぜん【漸漸】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「に」を伴って用いることもある ) 順次に。段々と。徐々に。[初出の実例]「山疑小雪微々積 水誤新氷漸々生」(出典:菅家文草(9…
【喘喘】ぜんぜん
- 普及版 字通
- 息切れしてあえぐ。〔荘子、大宗師〕俄(には)かにして子來にり、喘喘然として將(まさ)に死せんとす。其の妻子、(めぐ)りて泣く。子犁きて之れを問う…
エル‐エー‐エス【LAS】[linear alkyl benzenesulfonic acid]
- デジタル大辞泉
- 《linear alkyl benzenesulfonic acid》リニアアルキルベンゼンスルホン酸。ソフト型イオン性合成洗剤。汚れを落とすのに重要な界面活性剤の一種。成…
マレイン酸【マレインさん】
- 百科事典マイペディア
- 化学式はC4H4O4。無色の結晶。融点133〜134℃。水,エタノールに易溶。160℃で沸騰して無水マレイン酸と水になる。フマル酸の幾何異性体に当たり,アル…
マイヤー
- 百科事典マイペディア
- ドイツの有機化学者。ブンゼン,A.v.バイヤーに学び,諸大学の教授を歴任,1889年ハイデルベルク大学教授。分子量の蒸気密度測定法を改良(ビクトル…
クマリン
- 百科事典マイペディア
- ベンゼン環にα‐ピロンがついたかたちの化合物。芳香ある無色の結晶。融点71℃。トンカマメの芳香成分で,サクラの葉などにも微量含まれる。工業的には…
バイヤー
- 百科事典マイペディア
- ドイツの有機化学者。ブンゼン,ケクレに学び,1875年ミュンヘン大学教授。有機合成に関する研究を広く行い,1880年天然染料藍(あい)の色素成分であ…
ベンゾキノン
- 百科事典マイペディア
- ベンゼンの水素2個を酸素2個で置換した形の化合物C6H4O2。p‐,o‐の2異性体がある。p‐ベンゾキノンは単にキノンとも。黄色結晶。融点116℃。水に難…
ケクレ
- 百科事典マイペディア
- ドイツの有機化学者。ギーセン大学でリービヒに学び,ガン大学教授,ボン大学教授を歴任。炭素は原子価が4の元素であり互いに結合して連鎖をつくる…
色原体 しきげんたい chromogen
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- クロモゲン発色団を含む化合物 (たとえばベンゼン環に発色団が結合したもの) 。これに,孤立電子対をもち,染色性を与える助色団を導入すると,色が…
無水マレイン酸 むすいマレインさん maleic anhydride
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- マレイン酸の2個のカルボキシル基から,水1分子が除かれた無水酸。融点 52.8℃の無色の結晶。水に溶けてマレイン酸になる。アセトン,クロロホルム,…
ジエチル亜鉛 ジエチルアエン diethylzinc
- 化学辞典 第2版
- Zn(C2H5)2(123.51).亜鉛とヨウ化エチルを窒素下で熱すると生じる.無色の揮発性液体.空気中で発火する.融点-28 ℃,沸点118 ℃.1.2065.エーテル…
フェナントロリン フェナントロリン phenanthroline
- 化学辞典 第2版
- C12H8N2(180.20).フェナントレンの二つのCHをNで置換した化合物で,3種類の異性体が存在する.【Ⅰ】1,7-フェナントロリン:m-フェニレンジアミンま…
カプロラクタム caprolactam
- 改訂新版 世界大百科事典
- ε-アミノカプロン酸NH2(CH2)5COOHのラクタム(-NHCO-結合をもつ環状化合物)。ナイロン6の原料である。ナイロン66とナイロン6はよく似た化学構造…
ピロガロール pyrogallol
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1,2,3-トリヒドロキシベンゼンにあたる。焦性没食子酸ともいう。白色結晶,融点131~133℃,沸点309℃。ゆっくり加熱すると昇華する。水,アルコール…
ジメチルアニリン じめちるあにりん dimethylaniline
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芳香族アミンの一つ。正しくはN,N-ジメチルアニリンという。アニリンに似たにおいのある無色の液体。アニリンにハロゲン化メチルを作用させるか、ア…
ルビジウム
- 百科事典マイペディア
- 元素記号はRb。原子番号37,原子量85.4678。融点38.89℃,沸点688℃。アルカリ金属元素の一つ。1860年ブンゼン,キルヒホフが発見。灰白色のやわらかい…
ジメドン dimedone
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C8H12O2 。5,5-ジメチル-1,3-シクロヘキサジオンのこと。分解点 148~150℃の結晶。水に溶けて弱酸性を示す。アルコール,クロロホルム,ベ…
げん‐ぜん【泫然】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 涙をはらはらと落とすさま。また、涙をこぼして泣くさま。[初出の実例]「撫二芳題一而遙憶不レ覚二涙之泫然一」(出典:…
マレイン酸 (マレインさん) maleic acid
- 改訂新版 世界大百科事典
- シス-1,2-エチレンジカルボン酸のことで,トランス型のフマル酸とは幾何異性の関係にある。融点133~134℃の無色結晶。フマル酸に比べて水に溶けやす…
フェナントレン ふぇなんとれん phenanthrene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 3個のベンゼン環が縮合した芳香族炭化水素。アントラセンと異性体の関係にある。 無色板状結晶で、ベンゼン、エーテルには溶けるがアルコールには溶…
フェロセン ふぇろせん ferrocene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- シクロペンタジエニル環2個が鉄原子をサンドイッチ状に挟んだ構造をもつ有機鉄化合物。メタロセンの代表的なものである。1951年にデュポン社のポーソ…
グレーベ Karl Graebe 生没年:1841-1927
- 改訂新版 世界大百科事典
- ドイツの化学者。染料アリザリン合成の成功により,天然染料から合成染料時代への橋わたしをした。フランクフルト・アム・マインに生まれる。1860年…
うんぜんつつじ【ウンゼンツツジ】
- 改訂新版 世界大百科事典
クロロベンゼン chlorobenzene
- 日中辞典 第3版
- 〈化学〉氯苯lǜběn.
タウンゼンド法(タウンゼンドほう) Townshend Acts
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1767年に制定されたアメリカ植民地に関するイギリスの四つの法律。本国政府の財政収入をふやすために,植民地における関税徴収機構を強化し,また植…
ベンゾキノン ベンゾキノン benzoquinone
- 化学辞典 第2版
- C6H4O2(108.10).ベンゼンジオンともいう.o-(1,2)-およびp-(1,4)-ベンゾキノンの2種類がある.【Ⅰ】o-ベンゾキノン:カテコールをエーテル中,無水…
メチルベンゼン(methylbenzene)
- デジタル大辞泉
- ⇒トルエン
タウンゼンド法 たうんぜんどほう Townshend Acts
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリスのチャタム内閣の蔵相タウンゼンドCharles Townshend(1725―67)によって立案され、1767年にイギリス議会を通過したアメリカ植民地向けの法…
ウンゼンツツジ うんぜんつつじ / 雲仙躑躅 [学] Rhododendron serpyllifolium (A.Gray) Miq.
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ツツジ科(APG分類:ツツジ科)の常緑低木。高さ1、2メートルになり、枝は細くてよく分枝する。葉は互生し、楕円(だえん)形、長さ1~1.8センチメート…
吸熱反応 (きゅうねつはんのう) endothermic reaction
- 改訂新版 世界大百科事典
- 熱の吸収を伴う化学反応をいい,この逆を発熱反応と呼ぶ。大部分の化学反応は後者であるので,発熱量こそ化学反応の推進力と考えられた時代もある。…
アセナフテンキノン アセナフテンキノン acenaphthenequinone
- 化学辞典 第2版
- acenaphtoquinone.C12H6O2(182.18).アセナフテンを酸化すると生成する.黄色の針状晶.融点261 ℃.熱ベンゼン,熱トルエンに可溶.昇華性がある.…
ニトロ
- 小学館 和西辞典
- (ニトロ基) grupo m. nitroニトロ化nitración f.ニトロ化合物nitrocompuesto m.ニトログリセリンnitroglicerina f.ニトロセルロースnitroce…
トロポロン
- 百科事典マイペディア
- 化学式はC7H6O2。非ベンゼン系芳香族化合物の一つ。ヒドロキシトロポンの別名。無色の結晶。融点51〜52℃,沸点70℃(2mmHg)。昇華性。水,有機溶媒に…
ジクロロベンゼン dichlorobenzene
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ベンゼン核に2個の塩素原子がついた構造をとる。3種の異性体が存在するが,そのうち p 体だけが固体で,重要な用途がある。 p- クロロアニリンから…
三千院 (さんぜんいん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 京都市左京区大原にある天台宗の寺。青蓮院,妙法院とともに天台宗三門跡の一つ。もと円徳院,円融院,梶井門跡(かじいもんぜき),梨本坊(なしも…
雲仙岳 (うんぜんだけ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 長崎県島原半島の主部を占める活火山。古くは温泉岳とも書かれ,この呼称で特別名勝に指定されている。主峰普賢岳(標高1359m),平成新山(1483m)…
不完全雇用【ふかんぜんこよう】
- 百科事典マイペディア
- 不完全就業あるいは過少雇用とも。完全雇用にまで達していない雇用水準を指し,労働者が一般の雇用労働者の標準に達しない労働時間・日数などの条件…
アミノベンゼン(aminobenzene)
- デジタル大辞泉
- ⇒アニリン
アンフィンゼン あんふぃんぜん Christian Boehmer Anfinsen (1916―1995)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの生化学者。ペンシルベニア州モネッセンに生まれる。スウォースモア大学、ペンシルベニア大学で学んだのち、1939年にデンマークのコペンハ…
ベンゼンヘキサクロリド
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
塩化ベリリウム えんかベリリウム beryllium chloride
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 BeCl2 。無色ないし淡黄色の潮解性結晶。融点 405℃,沸点 520℃。水によく溶け発熱する。水溶液は強い酸性。アルコール,ベンゼン,エーテル,…
クロロギ酸エステル クロロギさんエステル chloroformic ester
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 普通クロロギ酸エチル ClCOOC2H5 をさす。ホスゲンにエチルアルコールを作用させると生成する。刺激臭のある液体。エチルアルコール,エーテル,ベン…
リコピン lycopene
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C40H50 。成熟したトマトなどに存在する一種のカロテノイド色素。普通 1kgの新鮮な成熟トマトから 0.02gの収量で得られる。深赤色針状晶。エ…
ベンゾフェノン benzophenone
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ジフェニルケトンともいう。化学式 C6H5COC6H5 。塩化アルミニウムを用いて,ベンゼンと塩化ベンゾイルを縮合させて得られる結晶で,2種類ある。安定…
ファラデー
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Michael Faraday マイケル━ ) イギリスの物理学者、化学者。塩素の液化・ベンゼンの発見など化学の分野で業績をあげた後、電磁気学の分野に向かい…
せん‐ぜん【先前・先先】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「せんせん」とも ) さきざき。まえまえ。まえかた。前前(ぜんぜん)。[初出の実例]「命云、先々大臣遅参如レ此者」(出典:御堂関白記‐…